プレーオフ 白番
白42まで
15は初見(B5なら見た覚えがある)です。16~20で細かく手を進めて
白悪くはないと思いました。
24はB3として、F3とC7を見合いにする手も考えられます。
26は黒C7と来る前に打ちたい手です。30ではA3,C7,F2でかなり迷いましたが
天王山のC7を先に埋めた方が良かったようです。
黒が単純に左辺を取りに行くわけもなく、結局A3は少し甘い手でした。
34はH4→G5→H6→H5→H3として右辺に爆弾を仕掛けて偶数理論頼みの
局面に持っていく展開もありました。
41でE8→F8→G8とすると次に白E1とされアウトですが、黒がG8ではなく
G7とすれば、逆偶数に持ち込み得る難しい展開になるところでした。
43はG7を予想し、白E8とすれば黒はG8に打てないのでG1とする他なく
以降D1→B1→G2→H1→H2→H7→H8となって、偶数理論を頼りにして
白はなんとか逃げ切れると読んでいました。
実戦の43はG1だったので、慎重を期してA8で左辺を確定させてからB2へ。
代表選出が決まった瞬間でした。