「さらば八月の大地」、観に行ってきました。
前日までの天気予報では、あまりいい予報ではなかったものの、
なんとか雨にはあたらずに行って来れて良かったんだけど...
ほぼセンターとはいえ14列目でちょっと舞台から離れてるので、
オペラグラスを持って行くつもりだったのに、
朝バタバタしながら準備して出たため、忘れてしまいました...
前日のうちに準備しておけば良かった
まあ、舞台全体を見渡せたのは良かったけど、
役者さん達1人1人の表情がはっきりと見えなかったのが残念。
次回は忘れないようにしないと。
休日だし、ジャニーズの今井翼くんも出てるから、
若いファンが結構来てるんじゃないかと思ったけど
意外に観客の年齢層は高めでした。
始まったばかりなので、細かいネタバレは控えますが、
全体的には笑いあり涙ありの舞台で、
劇的なシーンはないけど、なかなか面白い舞台だと思います。
で、出演者の方々のことを少々。
まずは馬木也さん。
俳優役(日本人)でした。
男前なことはわかりきってることなんですけど
劇中、水もしたたるいい男状態でした
これ、今回の舞台を観ないと言ってる意味が分からないです、スミマセン。
でもって、「真田」の渋い服部半蔵とはうってかわっての、
お笑い担当な感じ
「哀と愛と藍と」でもちょっとは面白いシーンがあったけど、
今回はかなり笑わせてもらいました。
主演の中村勘九郎さん。
助監督役(中国人)。
今まで全然気がつかなかったことなんだけど、
初めて生声を聞いて、お父さんの声にそっくりなことに気がつきました。
檀れいさん。
女優(中国人)役。
生歌を計3曲唄いますが、さすが元タカラジェンヌ
綺麗な歌声に聴き惚れてしまいました。
彼女の唄った「蘇州夜曲」を聴いたら、今まではこの曲を聴いても
なんとも思わなかったけど、生演奏のバイオリンの音色と相まって
とても心地良いメロディーなんだなって思いました。
あといい味出してるなと思った役者さんは、衣装係(日本人)役の広岡由里子さんと
脚本家(中国人)役の田中壮太郎さん。
広岡さんはTVでお見かけすることがある女優さんだけど、
今回、馬木也さんと絡むシーンが結構あって羨ましかったです。
田中さんは今回の舞台で初めて知った役者さんだけど、
中国人の役を上手く演じられていたと思います。
中国人役の方は、中国語の台詞もあってそれを憶えるだけでも
大変だっただろうなって思えるのに、聞いたところによると、
台詞の変更がかなりあったそうで、尚更大変だっただろうなって思える舞台でした。
でも皆さん、スラスラと中国語を喋ってたと思います。
(中国語がわかるわけじゃないけどね
)
ところで余談ですが、新橋演舞場は休憩時間中の客席での飲食OKなんだそうです。
今まで行ったことのある劇場は(と行っても片手で足りる数ですが)
どこも客席飲食NGだったので、演舞場もダメなんだろうと思ってたんだけど、
演舞場の目の前のお弁当屋さんでお弁当を買って中に入る人が結構いて、
もしかして客席飲食OKなの?と受付の人に確認したら、OKとの返事。
考えてみたら、今回の舞台も桟敷席は食事付きになってるんだから、
客席で食べても良いはずだよね。
で、私も休憩時間中、一旦外に出てコンビニでおにぎりを買って食べました。
(今日の休憩時間は35分でした)
ただね、休憩時間飲食OKなのはいいとして、
お弁当を買って持って入った人とかなんだろうけど、
上演中にレジ袋をガサガサさせる人があっちこっちにいるんだよね。
それに着信音をならした人もいたりして...。
場内アナウンスもしてるのに、なんで気をつけないのかなぁ。
あと、今まで観に行った劇場と違うと思ったところが
もう1つあって、勘九郎さん、翼くん、檀さんが登場した時に
拍手が起きたこと。
(馬木也さんが登場したときもチラホラと...)
観劇マナーとして、基本上演中は拍手はしないものと思ってたんだけど、
演舞場ではそうじゃないみたいで...。
次に行った時には、馬木也さんが登場した時に拍手してみようかな