目覚め。

チャネリングされたイエスの言葉とACIM。

09-03-14 #3

2009-03-14 14:15:11 | Chapter 15
2009年3月 14日 ©NWFFACIM


本を読み続けましょう。

“If You are wholly willing to leave Salvation to the Plan of God and unwilling to grasp for Peace Yourself, Salvation will be given You!”

〔もし救済を神のプランに任せて、自分個人で平和を手に入れようとしなければ、貴方に救済がもたらされます。〕

それ(救済と平和)が貴方にもたらされるのは、それが初めから貴方のものだったからです。 貴方は最初から、そして今も変わらない存在です。  貴方は今でも、孤児院へのこの小さい冒険を始める前と同じ存在です。

だからそれは貴方に与えられます。つまり貴方に正気が戻されます。
それは貴方の現れとして永遠に照らし出されています。 貴方がしばらく目を閉じて、無知を装う事を決めただけです。


“Yet think not You can substitute Your plan for His.”

〔神のプランを自分のプランで置き換えることが出来ると考えてはいけません。〕

自分の切り札を握り締めていては駄目なのです。 自分で考えた、旨くい行かなかった時のバックアップ・プランは全て捨てなければいけません。 (神の木偶の坊に成ることから、真理と協調することから)逃げる余地を残しておいてはいけません。 


“Think not You can substitute Your plan for His. Rather, Join with Me in His; that We may release All Those Who would be bound”   “proclaiming Together that the Son of God is Host to Him.”

〔神のプランを自分のプランで置き換えることが出来ると考えてはいけません。 神のプランの中で私と繋がりなさい。 神の子が神のホストであることを私と一緒に宣言し、(個人的独立を選んで)縛られてしまっている全員を我々が解き放てるように。〕

つまり神の子供は神なのです。 これが神の救済のプランのヒントです。

〔彼のもの(神のプラン)の中で私と繋がり。 神の子が(全員)神のホストであることを私と一緒に宣言し、縛られてしまっている(未だに夢見ることを選んでいる)全員を我々(貴方と私)が解き放てるように。〕

貴方は、自分の兄弟姉妹に真理を教えるために、ここにいます。 貴方は、彼/彼女が自分を現している様子を無視するため、彼が自分を律するために使っている概念を無視するため、彼が自分を偽の姿に縛るために使っている概念を無視するために、貴方はここにいます。

そして代わりに、彼(兄弟姉妹)の真実を明確に彼に伝えるのです。 それを彼が納得できる形で表し、彼が「この間違った概念を信じていた私は愚かだった。」と言えるように。

「ありがとう。辛抱強く時間をかけて付き合ってくれて。 そうして、自分を縛って来た無意味なものを見ることを可能にした、パーフェクトな言葉を持って来てくれて。 自分を縛ってきた間違った考えは捨てることにしよう。」

解りますか? これが、父の貴方に対する救済のプランのヒントです。


“Thus will We let No-one forget what You would remember.”

〔こうして、我々は、貴方が覚えている事を誰にも忘れさせない様にします。〕

面白い表現ですね。 〔貴方が覚えている事を誰にも忘れさせない様にします。〕


「ここの真理は何ですか?」と貴方が訊いて、父が真理を解き明かしたとき、それを貴方が分け与えられる様に、真理が貴方に示されたのです。 貴方が体験した明晰さは、それを貴方が他者達と分かち合える様に、貴方に与えれれたのです。

だから、〔貴方が覚えている事を誰にも忘れさせない様に〕するのです。 こうして、貴方が与えたものを、貴方は保つことができるのです。 貴方が自分のプライバシーをもはや保とうとは思わなかったので、貴方はそれを(貴方に明かされた真理を)確実にすることが出来たのです。  貴方が聞いて、父と繋がり、真理を知りたいと求め、その過程で、自分が持っていると思ってきた権利を放棄して、そして、それを(そのプロセスと真理を)分け与えるのです。


“Thus will We let No-one forget what You would remember. And thus will You remember It.”

〔こうして、我々は、貴方が覚えている事を誰にも忘れさせない様にします。〕
貴方が与えたものが、貴方のものになります。


“Call forth in Every One only the Remembrance of God, and of the Heaven that is in Him.”

〔全ての人に、神と神の中にある天国の記憶だけを呼び起こさせなさい。〕 
貴方の兄弟姉妹の中にある天国の記憶だけを呼び起こさせなさい。


“Call forth in Every One only the Remembrance of God”

〔全ての人に、神の記憶だけを呼び起こさせなさい。〕 

兄弟の卑小な自己評価の中で彼と繋がるのは止めなさい。 彼を、彼の卑小な自己評価を基に見下すのではなく、それを超えて自身を見ることを可能にするビジョン(視点)を彼に与えなさい。 そして、彼がその自己評価に縛られている必要が無いことを知らせなさい。 彼がその自己評価を捨てられることを、彼に知らせなさい。

もし誰かが貴方の敵であるかの様に振舞っていても、彼に「敵」のラベルを貼るのは止めなさい。

彼を兄弟として認めなさい。 彼は、自分を見間違っている、貴方を見間違っている兄弟です。 そして彼の敵として行動するのは止めなさい。 彼の兄弟として振舞いなさい。

貴方が「兄弟を愛している人」として行動することで(「姉妹を愛している人」として振舞うことで)、貴方のその行動と言葉で、貴方を疑う必要が無いと兄弟に知らせ、彼らは疑いを捨てて安全を感じることが出来ます。


“Call forth in Every One only the remembrance of God” – meaning: only the remembrance of What Is Divinely True about Him – “and of the Heaven that is in Him. For where You would help Your Brother be, there will You think You are.”

〔全ての人に、神と神の中にある天国の記憶(全ての人の聖なる真理の記憶)だけを呼び起こさせなさい。 何故なら、貴方が兄弟を助けて導いたところに、自身も存在すると貴方は考えるからです。〕
これが事実です。


“Where You would help Your Brother be, there will You think You are.”

〔貴方が兄弟を助けて導いたところに、自身も存在すると貴方は考えるからです。〕


もし貴方が、自分の兄弟を嫌な奴と考えたなら、彼が人生を不道徳に危険に敵意に満ちて不親切に生きていると考えたなら、彼が辿った人生の状況ゆえに彼はその様に生きていると貴方が考えたなら、その時貴方は、自分が彼と同じ状況に生きていると考えています。

その時貴方は、自分を彼と似た者と考えています。 彼よりも少しマシな状況に恵まれていても、基本的には彼と同じ存在と考えています。

自分を、彼と同じように無防備で、状況に左右される存在と考えます。 自分の責任で自分の知性で、彼よりマシな人生を、自分は築いたと考えています。

だから貴方は(彼より)少しだけ尊敬に値し、自分の事をもう少しだけ好きに成れる、と考えるのです。 こうして兄弟に対する貴方の敬意を欠いた態度が正当化されます。 彼の体験した事に対して、貴方も同じ様に無防備であるにも関わらず。

〔貴方が兄弟を助けて導いたところに〕 貴方が兄弟を助けて嫌な奴(裁きに値する、軽蔑に値する者)として置いた所に。


“Where You would help Your Brother be, there would You think You are.”

〔貴方が兄弟を助けて導いたところに、自身も存在すると貴方は考えるからです。〕

貴方は、自分もそこ(貴方の惨めな兄弟が居る世界)に居ると考えるのです。 今のところは少しだけマシな状態で。

だから、気を付けなさい。 貴方が居たいと思わないところに、自分を兄弟を導かない様に。 兄弟が本当に人生の状況に対して無防備だと{貴方のマインドの中で}指し示して、彼を導くのは止めなさい。 「気違い染みた考えを彼が持ちえる」と考えるのは止しなさい。 何故なら、貴方は自分自身にもそれと同じ事を教えてしまうからです。

だから貴方は真理を知りたいと求めているのです。

だから貴方は、「独立した権威者として自分のマインドを使用する事」を放棄したいと願うのです。 何故なら、ケチな(卑小な)思考をする前に自分を止めて、「父よ、ここの真理は何ですか?」と聞き、自分を真理で満たし、それを兄弟と分かち合い、自分がいると貴方が考える所に兄弟を導ける様に。 この様にして貴方は、自分と兄弟の真理を確かにするのです。


“Hear not His call for hell and littleness”

〔彼の地獄と卑小さの訴えを聞くのは止めなさい。〕

彼の行動によって(彼の卑小なマインドの定義に影響されて)彼を定義するのは(彼を決め付けるのは)止しなさい。


“Hear not His call for hell and littlen- littleness, but only His call for Heaven and greatness.”

〔彼の「地獄と卑小さの訴え」を聞くのは止めなさい。 天国と偉大さを求める、彼の声だけを聞きなさい。〕

誤解が無いように言っておきましょう。
貴方が(あるいは貴方の兄弟が)「痛い!」と言う度、自分が痛みを感じていると言う度、貴方は自分の死すべき運命を決めている訳ではありません。
その時貴方は、自分の不神聖な人間性を宣言している訳ではありません。

その時貴方は、「自分が痛みを感じるのは全く不当な事だ」という深い気付きを表現しているのです。

貴方の言う「痛い!」、その他の苦痛の声は、貴方の天国を求める声、真理を求める声です。


“Hear not His call for hell and littlen- littleness, but only His call for Heaven and greatness. Forget not that His call is Yours, and answer Him with Me.”

〔彼の(貴方の兄弟の)「地獄と卑小さの訴え」を聞くのは止めなさい。 (地獄と卑小さの訴えと聞こえるものの中に)天国と偉大さを求める、彼の声だけを聞きなさい。 彼の声(彼の訴え)が貴方のものでもあると覚えておきなさい。 そして、私と一緒に彼に答えなさい。〕


解りますか?  貴方一人で彼に答えてはいけません。 自分の反射的反応に負けてはいけません。

『「地獄と卑小さ」を求める声』と聞こえる『彼の「天国と偉大さ」を求める声』に応えて、私と共に答えなさい。 私と繋がりなさい。 「二つのステップ」を行って、私か父に訊きなさい。 貴方が兄弟と交わした相互同意(定義)や彼の現在の視点から反応するのではなく、我々と一緒に答えられる様に。

真理のビジョンを持った者と繋がり、それから貴方の兄弟に答えなさい。


“Forget not that His call is Yours, and answer Him with Me. God’s Power is forever on the side of His Host”

〔彼の声(彼の訴え)が貴方のものでもあると覚えておきなさい。 そして、私と一緒に彼に答えなさい。 神の力は永遠に神のホスト(貴方と貴方の兄弟姉妹)の味方です。〕


“God’s power is forever on the side of His Host, for It protects only the Peace, in Which He dwells.”

〔神の力は永遠に神のホスト(貴方と貴方の兄弟姉妹)の味方です。 何故なら、それ(神の力)は彼が(神が)住む平和だけを保護するからです。〕

神は平和の中にいます。これが貴方の存在の基本的あり方です。 そして、神の力はそれを守っています。


“Lay not littleness before His Holy Altar which rises above the stars, and reaches even to Heaven because of what is given It.”

〔神の聖なる祭壇の前に卑小さを置くのは止めなさい。 その祭壇は、星より高く、天国へも届くのです。それを(この祭壇を)与えている者故に(天国へも届くのです)。〕

〔神の聖なる祭壇(貴方の中にある祭壇、神の愛が住まう場所です)の前に卑小さを置くのは止めなさい。 その祭壇は、星より高く、天国へさへ届くのです。 〕
これが貴方が求めている体験です。

これを体験したいというインスピレーション(熱意)を失うべきではないのです。 貴方に自信を与えてきたものを、放棄するよう求められたとしても。 それらは全てエゴの力を現しており、貴方の真実を反映するものでは無いのです。  それら(貴方に自信を与えてきたもの)は貴方を正気から遠ざけてしまいます。 それは、自分の正気の体験から貴方を遠ざけてしまします。

謙虚さを求める声を、貴方のインスピレーションを(熱意を)奪うものと混同するのは止めなさい。 {より謙虚である必要があるとしても、それによって挫けインスピレーションを放棄しないで下さい。}

来週も、またお会いしましょう。