自民党は今日の国葬で統一教会との関係をこれからも継続する事を世界に示した一日になった。統一教会のためのイベントを開催する自民党の異常さを世界はどう報道するのか?ミャンマーまで招いた日本の外交の異常さをどう説明するのか?自民党と統一教会はこれからも不可分である事を世界に示した外交であり、それは岸田の言葉からも判る。
岸田が安倍晋三の事を「一途な誠の人」という表現をした。恐らく統一教会に対して「一途な誠の人」だったのだろう。国民には嘘をつき続けた事実を知っていてもあえてこの言葉を使ったのは国民には不誠実でも統一教会に対しては誠実だったという意味で使ったのだろう。自民党は何処までも統一教会と一緒に活動する事を約束するために自民党総裁自らがその誓いの式典をやってのけたのだ。今や自民党にとって自民党員とは統一教会の信者であり、それを象徴づけるように国葬の一般参列者はそれほど多くなく、自民党員であっても国葬に参加しない人間の方が圧倒的に多かったはずだ。それは自民党員のための国葬では無く自民党員の中の統一教会の信者のための国葬だったからだ。何万人いるか判らない自民党員の中のごく一部のための政治を自民党はこれからも続けると表明したのが今回の国葬であり党員として金を払っていながら使われるだけの自民党員は何時まで自民党員を続けるのだろうか?今や自民党という政党の活動が霊感商法のようなもんだ。危機を煽って武器を買わせ、経済はボロボロでありながら税金だけは毟り取る。統一教会の手口を政治に応用したのが安倍晋三であり岸田はそれを継承する事を宣言した。文字通り「国を葬る」国葬をやった「国恥記念日」になるだろう。メディアは賛否ばかりを騒ぐが現実はもっと深刻である事を語らない。こちらの方が深刻なのだが。
今回の弔問外交で恐らく唯一の勝者はインドのモディ首相だろう。日本に来たが恐らく裏でアメリカのハリス副大統領と会談しているんじゃなかろうか。先日プーチンと習近平と会談して、その一方で西側諸国との関係も維持したいと思うとこのチャンスでアメリカと接触するはずだ。アメリカだってインドがこれ以上ロシアから武器を買って欲しくないだろうし会談のチャンスがあれば会うだろう。となれば日本は形ばかりの会談で実利は何も無い裏側で大きい話が進んでいるかもなあ。
本当にロシアは制裁に慣れているのだろうか?徴兵で大混乱になっているのに今のロシア人は昔の忍耐強さを維持できているだろうか?日本もそういう意味では忍耐強さを失っているが、ロシアも昔のロシアでは無いと思うのだが。
ここでもウクライナの勝ちだろう。下手にロシアが新兵を動員してウクライナに寝返ったらロシア国内に「ロシア独立共和国」ができてロシアと戦うかも。それこそロシアがウクライナやモルドバにやったロシアの衛星国家と同じものがロシア国内に西側諸国の衛星国家として作られても文句は言えないだろう。ロシア終わったな。
という事で、また明日。