気の向くまま足の向くまま

できうるかぎり人のためになることを発信していきたいと思っています。

ケーブルテレビ開通

2014-09-08 22:28:53 | 日記
 今日からケーブルテレビが開通した。
ちょっと見てみたがなかなか面白そうだ。
 ヒストリーチャンネル、ディスカバリーなどドキュメンタリー番組、また、BSではNHKのドキュメンタリー番組などが楽しみだ。

 ただ、もうかなり長い間テレビ離れが進んでいるので、いまさらまた戻っていくかどうかはわからないが。
いままでは本当にたまにいいドキュメンタリー番組があるときだけ見ているだけだった。

 あと機械の使い方も多少不安だ。
こういうことが不安になるということは、年を取ってきたということなのだろうか。

 インターネットも一緒にセットになったコースに入ったので、今日はネットの設定でわからないことがあり、サポートに電話したところ最初に出た若い男性では解決できず、
これ以上はわからないからコンピューターのサポートに電話してくれと言われた。

 なかなか正直でいいと思ったが、プロのサポートでわからないで済ませるのはどうかなぁと…(笑)少なくとも周りの人に聞くくらいはしてほしいな、と(笑)
自分でいろいろやってみたがやはりだめで、もう一度だけ聞いてみようとケーブルテレビのサポートに電話した。
 今度は中年の女性の声が聞こえてきた。

 女性ということで内心あぁ、またダメかな…と思った。女性はITが苦手なのではないかという先入観があったからだ。
ところがどっこい、その女性は実に有能な人で、すばらしいIT知識を駆使して、だいたい30分ぐらいだったろうかかけて複雑な問題を鮮やかに解決してしまった!
はなしていて、この人はできるなと感じた。

 問題の解決の仕方がよどみがないのだ。
これがダメならあれ、あれがダメならそれ、と次から次へと僕に指示を与えてくる。
そのほとんどすべてが適切な指示で、ほとんど横道にそれることなく最短の作業で問題を解決してしまった。

 また元に戻せと言われても絶対にできないくらい、ソフトの設定を変えてしまった。
それくらい複雑な問題だったにもかかわらず、あれよあれよというぐらいに手際よく解決したのだ。
感銘を受けたのはその知識の広さと手際の良さだけではない、サポートの態度も素晴らしかった。

 彼女の言うとおりにした後、僕が「はいできました」といって彼女の次の指示を促すと、「ありがとうございます」と言うのだ。
このさりげない言葉がどれだけぼくの焦りと、不安、イライラを押さえてくれたかわからない。
こういうサポートは単なる小手先のテクニックだけではできない。彼女の人格の力もおおいにあると思った。

 僕は感動して、これでもかといわんばかりの感謝の気持ちを彼女にささげた。本当にありがかかったからだ。

 結果として今まで契約していたNTTは解約しなければならない。
NTTとほぼ同じ料金でケーブルテレビ、BS、CSまでついてくるとなれば、それはやはり誰でも変えるだろう。
NTTはこれからどうするのだろう。

 市場からどんどん追い出されていくのではないだろうか。
そりゃ、コンテンツ(BS,CS)を持っている会社がネットに進出してきたら勝てないだろう。
NTTはそれに対して何か対抗策をとっているのだろうか。

 会社の規模が大きいだけに、市場のシェアを失えば失うほどその反作用は大きくなっていくだろう。
まさかいまだに電電公社だったころのプライドに浸っているわけではないだろうけど、頑張らないと本当に存亡の危機に立たされるだろう。自動車の世界の三菱自動車のように。
そもそも、昔は電話を引くにもその加入権として7万円ぐらい出さないと電話が引けなかった。

 しかも解約時は権利を戻すことになるのでお金が戻ってくるとして7万円も出させておいて、いざ電話が自由化されてだれでもNTTを解約できるようになると、こんどはあの時はあの時、今は今、と言わんばかりに、たとえ解約しても7万円は戻さないといっている。
 こんな理不尽なことがあるかと思う。やくざ顔負けの商法だと思うのは僕だけだろうか。

 そういう経緯もあるので、わるいがNTTに同情しようという気にはならないのです。
でも、いとこがNTTに勤めていることもあって、多少は不憫だとは思う。
 だがそれが資本主義、自由市場主義の現実。とくにITの分野は栄枯盛衰の波が激しく短い。

 弱肉強食の極致ともいえるIT業界に生きている、おさないころはおとなしくおっとりしていたいとこの顔が脳裏に浮かぶ…
がんばれよ!生き抜けよ!と心の中で祈らずにはいられない。

 それにしても、今日のサポートの女性、ほんとうにプロフェッショナルだった。
あんなにできる人には、たぶん一生生きていてもほんの2~3人ほどしか出会えないだろうとおもう。

 

  

 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 回想 | トップ | 臨死体験しながら臨死体験の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事