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離散データからグリッドデータ作成(SpatialAnalyst利用)

2013-02-12 20:45:03 | 日記
ポイントデータにおいて値が存在していない箇所の値を予測して処理を行う内挿処理


エクステンションを使ってポイントシェープファイルを内挿補間。
ArcToolbox → [Spatial Analyst] → [内挿] → [IDW] 等を選択。
または、ArcToolbox → [3D Analyst] → [ラスタの内挿] → [IDW] 等の内挿補完ツールを選択。
※なお使用する内挿方法およびセルサイズなどはデータや解析の目的により異なるので、以下のヘルプを参考しユーザが決める。
「内挿法の比較」http://resources.arcgis.com/ja/help/main/10.1/index.html#//009z000000z4000000

上記の方法で出力されるのはラスタデータ。このラスタデータをメッシュポリゴンに変換されたい場合には、以下の方法にて変換が可能。
ArcToolbox → [変換ツール] → [ラスタから変換] → [ラスタ → ポリゴン]
※この際にお使いのラスタが整数型のラスタデータではない場合には、以下の手順にて整数型のラスタに変換。「ラスタをフィーチャに変換」をすると、以下のようなエラーメッセージが出る。

また [ラスタ → ポリゴン]ツールを起動後、パラメータを設定する際に[ポリゴンの単純化]のチェックを外すと、元のラスタデータのセルの形状を維持するので、特にメッシュとして出力したい場合には、こちらにチェックを入れる。なお隣合うセルのセル値が同じ場合には、そのセル同士は1つのポリゴンとなってしまうことがある。このため使っているデータによっては、ラスタからポリゴンに変換するのではなく、ラスタからポイントデータに変換し、あらかじめ作成しておいたインデックスポリゴンとポイントデータを空間結合する方法が現実的な方法かもしれません。この場合には以下の手順で行います。

ラスタデータをポイントに変換されたい場合には、以下の方法にて変換が可能です。
ArcToolbox → [変換ツール] → [ラスタから変換] → [ラスタ → ポイント]
※こちらのツールは小数点型のラスタでもそのまま処理が可能です。

インデックスフィーチャが存在していない場合には、以下の方法で作成。
格子状のインデックスレイヤを作成する場合は、ArcToolbox → [データドリブンページ] → [インデックスフィーチャ(格子状)の作成(Grid Index Features)]ツールを使用。

詳細な設定方法は以下のFAQをご参考ください。
タイル形状(格子状)ポリゴンの作成方法(ArcGIS 10.x)

上記の3で作成したインデックスポリゴンとラスタから作成したポイントを空間結合。コンテンツウィンドウでインデックスポリゴン名を右クリックし、[属性の結合とリレート] → [結合]をクリック。
[結合]ダイアログで以下のように設定します。
[このレイヤへの結合対象は]:[空間的位置関係に基づき...]
[結合対象レイヤ]:[ラスタから変換したポイント]
[結合オプション]:[各ポリゴンの属性テーブルに、そのポリゴン内に含まれるポイント...]にチェックを入れて、任意の集計方法を指定。(平均など)

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