目覚め。

チャネリングされたイエスの言葉とACIM。

09-09-05 #3

2009-09-15 08:07:14 | Chapter 15
原文
http://www.nwffacim.org/default.aspx

2009年9月 5日 ©NWFFACIM


貴方は、こう言うでしょうか?

(精霊に聞く事を)「試してみたけど何も起こりませんでした」 “I tried it and it didn’t happen.” (英語では)たった七つの言葉ですね。 


その七個の言葉を、貴方の神にしてしまうのですか? 貴方はこの七つの言葉に屈服するのですか? この七つの言葉に仕えるのですか?  これを信じて、それ以外の事が可能かもしれないと疑っても見ないのですか?

なぜ貴方は、本当の神に対して、この信心を与えないのでしょうか。 そして貴方は、七つの言葉の方を疑って見なければいけません。  

貴方は「試して見たけれど、上手く行かなかった」というような言葉は放棄しなければいけません。 そして、ここの様なところに来て〔貴方が一日中神の声を聞きながら、同時に自分の毎日の作業を行うのは十分可能な事です。 それの行動が、どの様な行為であっても。〕と言うこの文を読まなければいけません。

“The part of Your mind in which Truth abides is in constant communication with God, whether You are aware of it or not! It is the other part of Your mind that functions in the world and obeys the world’s laws.”

〔貴方のマインドの真理が宿っている部分(精霊のことです)はいつも神とコミュニケーションしています。 (孤児のマインドから見て)貴方がそれに気付かなかったとしても。 {物理的}世界の中で働き世界の法に縛られているのは、貴方のマインドのもう一つの部分なのです。〕

貴方の孤児のマインドの部分、貴方が「自分の為に考える」時に使う部分です。  貴方が七つの(疑いの)言葉を信じてるときに使っている、マインドです。

“It is this part which is constantly distracted, disorganized, and highly uncertain.”

〔この部分が、常に気を散らしており、調和が取れていず、疑い深いのです。〕
疑いで一杯なのです。


“The part that is listening to the Voice of God is calm, always at rest and wholly certain. It is really the only part there is.”

〔神の声を聞いている部分は静かで、何時でも安楽にしており、疑いを知りません。 本当に存在するのはこの部分だけなのです。〕

これ以外の部分は、ただ想像上の存在です。 これについては、沢山話してきました。

“The other part is a wild illusion, frantic and distraught, but without reality of any kind. Try today not to listen to it.”

〔もう一つの部分は、荒唐無稽な幻想、お伽噺で、そして狂っているのです。どの様なリアリティもそこにはありません。 今日は、その声を聞き入れないよう努力しなさい。〕

貴方が問題を抱えていても、あるいはいなくても、これを実行することを、お勧めします。

問題に直面していない時にこれを行えば、真理に対する貴方の好奇心と、答えを求める意志を使って、 疑いに邪魔される事無く、ストレスに邪魔される事無く、{精霊と}繋がる事が出来ます。

そして、万一すぐに聞こえなかったとしても、それ程性急に「私には出来ない!」と断定してしまわないでしょう。

貴方は、「ふーん。上手く行かなかったかも。 もう一度後で試して見よう。」と言えるでしょう。
つまり、ネガティブな感情を持ち込まない、こういう態度で臨めばよいのです。

“Try to identify with the part of Your mind where stillness and peace reign forever.”

〔貴方のマインドの「永遠に静けさと平和がある」部分に自分を見つけなさい。〕

毎日の全ての瞬間に、(貴方のマインドの正しい部分は)そこに貴方と共にいます。 


“Try to hear God's Voice call to You lovingly, reminding You that Your Creator has not forgotten His Son.”

〔神の声(精霊)が愛しく貴方を呼んで、貴方の創造者が貴方の事を(彼の子供を)忘れていはいないと言っているのを、聞いてみなさい。〕


これも重要な文です。 全ては上手く働くように作られています。 父の救済のプランは成功するように作られています。

“Try to hear God's Voice calling to You lovingly, reminding You that Your Creator has not forgotten His Son.”

〔神の声(精霊)が愛しく貴方を呼んで、貴方の創造者が貴方の事を(彼の子供を)忘れていはいないと言っているのを、聞いてみなさい。〕

つまり、これは楽しく待ち望むべき事なのです。

これは受け入れるべき事です。 永遠は何かのバランスに左右されるものではありません。 それは、「貴方がどれだけ上手くやるか」という事には依存していません。


レッスンを始めなさい。 ここに指示が与えられています。

“We will need at least four five-minute practice periods today, and more, if possible.”

〔貴方は、今日最低5分、必要ならそれ以上の時間を使いなさい。〕
出来ればより頻繁にしなさい。 こころ軽やかに。 自分の意志から、喜んで行いなさい。

“We will try – actually – to hear the Voice reminding You of God and of Your Self.”

〔我々は、「貴方に、神と貴方自身を思い出させようとしている」声を実際に聞く事を試みます。〕

貴方が精霊を抱きとめ、貴方が精霊に抱きとめられて、貴方が精霊から分離していない事が、貴方が自分の正しいマインドにあるという事です。 貴方が正気であるということです。 貴方が父を、そこにある自分の全てにするのです。

すると、貴方は神と共に「共同」創造者となります。 何故ならその時貴方は、もはや自分を、創造の動きから分離していないからです。 創造の動きとは、神が貴方に成っている事です。

解りますか?  この世界の中の本のこのレッスンを聞きなさい。


“We will try actually to hear the Voice, reminding You of God and of Yourself!”

〔我々は、「貴方に、神と貴方自身を思い出させようとしている」声を実際に聞く事を試みます。〕

何故貴方はこれをするのでしょう?  これが不可能なら、何故貴方はこれをするように言われているのでしょう?  (もしこれが不可能なら)その様な事を言うのはよこしまな事です。

“We will approach this happiest and holiest of thoughts with confidence, knowing that in doing so We are joining Our will with the Will of God.”

〔我々は、この最高に幸福で最も聖なる思考を自信を持って行います。 これを行うことで、我々の意志が神の意志と繋がる事を知っており、故に自信を持ってこれを行います。〕

何故この真理を貴方に思い出させるものが、必要だかわかりますか? それは、真理が幸福なものだからです。 真理は貴方の心を浮き立たせ、貴方にやる気を起こさせます。

そして、真理は貴方をぬかるみから引き抜きます。 貴方を動けなくしているネガティブな(思考)の泥濘から。 貴方に無力感を与え、「どうしようもない」と思わせているネガティブなものから、貴方を引き出します。

“We will approach this happiest and holiest of thoughts with confidence, knowing that in doing so, We are joining Our will with the Will of God.”

〔我々は、この最高に幸福で最も聖なる思考を自信を持って行います。 これを行うことで、我々の意志が神の意志と繋がる事を知っており、故に自信を持ってこれを行います。〕

これを聞いてください。

“He wants you to hear His Voice.”
「彼(神)は貴方に自分の声を聞いて欲しいのです。」

「私には出来ない。」と言いそうになったら、これを思い出してください。 


神は貴方に自分の声を聞いて欲しいのです。 貴方に貴方自分の全てのマインドを体験して欲しいのです。 精霊と孤児のエゴに分離することなく、貴方は自分の全てのマインドを体験するべきなのです。

“He wants You to hear His Voice. He gave It to You to be heard!”
「彼(神)は貴方に自分の声を聞いて欲しいのです。 彼は、貴方がそれを聞けるよう、それを貴方に与えたのです。」

貴方は、自分を身動きできなくさせているネガティブなもの(ネガティブな思考)を否定しなければいけません。 それに対して異を唱えなければいけません。
「私には出来ない。」「私には向いていない。」 こう、貴方に言わせてしまうネガティブな(感情)に屈してはいけません。


神の視点を表している何らかの言葉を捜して、自分自身をそれにきつく繋げなさい。 そしてそれらの言葉と共に毅然と立ち、どれだけ居心地悪く不自然に見えても諦めてはいけません。

その理由は、神の救済のプランは機能するように作られているからです。

“Listen in deep silence. Be very still and open your mind. Go past all the raucous shrieks and sick imaginings that cover Your Real Thoughts and obscure Your Eternal link with God.”

〔深い静寂の中で聞きなさい。 とても静かになって貴方のマインドを開きなさい。 「貴方の本当の思考を遮り、神と貴方の永遠の繋がりをあやふやにしてしまう(貴方のマインドの中、思考の中にある)騒がしい叫び声や病んだイメージ」を全て飛び越えなさい。〕


「上手くいかない。」と文句を言う代わりに、「上手く行っていない。上手く行くはずがない。」と自分を納得させてしまう代わりに、貴方が何をするべきかがここに書かれています

“Sink deep into the peace that waits for you beyond the frantic, riotous thoughts and sounds and sights of this insane world.”

〔「<忙しい思考やこの狂気の世界の音やイメージ>の彼方で貴方を待っている」平和に、深く沈みなさい。〕


目を閉じてイメージの向こう側へ突き抜ける事も出来ます。 しかし貴方がするべき(より重要な)事は、「どの様に世界が働いているか」というストーリー(物語)を作りたがる貴方のマインドの中で、イメージの向こう側へ突き抜けることです。

マインドは誰に物語を話したがっているのでしょうか? 貴方にです。 だから、貴方は自分自身に酷いお話を聞かせているのです。

そして貴方はマインドの中でお話を繰り返しリハーサルします。 その度にお話をよりリアルに作っていきます。

お話を何回もリハーサルしたので、貴方は台本が無くても全て覚えてしまっています。

全ての台詞を覚えてしまい、それが我が身に染み込んでしまっています。


しかし、貴方の本当のあり方は神に属するものなので、お話が本当に貴方に染み込んでしまった訳ではないのです。

それは貴方の記憶に染み込んだのです。 そして、一度覚えてしまったものは、捨てるのが困難です。

“Sink deep into the Peace that waits for You beyond the frantic, riotous thoughts and sounds and sights of this insane world. You do not live there.”

〔「<忙しい思考やこの狂気の世界の音やイメージ>の彼方で貴方を待っている」平和に、深く沈みなさい。 貴方は忙しい思考や狂気の世界に、存在している訳ではありません。 〕

貴方は「幻想を繰り返しリハーサルし続けている」貴方のマインドの中には存在していません。


“We are trying to reach your Real Home. We are trying to reach the Place where You are truly welcome. We are trying to reach God.”

〔我々は、貴方の本当の故郷に帰ろうとしています。 貴方が本当に歓迎される平和へ戻ろうとしています。 我々は神へ届こうとしています。〕


もう一度言いましょう。 神の救済のプランは上手く行くように作られています。 だから、もし貴方がこれをしているなら(神へ届こうとしているなら)、貴方は上手く行く事をしているのです。

レッスン49を読んで、神の救済プランが保障されているのを、色々な表現で読んで思い出すのは、素晴らしい事です。



テキストに戻って読み続けましょう。

“Whenever You are angry, You can be sure You have formed a special relationship, which the ego has ‘blessed’ (in quotes) for anger is its blessing.”

〔貴方が怒っている時、自分が(エゴが祝福した)特別な関係を築いていることが解ります。 何故なら、エゴは特別な関係を怒りで祝福するからです。〕



前にも言ったとおり、恐れと罪を体験し続けフラストレーションが溜まる事により、怒りが発生するのです。  怒りとは、孤児が安全を作るため、保障を作るために使うものなのです。  ご存知のとおり、孤児とは精霊と繋がっていない人、父との関係を何も体験していない人の事です。



そして、怒りは何時でもそれらしい声で話す訳ではありません。 それは往々にして、落ち着いた、威厳と気品のある教養高い声で、貴方がどんな罪を犯したか、何故貴方は平和を感じてはいけないか、を貴方に説明します。 罪のせいで貴方がどんな咎を負っているか説明します。 貴方は注意していないと、それを信じてしまいます。



それが怒りとして表現されれば、貴方はもっと素早く防御するでしょう。 すると貴方自身を脅かすために、怒りは巧妙に表され、十分に脅迫して貴方を従わせようとします。 そうして貴方を慄かせ、操ろうとします。


“Whenever You are angry, You can be sure You have formed a special relationship, which the ego has ‘blessed’, for anger is its blessing.  Anger takes many forms, but it cannot long deceive Those Who will learn that Love brings no guilt at all. And what brings guilt cannot be Love and must be anger.”

〔貴方が怒っている時、自分が(エゴが祝福した)特別な関係を築いていることが解ります。 何故なら、エゴは特別な関係を怒りで祝福するからです。 怒りは色々な形で現れます。 しかし「愛はどの様な罪も与えない。」そして「罪を与えるものは愛ではあり得ず、したがって怒りに間違いない。」と学んだ者を長く騙し続ける事は不可能です。 〕


貴方はこれを良く見て理解できるようになる必要があります。 貴方に罪が着せられようとしている時(怒りが、貴方に罪悪感をいだかせようとしている時)、そのマナーの優雅さ上品さ故に、貴方がそこにある怒りを見過ごしてしまわないように。 「怒りが賢く状況を使っている手際」に騙されて、貴方が嘘を受け入れてしまわないように。


“All anger is nothing more than an attempt to make someone feel guilty. And this attempt is the only basis which the ego accepts for special relationships. Guilt is the only need the ego has, and as long as You identify with it, guilt will remain attractive to You.”

〔全ての怒りは、誰かに罪悪感を持たせようとする試みに過ぎません。 この試みだけが、エゴが特別な関係を受け入れる土台です。 罪だけがエゴの必要とすることです。 貴方がエゴを自分だと考えている限り、貴方にとって罪が魅力的に感じられます。〕



つまり罪は貴方が(他者を操作する為に)使う道具として魅力的なのです。 そして、罪に魅力を感じるので、貴方は、自分に罪の意識を与える状況を呼び込んでしまいます。


貴方が与えたものを、貴方は保つことができます。 貴方が魅力的だと感じていることが、貴方に引き寄せられて来ます。 そして大概は、貴方はその時点で既に罪の意識を持っているので、貴方は「自分に罪が着せられる事」に抗議しないのです。



貴方はただ、罰をあまり受けなくても済む方法を探すのです。  例えば、「自分が有罪だ」と思っていて、有能な弁護士を見つけて、無罪にしてもらったりするのです。


しかし、これは開放ではありません。 これは、目覚めではありません。 これは、罪をもつ可能性を超えて、貴方が「持って生まれた罪を知らない状態」(無垢)に戻る事とは違います。

“To be with a body is not communication. And if You think it is, You will feel guilty about communication, and will be afraid to hear the Holy Spirit, recognizing in His Voice Your own need to communicate.”

〔体と共にある事(デートで映画を見たり、恋人とベッドに入ったり)はコミュニケーションではありません。 もし貴方がそう考えているなら(体と共にある事がコミュニケーションだと信じているなら)、貴方はコミュニケートする事に罪悪感を感じており、精霊の声に、自分自身のコミュニケートする要求を感じて、精霊の声を聞く事を怖がっています。〕

“And how can He communicate with You while You believe that to communicate is to make Yourself alone?”

〔コミュニケートする事で自分が孤独に成ってしまうと貴方が考えている間、彼(精霊)がどうして貴方とコミュニケート出来得るでしょうか?〕

“It is clearly insane to believe that by communicating You will be abandoned.”

〔コミュニケートすることで「貴方が捨て去られてしまう」と考えるのは、馬鹿げた事です。〕


既に言ったように、コミュニケーションは体と体の間で起こる事ではなく、マインドとマインドの間で起こる事です。 コミュニケーションとは、(体によって個体に分離されていない)無限のマインドの中で起こることなのです。

“It is clearly insane to believe that by communicating, You will be abandoned. And yet You do believe it. For You think that Your minds must be kept private or You will lose them, and if Your bodies are together Your minds remain Your own.”

〔コミュニケートすることで「貴方が捨て去られてしまう」と考えるのは、馬鹿げた事です。 しかし、貴方はそう信じています。 何故なら、貴方のマインド達をプライベートに保たなければ、自分はマインド達(複数)を失ってしまうと、貴方は考えているから。 そして、貴方の体達(Bodies 複数形)が一緒にいれば、貴方のマインド達(Minds 複数形)が貴方のものであり続けると考えて。〕

これに関しては以前話しました。

“The union of bodies thus becomes the way in which You would keep minds apart. For bodies cannot forgive. They can only do as the mind directs.”

〔体を集めることにより(体の集合体を使って)、貴方はマインド達を分離しておくのです。 何故なら「からだ」自体には、「赦す」という事が出来ないから。 体は、マインドの指示に従うこと以外なにも出来ません。〕



本当のコミュニケーションとは、体がコミュニケーションするというアイディアを放棄し、マインド同士がお互いから分離していないと気付く事です。 たとえ、そこに沢山の体があって、それが貴方達をお互いから分け隔てている様に見えていたとしても。