昔の名前ででています。 よの中ついでに、(改め)らくごしゃのなりゆき

2022-10-18 00:11:50 | 日記

昔いた古巣を、ふっと思い出していた。

 

検索したら、

当時の社長以外全員知らない人たちだった。

さだかでないが、古巣を居場所にしていたのは、

もう、15年も前のことだろうか。

当時の社長も一時、

先輩の専務に社長を譲って、代替わりをしたようだった。

しかし、その代替わり社長は、当時の副社長ではなかった。

ややこしい、

仮に、当時の社長をA、当時の副社長をB、

代替わりした専務だった社長をCとしよう。

当時の副社長Bは、営業力もあり、利益もあげており、

副社長Bの口癖は「社長Aには、社長業をやって貰っている」だった。

何があったんだろう。

随分と世話になったが、最後は迷惑そうだった。

迷惑をかけていたんだろう。

代替わりした専務だった社長Cは、

いまは、社長を退き、隠遁生活のようだ、と聞いた。

一時の社長職で、悠々自適なのか、嫌気がさしたのか、

そんな決めつけることも出来ないことだろう。

飛ぶ鳥の副社長Bは、なんだかで、解雇されたと聞いた。

どうしているのでしょう、か。

同僚たちは、ちりちりばらばらと、寄れば大樹の陰と聞く。

何があったかまでは実は興味がない。

もともとの社長Aの意志で、

なるべくして、そうなったのか、そうしたかったんだろう。

結局は、もともとの社長Aに戻ったようだ。

そんなに、魅力がある生業(なりわい)なのでしょう、か。

自分の儚い夢のため、生計のため、家族のため、なのか。

いやいや、責任というものがあるのだ、だろうか。

社員の若者達は、若者から、歳を重ねていくわけだけど。

何処にもとどまれない我としては、

皆んな(ABCを含む)のことが、

たいそう立派なものにしか、うつるしかない。

 

侘(わ)びしいも、寂(さ)びしいもない。

 

えいこせいすい。おごれるものもひさしからずや。

行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。

よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。

世の中にある人とすみかと、またかくの如し。

 

昔から、同じように、くり返されて言われていると云うことは、

無常と言いながら、それが常なんだろう。

 

世情のアラを探しては、みっともないようにみえて愚痴をこぼす我より、

みっともなくないようにみえて生業に就いているだけ、

皆さん(ABCを含む)は、たいそう立派なものなのでしょうね。

 

偽装、改竄、疑惑、横領、着服、搾取、収賄、汚職、強請り、集り、

何処を探せばあるのでしょうか。

そこには、名前のない犯罪があるのでしょう。

 

ワカモノタチハ、どこへ、向かって、行くのだろうか、

そんなにしてまで。

自ら、気づくしかない

では、オトナタチハ。

そこに、オトナタチが居るのなら。

 

これは、聞いたはなしだ。

「人」という字は、

犬のクチに似ている。

 

では、

「小人」は、小さな犬のクチで、

「大人」は、大きな犬のクチなのか。

「小人」は、小さく「わん」と吠え、

「大人」は、大きく「わん」と吠える。

 ホントに、そうだろうか。

 

 

同僚がみなわれよりえらく見ゆる日よ

花を買ひ来て妻としたしむ

(ヌスミク 流木)

 

 

 

おげんきですか、

たのしいですか、

ゆたかですか。

 

 

「わん」と吠えてみた。

どんな風に聴こえただろうか。

 

過去は白紙には、戻せない。

 

 

 

 

 

 


黄昏た毎日に、黄昏映画館の、刺激が楽しみだ。

2022-08-01 21:22:00 | 日記

昨日、紀伊國屋新宿本店。

上野昂志、黄昏映画館-わが日本映画誌(国書刊行会)定価7、700円(10%税金)の表示。

会場は、20席の予約制。紀伊國屋窓口に連絡すると、満席だと。

しかし、オープンスペースなので立見ならご覧頂けますとの前インフォメーション。当日心配で、再度、状況確認した。

問い合せる質問ごとに、担当者に確認の為の保留で待たされた。

質問内容は、当日、立見で結構だから、参加ができるのかだった?

上野さんのサイン欲しい。

 

なんせ、7、700円(10%税金)の国家に貢献もする、

ボクには大枚の大事業なのだから。

 

サインを頂くにあたり、上野さんにも本当のことをお伝えしました。

ボクが若い頃、背伸びして、

上野さんや同世代の人との討論(悪口の言い合い)の文章しか記憶になく、

映画評論を、名前を認識して、まとめて読んだことはない。

しかし、こうまとまった書籍になり、

最近、全然、日本映画も観に行けていない。

(その時間とカネは、酩酊の酒に浪費する日々である)

もう一度、刺激的な上野さんの評論を拝読し、

もう一度、日本映画に触れたい、とお伝えした。

そして、

とてもとても、ご丁寧な、為書きとサインを頂戴した。

 

いま、伊藤大輔さんの章を読み、昨日の感想を書いている。

 

活劇、日本映画、

自分を楽しませたい。

 

この本にふれる、

この夜が楽しみになった。