目覚め。

チャネリングされたイエスの言葉とACIM。

09-03-28#3 practicing the holy instant

2009-03-28 16:07:48 | Chapter 15
http://www.nwffacim.org/default.aspx 原文

初めの箇所に戻りましょう。

“This Course is not beyond immediate learning, unless You prefer to believe that what God Wills takes time. And this means only that You would rather delay the recognition that His Will is so.”

〔このコースはすぐ学びえるものです。貴方が、神の意思に時間が掛かると考えていない限り。 そう考えるのは、神の意思が既になされているという事の理解を、貴方が遅らせようとしているからです。〕

貴方がどの様にして、自分の意思が成されているのを確認しようとし、「神の意思が既に成されている真実を認識するのを遅らせて」いるか、例を上げて話してきました。

貴方は自分の意思に従って、自分を操作する事を、自分の兄弟に対する態度を調整する事を、様々な理由で正当化してきました。  (そうやって、神の意思が既に成されている事を知っていないふりをしてきました。)

“The Holy Instant is this One and every One. The One You want it to be, It is.”

〔聖なる瞬間はここです。〕この瞬間です。〔そして、全ての瞬間です。貴方が望む瞬間が、聖なる瞬間になります。〕 どの瞬間? 瞬間的な学びが起こる瞬間。 瞬間的知覚のシフト(Sudden shift of perception)が起こる時点、奇跡が起こる時点です。


〔聖なる瞬間はここです。そして、全ての瞬間です。貴方が望む瞬間が、聖なる瞬間になります。〕 

貴方が個人的な権利(Personal authority)や対決にとらわれていて、「兄弟から神の記憶だけを呼び出す」事が適切かどうか迷っているなら、その瞬間に奇跡は起こっていません。

〔貴方が望む瞬間が、聖なる瞬間になります。貴方がそれを望まない瞬間は、(貴方にとって)失われてしまうでしょう。〕 


“You must decide on when it is. Delay it not.”

〔聖なる瞬間がいつ起こるかは、貴方が決めなければいけません。 その決断を遅らせるのは止めなさい。〕  
この決断とは(例えば苦しんでいる)兄弟を祝福できるよう、貴方が忍耐強く真摯に、神の真理を知りたいと思ったときのことです。

“You must- You must decide on when it is. Delay it not!”

〔それは貴方の決断にゆだねられています。その決断を遅らせるのは止めなさい。〕 
と書かれているのを読めば、貴方は「私は遅らせてなんかいません。本当に真剣に辛抱強く、無私にそれを決断して、癒しとなる真理をオープンに体験したと思っています」と言うでしょう。

「だから、〔貴方が決めなければいけません〕〔決断を遅らせるのは止めなさい〕などとは言わないでください。 私はもう決断しました、決断を遅らせてなどいません。 今それが欲しいのです。 私はそれを今望みます。 何故なら、私は彼/彼女を愛しているから。」

もし修正が(癒しが)まだ起こっていないなら、貴方はまだ何か自分の意思を何処かに隠し持っています。 何処かで自分のメンツを大切にしています、自分の見栄えをまだ気にしています。

まだ貴方はそれを意識するつもりが無いようですが、貴方の真理への呼びかけは、まだ自分の考え(プラン)に染まっています。 貴方はまだ、起こっている事が不都合で適切ではないと憤って(いきどおって)います。
それは、単に傲慢です。 傲慢とは、自分が持っていない権利を主張することです。


“The Holy Instant is this one and every one. the One You want it to be, It is. The One You would not have it be is lost to You. You must decide on what it is. Delay it not. For beyond the past and future, in which you will not find it, It stands in shimmering readiness for Your acceptance.”

〔貴方が望む瞬間が、聖なる瞬間になります。貴方がそれを望まない瞬間は、(貴方にとって)失われてしまうでしょう。 聖なる瞬間がいつ起こるかは、貴方が決めなければいけません。 その決断を遅らせるのは止めなさい。 それは過去や未来を通り越したところにあり、貴方に受け入れられるのを輝き待っています。〕 

聖なる瞬間は、過去や未来とは関係の無いところにあります。
何が待っているのでしょう、真理が待っています。 
でも今私は、コースが教え育てている「学び」の文脈から、真理について話しています。
学び、成長とも言えるでしょう。変容(Transformation)、瞬間的な知覚のシフトによって起こる奇跡。 知識が無知にとってかわる事です。


“For beyond the past and future, in which you will not find it, It stands in shimmering readiness for Your acceptance. Yet you cannot bring it into glad awareness while you do not want It,”

〔それは過去や未来を通り越したところにあり、〕過去や未来とは関係がありません。 〔貴方に受け入れられるのを輝き待っています。しかし、貴方が望まない限り、それを意識する事は出来ません。〕 

「でも、私は望んでいるんですよ!!! しかし、なんてタイミングが悪んいんだろう!!」(と言っているうちは、やはり望んでいないようです。)

「今私は決断しなければ成らないのですか? 今私に色々期待している人達の事はどうすれば良いのでしょう? 何でこんなことをしなくちゃならないの?」

また、卑小さが出てきてしまいました。
それは、リアリティの輝きを通さない貴方の濁った意識、つまりプライベートな思考です。

“Yet you cannot bring it into glad awareness while you do not want It, for It holds the whole release from littleness. “

〔しかし、貴方が望まない限り、それを意識する事は出来ません。なぜなら、それは卑小さからの完全な解放を意味するからです。〕 

“Your practice must, therefore, rest upon Your willingness to let all littleness go.”

〔だから貴方は、全ての卑小さを放棄する事に集中しなければいけません。〕
全ての卑小さとはどういう意味でしょう? 卑小さとは、神とつながる事無く、貴方の正気、つまり精霊とつながる事無く、貴方が自分一人で考え出した思考の事です。 


“The instance in which Magnitude will dawn upon You is but as far away as Your desire for it.”

〔貴方がそれを望んだ瞬間に、巨大さが貴方の上にもたらせれます。〕 この文も貴方を怒らせるでしょう、もし貴方がそれを既に望んでいて、その結果が、証拠がまだ見つからないと焦れていたなら。

“The Instant in which Magnitude will dawn upon You is but as far away as Your desire for It. “

〔貴方がそれを望んだ瞬間に、巨大さが貴方の上にもたらせれます。〕 

「どういう意味ですか? 一日中そう望んでいましたよ。でも、巨大さなんか影も形も見えません。嫌ンなっちゃうなー。」

これらの文が卑小さのサンプルです。 これらの言葉は、神性なる存在としての貴方を表していません。 これらの言葉は、完璧なポイントの後ろにいるのではなく、そこへ進んでいるわけでもない、完全なポイントのど真ん中に居る貴方を表していません。

それらの言葉は卑小ではない貴方、神の思考で無いものには影響されない貴方、を表していません。  ここで言う、神の思考とは、神に関する考えではなく、神の考えです。

〔しかし、貴方が望まない限り〕 何を? 巨大さをです。 巨大さとは卑小さの反対のものです。 巨大さが神の思考です。 貴方が受け入れるべき意識は、巨大さ、つまり神の考えです。

〔貴方がそれを望まず、卑小さを弄ぶなら〕 巨大さを望まず、 不満と怒りの言葉を、貴方が吐き出し続けるなら。


“As long as You desire It not and cherish littleness instead, by so much is It far from You.” By so much as you want It will you bring It nearer.”

〔貴方がそれを望まず、卑小さを弄ぶなら、その分だけそれ(巨大さ)は貴方から遠ざかっています。 貴方がそれ(巨大さ)を望むほど、それは貴方のより近くにやって来ます。だから気を付けなさい。〕 

貴方は、自分がマインド(考え)をどう使っているか注意する必要があります。 貴方はすぐ、卑小な考え弄ぶ癖に戻ってしまいます。 貴方は、神の考えではなく、自分が作り上げた考えを元に、行動し、何かを信じ、何かを表現しようとします。 (創造物に対する)神の考えを通すことによってのみ、貴方は全てのもの中に真理を見ることができるのです。  つまり、神の考えを通すことによってのみ、全てをありのままに見ることが出来るのです。


“Think not that You can find salvation in Your own way and have it. Give over every plan You have made for Your salvation in exchange for God’s. His will content You. And there is nothing else that can give You Peace. For peace is of God and of No-one beside Him.”

〔救済を自分で作り上げて体験することが出ると考えるのは止めなさい。救済の為に作り上げた全てのプランを放棄して、代わりに神のプランを受け入れなさい。彼は貴方を満たすことが出来ます。それ以外に貴方に平和をもたらせるものはありません。何故なら、平和とは神のもので、それ以外の何ものでもないからです。〕

貴方が自分一人で作ったアイディアは、どれも真理ではあり得ません。
(なぜなら貴方は孤児として、孤立した存在として、それらのアイディアを自分だけで考えたと思っているから。 でも貴方は独立した存在、孤児ではあり得ないのです。)

それが受け入れられなければ、貴方は奇跡を経験できません。 貴方は、瞬間的な知覚のシフトを体験することが出来ません。 

そこには、流動性が、変わる意思が存在しないのです。 それでは〔貴方に受け入れられるのを輝き待って〕いるものを招待することが出来ません。
それでは、ありのままのリアリティを呼び出すことが出来ません。
それでは、病があると思っていた所に健全を、貴方が葛藤と醜さを見たと思っていた所に美を、見ることができません。


“Be humble before Him, and yet great in Him. And value no plan of the ego before the plan of God, for you leave empty Your place in His plan,”

〔彼の前では謙虚で居なさい。でも彼の中で偉大なものになりなさい。 神のプランを尊び、エゴのプランを捨てなさい。 貴方がいなければ、神のプランに穴が開いてしまいます。〕

「こう成りたい、ああ成りたい」と努力している間、貴方は神のプランに穴を開けているのです。 神のプランの中で、貴方がいるべき場所が空白になっているのです。授業中、上の空で白昼夢に耽っている生徒のように、貴方はクラスに参加していないのです。

“-value no plan of the ego before the plan of God, for You leave empty Your place in His plan, which You must fulfill if You would Join with Me, by Your decision to join in any plan but His.”

〔神のプランを尊び、エゴのプランを捨てなさい。 貴方がいなければ、神のプランに穴が開いてしまいます。 貴方が私と一緒にいたいなら、神のプランだけを受け入れ、それを実行しなければいけません。〕

“-for you leave empty Your place in His plan, by your decision to join in any plan but His. “

〔貴方が他のプランを受け入れている限り、神のプランの中の貴方の場所は満たされていません。〕(テキストを別の表現で翻訳しました。)

“for You leave empty Your place in His plan, which You must fulfill if You would Join with Me, by Your decision to join in any plan but His. I call you to fulfill Your Holy part in the plan that He has given to the world for its release from littleness. God would have His Host abide in perfect freedom. “

〔貴方が他のプランを受け入れている限り、神のプランの中の貴方の場所は満たされていません。貴方が私と一緒にいたいなら、神のプランだけを受け入れ、神のプランを実行しなければいけません。 神が世界に与えたプランの中の貴方の役割を果たしなさい。 そのプランは世界を卑小さから解き放ちます。神はそのホストを(貴方方全てを)完全な自由の中に住まわせました。〕

神から分離した(救済の)プランを受け入れれば、貴方の心は、神の意思の価値が判らなくなってしまいます。しかし、我々の心こそが神のホストなのです。でも貴方は自分の心を神のホストにすることには慣れていません。

貴方は、心の中のほとんどのスペースを自分の思考のために使っています。
また貴方が神を知り、招き入れていた場合でも、貴方は独立した意識として自分を保つスペースを心に残しています。 神に「ここの真実は何ですか?」とは訊かずに、自分独自になすべき物事が存在すると考えています。

貴方は、独立した思考者の葛藤の部屋に居て(そこで必然的に起こる軋轢を呼び込んでおり)、そこからシフトして真理の部屋(そこでは真理と自分の真実を体験することが出来ます)へ移行しようとする事には慣れていません。

ですから、貴方は自分には意味が解っていない事をあえて行い、貴方の心に新しい感受性を育てる必要があります。 つまり、全ての人からの神の記憶だけを呼び出さなければいけません。 どれだけ人々が(癒しをもたらす)真理に抵抗していても、彼らがどれだけ嫌な人達に見えても、どれだけ痛みの癒しが遅れていたとしても。

なぜなら、真理を求める意欲を持ち続けなければ、貴方は変容をもたらす要素を手放してしまうからです。 そして、貴方は今まで通りの状況に囚われ続けてしまいます。

神を貴方の意識の中心に置こう、という決意を忘れてはいけません。 貴方自身を意識の中心に置いていてはいけません。 真理を貴方の意識の中心に置きなさい。 貴方の問題を、意識の中心に置くことは止めなさい。


I Love You. I Love You. I Love You. I Love You. I Love You. I Love You. I Love You. And You. I Love You. And I Love You. And I Love All of You Who are watching, and I look forward to being with You next week.

来週またお会いしましょう。

10 コメント

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とばしました。 (訳者)
2009-05-23 16:21:06
2月7日、2月28日、3月14日分の英文テキストはまだ最終版が出来ていませんので、3月28
日分のテキストを訳しました。 

2月7日、2月28日、3月14日分も、英語テキストが出来上がったら翻訳します。
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こんにちは! (ユニ)
2009-05-24 14:55:31
今回も、有難うございます!
ラジ(イエシェア)さんのACIM解説のメッセージは、とても具体的で丁寧なので、他の書籍(神の使者・イエシェアの手紙など)でも知り得なかった事を、新たに学べています。

本来のコミュニケーションや、思考に壁が無い事など、改めて実感させられています。

お蔭様で、色々と解放が起きています。

有難うございます。
これからも、宜しくお願いします。{
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Unknown (ユニさん、今日は。)
2009-05-24 15:22:36
可愛いカエルさんですね。

私も、この具体的なところに惹かれました。

今週も頑張ります。
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名前入れるの忘れました。 (訳者 or Unknow)
2009-05-24 15:24:50
ユニさん、すいません。

まだBlogの使い方に慣れていないみたいです。

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ご返事、有難うございます。 (ユニ)
2009-05-24 16:11:30
とても、見やすくて優しいデザインですね!

英語を話せて、ブログを通じて、貴重なメッセージを伝えて下さっていても、とてもとても素晴らしいと思います。

ところで、訳者さんを、何とお呼びすれば良いでしょうか?
お時間のある時に、宜しければ教えて下さい。

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名前 (訳者)
2009-05-25 03:48:29
私の本名は、岡上といいます。
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岡上さん、こんばんは。 (ユニ)
2009-05-25 22:48:40
ユニです。

教えて頂き、有難うございます。

こちらが、ハンドルネームですが、どうかご容赦下さい。

最近、mixiなどで、ACIMの情報を得たり、情報交換をしたりしますが、ラージュさんのメッセージを読ませて頂くと、情報交換やスピリチュアルらしさの探求や、周りにそれらしく見られる事よりも、毎瞬の神との一体感や現れのみを選択する事に、改めて気づかされてます。

今日も、癒されました。

有難うございます。

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ユニさん (岡上)
2009-05-26 15:56:41
<毎瞬の神との一体感や現れのみを選択する事に、改めて気づかされてます。

その通りと思います。
特に「人との関わり合い」において、「二つのステップ」を行うことが重要みたいです。

1.判断や反応を止め
2.「父よこの真実は何ですか?」と訊いて、   答えを待つ

私も、今からそうすることにします。
今日も、また忘れてしまったから。
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こんにちは! (ユニ)
2009-05-27 22:57:04
はい、自分も、裁きやエゴの考えを採用せず、神への問いかけを心がけます。

「この世・夢を赦す」・「何事も罪悪感を持たずに体験する」(K/ヤマダさん訳)・「エゴは、他人の幸せをあなたのせいだと思わせようとしている」(K/ヤマダさん訳)・「伴侶が癒しを体験できるように神の記憶だけをおもいだす」など頭で考えると矛盾と思ってしまう事がまだまだあります。

自分の思考や記憶中心では、大切な事は、理解できないと、改めて感じています。

以前から進めていた、A Course in Miraclesの課題が少し中断していましたが、ラジさんの丁寧な説明で勇気づけられて再開できました!。

翻訳、応援してます。

有難うございます。
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どうも。 (訳者)
2009-05-28 12:43:24
応援ありがとうございます。

今週も頑張って、土曜前後には上げる予定です。
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