16歳になる愛犬の元気な様子を見て自分の健康観、考え方、食事内容等が間違っていないことを実感している。
なるべく加工してない自然なもの(農薬や添加物の入ってないもの)を食べ、発酵食品をとり、野菜中心の食生活をする。具体的には市販のドッグフードを与えるときは必ずオーガニックのもの野菜その他のものも可能な限りオーガニックのものを与える。
そして、現代医学的な治療を必要としない体を維持すること。なぜなら、現代医学が提供する『薬』は表に現れる症状を抑えるためだけのものであり、その病気を[治すものではない]から。病気を治すちからは自分の体に本質的に与えられているのであり、決してどんなに進んだものであっても人工的な外部からもたらされるものではない、という❪ささやかな本質❫に気づいていることが絶対的に必要だからだ。この事がわかっていれば絶対に「薬」に依存しようとは思わなくなる。
『ここ』を押さえているかどうか、人から言われたからではなく自分の頭でわかっているかどうか……そこにかかっている、ということが正しいということを愛犬は証明してくれている。
病気を治す本質的に与えられているちからというのは、ちゃんとバランスのとれている振り子が必ずもとの位置に戻ろうとするちからと言い換えてもいい。『それ、その働き』を理解し信頼できるかどうか…ここにかかっている。
世に名医といわれる医者は、理知的にも本能的にもここに気づいているはずだ。
現代医学的な薬はその振り子のバランスのメモリを『ずらしてしまう』働きをもっているということを理解しているかどうか…
これを別な角度から言うと、現代医学的な薬に過度に依存するということは、振り子のバランスの適正位置を正しい位置に戻すのではなく、メトロノーム本体の角度そのものを傾けて振り子の位置を戻そうとするのににている…それを続けていけばやがてそのメトロノーム自体が横転する(病気の重症化)だろう。
ここをわかってないと目の前の欲望を満たすことや、病気の症状をらくをして抑えたい、抑えさえすればその病気を克服したのと同じだという大きな大きな過ちに幻惑されて、本当の病気の治癒に到達できない。