リタイヤおじさんの日々

日常のほっとする風景を描いています

独り身になった老年男

2012-12-22 13:32:13 | 日記
昨日、忘年会シーズンで混雑する街中で、今夏の終わりごろに奥さんを亡くした友人、Oと会った。
現役の頃セクションは違っていたが仕事の後、よく飲み歩いた三人(Sと、Oと私)のうちの一人、Oだ。Sとは時折会ってはいるが、Oとは三年ぶりぐらいだ。

その三年ぐらいの間に会えない事情が、忙しさも絡みあってあったと言う。中年から老年期にかけ男には(女にもかな、、、)そんな時があるのかも、知れない。

先週、そんな彼・Oから電話が入り、
「会いたい」と言う。「あっ、いいよ」で急きょ、昨夜あった。
事前に電話ではひと言、聞いただけ。「家内が9月に直腸癌で死んだ」、「。。。。。」。

小田急沿線町田駅という若者たちが多い街中の混雑する居酒屋の末席で、彼の話を黙って聞いた。
奥さんは、1年半の入院生活、その前の家庭での治療生活。更に、その以前、義母の面倒での小さなトラブル、など等いろいろあったと言う。
未だ奥さんの死は区切りができていないと言うが、ともかく昔の仲間と会いたい。と言った。
あいにくSは都合がつかず、私と二人だけで飲んだ。

奥さんの介護、奥さん子供たちと過ごしたマンションでの生活、今後の独り身の生活。等など、
聞きたいことはいろいろあったが、あえては聞かなかった。

「来春、三人で逢おう。アレンジするよ。」、私。
「楽しみにしている」、彼。

彼もひととおり話すとチトわだかまりが取れたようだ。
今回は彼の話を黙って聞いただけで済ませた。

忘年会で混雑する街中で会った独り身になった友人、Oとの再会。

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