「火消哀歌～冬空の木遣り唄～」 観劇

「哀と愛と藍と」が上演されたシアターグリーンの、
「火消哀歌～冬空の木遣り唄～」というお芝居に
川手ふきのさんが出演しているので初日を観てきました。

大まかなストーリーは親の借金の為に吉原に売られた女の子と
その子と好き合っていて年季が明けるのを待っている
元火消しの男の子を話の軸に2人を取り巻く人達の
笑いあり涙ありの人情ものといった感じかな。

ふきのさん、元火消しの男の子とその妹のお母さんで
火消しの頭だった旦那さんを亡くしている役だったんだけど、
肝っ玉母さんぶりがよく似合ってました

大福を食べながら台詞を言うシーンでは
喉につかえるんじゃないかとちょっとハラハラしながら観てました
四股を踏んだり、相撲稽古みたいなこともしたりと
ふきのさんが出ているシーンでは笑うことが多かったけど、
後半泣けるシーンもあって良かったです

場面転換の為か、着物姿の女性ダンサーが6,7人出てきて
踊るシーンが何度かあったんだけど、個人的にはあのシーンはいらないかなと。
まあ、お正月公演だから華やかさも必要なのかな。

今、シアターグリーンのBIG TREE THEATERは「火消哀歌」、
BOX IN BOXは「振袖大火」BASE THEATERは「晒場慕情」
を上演しているんだけど、3作品は関連している作品なので
同時に上演を開始してキャストが行ったり来たりする、
ということをしていて、今日「火消哀歌」を観ているうちに、
公演日程の関係で残念ながら観られませんが
他の作品も観てみたいと思いました。

追記
　3作を紹介したPVがYouTubeで配信されてます
　「ざ☆よろきん」2014年新春本公演PV