今更ながらふと気が付いたのだが、今の自民党は大きな勘違いをしていると思う。勿論その原因を作ったのは他ならぬ安倍晋三なのだが。
今までだったら二階がこういう発言をしたら安倍の手下である日本会議と統一教会が一生懸命後押ししてくれたのだが、日本会議も統一教会も今やメディアが一挙手一投足を監視している状態で、更に自民党を応援するような事をネットで書き込んでも「統一教会の方ですか?」と言われてしまうのがオチで、今までのような動きができない。そもそもネット上で右翼の拠点となっていたツイッターのアカウントが自民党と関係している事が判って裁判になっているし、自民党は何か情報を発信すればするほど実は負のイメージばかりが広がってしまう状況になっているのだが、二階は安倍晋三がまだ生きていた頃のように日本会議や統一教会が応援してくれて世論を形成してくれると思い込んでいるのではないか?しかしそれは失敗しているわけで岸田政権の支持率のみならず自民党の支持率まで大きく下げているわけで、むしろ余計な事を言わずに黙っていた方が支持率は下がらないはずだが今の自民党議員は過去の成功体験そのままに活動しているのだろう。統一教会と自民党議員の関係について「点検」という言葉で片付けようとしているのもその勘違いが原因では無かろうか?そんな事を何時までもやっているともっと支持率が下がるんだろうがまだやるのかねえ?別にいいけど。
連合傘下の労働組合からも反対意見が出てきたのだがどうするのかねえ?ところで、植草一秀が書いていたのだが統一教会と松下政経塾、富士政治大学校がつながっているという話でそういえば連合のトップは富士政治大学校と関連があり、国葬に出るという元総理大臣の野田は松下政経塾の第一期生で、野田政権はまだ民主党政権の任期があったにもかかわらず解散総選挙に踏み切って惨敗して安倍晋三に政権を譲り渡したという事実がある。全部統一教会つながりと考えると岸田の対抗馬として高市が出てきたのも松下政経塾出身というのもあるのかもしれない。バックには統一教会があり清和会を出ても統一教会の支援があるから安倍晋三が応援についたのかもしれない。野党が次に政権を狙うなら「統一教会支配の脱却」を打ち出すのが一番かもなあ。
しかし意外な国が中国との関係を見直し始めているなあ。まあ中国もリトアニアとの関係が切れてもそれほどダメージは無いだろうが。もっともリトアニアも中国との貿易量が減っているらしいがそれは「シベリア横断鉄道」を使っていたからじゃないのかねえ?もっとも一帯一路を掲げる習近平にとってこの状況は多少見栄えは悪いが。
そういえば岸田政権は「所得倍増」を訴えていなかったっけ?この現実に対してどうするのかねえ?
という事で、また明日。