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彼女について 私の知ってる二、三の事柄 (3)

とうとうと、

そんなトモちゃんとも、

突然のお別れの時です。



ハードなこの業界で、

トモちゃんは、カラダを壊してしまいました。

 

ホントのところ、

わたくしには、トモちゃんのカラダが、

壊れてしまった理由は、

仕事なのか、何なのかは、うかがい知れません。

 

忘年会とともに、

トモちゃんの送別会となりました。

 

1階が、カウンターバーで、

地下が、プールバーになっている、

当時、よくある、イベントバーです。

 

会社の皆んなは、地下のプールバーで、

ビリアードをしながら、

わいわいがやがや、飲んでました。

わたくしと、同僚、先輩と、トモちゃん、

この4人で、1階のカウンターバーで、

思い出ばなしを、つまみに、

笑いながら飲んでいました。

 

皆んな、かなり、酔っ払っていました。

 

トモちゃんの隣の同僚が、

いたずらごころで、ズボンのチャックをさげ、

My Son、(マイ サン)、息子を、

どっこいしょ、っと、(これで、いいかい!?)

社会の窓から、社会へと、可愛い子には旅をさせろと、

立派に旅立たせました。

 


トモちゃんは、

わたし達の常識では、はかれません。

 

ふくんで、そして、上下運動に、

 

地下から上がって来て、それを目撃した女子社員が、

あわてて、地下の社長に言いつけ、呼びに行きました。

それで、この件に関しては、

一件落着に、み、え、た。

その社長を呼びに行った、

気のきかねぇ、いや、嘘です、

気のきいた女子社員が、

トモちゃんの彼氏に、

夜分遅くだけれども、と連絡をして、

酩酊しているトモちゃんの状況を説明して、

タクシーで帰らせました。

 

 


トモちゃんの伝説は、

まだ、まだ、つづきます、

 

 

初出 17/08/11 09:25 再掲載 一部改訂

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