目覚め。

チャネリングされたイエスの言葉とACIM。

09-12-5#3

2009-12-09 07:53:08 | Chapter 16
December 5, 2009 ©NWFFACIM

“Your part is only to remember this: You do not want anything You value to come of the relationship.”

〔貴方の役目は次の事を覚えている事だけです。 貴方は「自分が大切だと考えているもの」を関係の中に入れるべきではありません。〕

これはどういう意味でしょうか? これは貴方が孤児院の中で学んだ全ての事は、貴方が真に欲する事ではないと言う意味です。
 
孤児であると言う概念が、(貴方が真の共感を持っている)兄弟との関係の中で、体現される事/表現される事を貴方は求めません。

“You will neither to hurt it or to heal it in Your own way.”

〔貴方はそれ(関係)を自分のやり方で痛めようとも癒そうとも意図しません。〕

貴方の最良の判断や、貴方の最高にスピリチュアルな学びは使いません。


“You do not know what healing is.”

〔貴方は「癒しが何か」知っていません。〕

毎週土曜にポールが座っている時、彼は何が癒しか知っていません。 彼は何を言うべきか知りません。 彼は今言っている事を何故自分が言わなければ成らないのか知りません。 しかし彼はそれを許可し、言われる必要のある言葉が言われるのです。 学ばれる必要のある事が学ばれます。 そして彼には説明できなかったとしても、癒しは行なわれています。


“All You have learned of empathy is from the past. And there is nothing from the past that You would share.”

〔貴方が共感について今までに学んだ事は全て過去から来ています。 そして過去から来ているもので貴方が分け合うべきものは何もありません。〕

何故でしょう? 「過去から学ぶ必要がある」と良く言いますね。 「より良い未来を築く為に過去から学ぶ必要がある」とか。

しかし、もし過去の基本的前提が「貴方が物理的生物でしかない」というものなら、「貴方は頭脳を持った身体でしかない」というなら、貴方の過去の中には自由に成る為に(目覚める為に)必要なものが欠けています。

そして過去は、貴方の意識を現在から引き剥がしてしまい、貴方は無垢な目で「いま」の中に存在する事が出来なくなってしまいます。

貴方が過去から学んだものは、貴方の過去によってバイアス(偏見)がかけれれています。 それらは貴方の確立された信念によって偏向がかけられています。 それらは貴方に与えられてきた学習によってバイアスがかけられています。

こうして我々は、貴方の中で「私は学習の終わりに到達したい」と言っているものに再度突き当たりました。 「私は関わり合いの終焉に届きたい。 私は努力(出力)を出し続けなければならない状況の終わりに行き届きたい。 私は、もうこれ以上注意を払わないくてすむ時点まで到達して、(可笑しく聞こえますが)ただ単に注意を払っていたい。 ただ単に意識に成りたい、努力(出力)など必要とする事ことなく。」

貴方は創造の事を、時間と空間の中で起こった動きとして考えてしまっています。物体が動いて進化している過程、進化し続ける物体/形の動きと考えています。
しかしそれは、創造が形であるというアイディアに基づいています。創造が時間と空間内に存在する物体だというアイディアです。

もし創造が(学習の意識的体験と言う事ができる)存在の動きであったならどうでしょう?

それは「もの」が進化しているのではなく、それぞれ(彼/彼女)が「今知っている以上の事」を知る能力(容量)が増える事だとしたら。

(アメリカのテレビ番組)スタートレックの名台詞は「まだ誰も行ったことのない所へ到達する」です。 「まだ誰も成った事のない存在に成る」ではどうでしょうか?

「(今まで知らなかった事を学ぶ)マインドの意識的動きに成る」ならどうでしょうか?

その様な存在には、その様な生命体験には、貴方の研ぎ澄まされた注意が無限に永遠に関わる事になります。

貴方は意識である事を止める事はできません。

貴方は今まで知っていた以上の事を知り続ける事を止める事はできません。 もし貴方が自分の事を何か小さな卑小なものだと考えたなら、この体験は貴方を伸ばして伸ばして可能な以上に伸ばし切って{疲労させ切って}しまうと感じる事でしょう。 しかし、これは創造の驚異的な動きでしかないのです。

もし貴方が孤児ではないなら、もし貴方が神の聖なる子供なら、これはどの様な体験になるでしょうか?

それは貴方が創造を体験すると言う事です。 物理的な体としてではなく、物理的な宇宙の中にある形としてではなく、学習するマインドとしてです。 永遠に学び、永遠に発見し続けるのです。

貴方をより良くするものを発見するのではなく。  貴方を他の誰かより優れたものにする為に発見するのではなく、驚くべき神の無限のマインドと無限に楽しく満たされる体験を発見するのです。


少し戻って読み直しましょう。

“Your part is only to remember this: You do not want anything You value to come of the relationship.”

〔貴方の役目は次の事を覚えている事だけです。 貴方は「自分が大切だと考えているもの」を関係の中に入れるべきではありません。〕

貴方が求めるべきなのは、精霊が価値を認めたものです。 貴方が求めるべきなのは、貴方の正しいマインドが尊んでいるものです。

貴方は思考を閉じて静かになり、それが何だか知りたいと望み、それが明らかに成るまで、その意識のフォーカスと共にいない限り、それ(貴方が求めるべきもの)が何か解りません。


“You will neither to hurt it nor to heal it in your own way. You do not know what healing is.”

〔貴方はそれ(関係)を自分のやり方で痛めようとも癒そうとも意図しません。  貴方は「癒しが何か」{まだ}知っていません。〕

貴方がまだ知っていなかった、創造に関する事を私が教えました。 それが無限/永遠に対する親密な学習体験だと、貴方に知らせました。

“All You have learned of empathy is from the past. And there is nothing from the past that You would share, for there is nothing there that you would keep.”

〔貴方が共感について今までに学んだ事は全て過去から来ています。 そして過去から来ているもので貴方が分け合うべきものは何もありません。〕

これがクリアに成ってきていますか? そこ(過去)には本当に貴方が保ちたいと思うようなものはないのです。 何故ならそこには根源的な間違いがあるからです。 多かれ少なかれ、貴方はその間違いを放棄するプロセス上にいます。 貴方の上に神の祝福があれ。

“Do not use empathy to make the past real and so perpetuate it. Step gently aside,”

〔共感を使って、過去をリアルにしてそれを永続させるのは止めなさい。 静かに譲って、〕

貴方の自己主張(自分のやり方)から一歩譲りなさい。 貴方が自分で一番だと考えた「よきもの」をもたらそうとする決意を譲りなさい。

“Step gently aside and let the healing be done for You.”

〔静かに譲って、貴方の為に癒しが起こることを許しなさい。〕


どうやって? 二つのステップを行い聖なる瞬間を持つことによってです。

聖なる瞬間を持つ事は(真の)共感を引き起します。  神の聖なる子供としての貴方の、兄弟姉妹の神聖を知る能力を引き出します。 何故なら貴方の理解は父から直接示される啓示に基づいているからです。 これが本来の共感です。

“Step gently aside and let the healing be done for You. Keep but one thought in mind and do not lose sight of it, however tempted You may be to judge any situation, and to determine Your response by judging it.”

〔静かに譲って、貴方の為に癒しが起こることを許しなさい。一つの思いだけをマインドに懐いて、それを手放さないでいなさい。 貴方がどの様な状況を裁く様にと誘惑されても、裁く事によって自分責任のを決める事をどれだけそそのかされても。〕

「ウーン。彼がこうしてくれれば、助けてあげられるんだけど。 彼を助けてあげたいけど、彼は聖なる瞬間を実行していないし。 彼はこうでない、ああでない。」

“Focus Your mind only on this:”

〔次の事だけに貴方のマインドを集中させていなさい。〕

次の文もまた祈りです。

“I am not alone. And I would not intrude the past upon My Guest.”

〔私は一人ではない。私は過去を私のゲストに押し付けない。〕

私のゲスト(客人) = (貴方が、もうこれ以上は駒弾きゲームの駒の様に扱って精霊に与えてはいない)貴方の兄弟/姉妹の事です。


“I have invited Him, and He is here. I need to do nothing except not to interfere.”

〔私が彼を招き、彼がここに居ます。 私がするべき事は邪魔しないようにする事だけです。〕

貴方はどの様にして邪魔しないのでしょうか? 自分の人間としての意志を静かにする事によってです。 どの様に貴方の人間としての意志を静まらせるのでしょうか?  人間としての意志以外のものを使う事によってです。 人間の意志以外のものとは、貴方が「父よ、ここの真理は何ですか?」と言う事です。 「父よ、私の兄弟姉妹の神聖を私に示して下さい。 私が彼の神聖を彼と共に感じられるように。 それが癒し変容を起こすでしょう。 そして我々二人を(我々が孤児院の中にいる孤児であるという)幻想から取り上げます。 そうなれば私は彼との関係を永遠に楽しみ、私はもはや自分の関係から開放されようとはしないでしょう。」

どんどん良くなっていきますね。

I Love You All.

次回もお会いできるのを楽しみにしています。





「Northwest Foundation for A Course In Miracles」の行為は全て、無料で提供されています。 これは無条件に差し伸べられた愛によって実施されています。 ギフトとは、その様なものだからです。 貴方と同等の方が既にこのギフトを貴方に差し出したので、これらの資料が貴方に提示されています。 Raj の指示により、これらの資料が売買される事はありません。


A Course in Miracles Study Group with Raj, December 5th 2009
The Northwest Foundation for “A Course in Miracles

Phone: 360-638-0530 Fax: 360-881-0071
Website: http://www.nwffacim.org
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1 コメント

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Empathy ()
2009-12-10 04:09:25
Empathyは共感と訳しました。 しかしRajの言い方だとかなり「同情」に近い感じですね。 確かに英語でEmpathyと言えば、弱者に対して感じるものというニュアンスです。 日本語で共感と言えばもっとニュートラルな感じ?

エゴの共感は同情的感情移入で、真の共感は精霊からやってくる強さ。  なるほど。
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