野良猫たちのほっとハート -その後日談

2010-03-15 | Weblog

 首輪に鈴をつけられて、幸せになったかと
思っていたしろは


 その後、しばらくすると、埃にまみれ
薄汚れてときおりやってくるようになりました。


 えさもほしがるようになりました。
「 なんだ、こんなことなら
  首輪なんかつけない方がましなのに。 」


 無責任さに腹立たしく、首輪をはずすのも
ためらわれていました。
一応親がいると、無責任でも親権にためらうように。


 しかし、なんかお腹が少し膨らんだかんじなと
思った数日後、首輪をはずされてやってきました。


 知り合いの若い夫婦が共稼ぎの間
さびしがらずに待てる大きさのおとなしいねこを
ほしがっていました。


 騒ぐのをようやくキャリーボックスにいれ
大騒ぎして泣き叫ぶのをできるだけきれいにふき
ウンチの始末などし


 しろはやさしい夫婦にもらわれて行きました。
これでおびえながら、えさを探して歩かないでも
冬が越せます。


 夫婦によると、しろは前に避妊手術はしてあり
その時に取り残された手術用の糸に
脂肪がついてかたまつたとのことで
獣医さんが治してくれたとのこと。


 その後、ようやくに本当の飼い主に
めぐり合えたしろは名前も「 ゆとり 」 ちゃんと
つけられ、安心して暮らしています。



( 避妊、去勢を無料化していただければ
 動物指導センターは、本来の愛護の役目で済み
 費用も総合的に見れば、その方がお得と思うんですが。 )

 児童虐待や動物虐待に
もっと強い強制力のある新しい組織を。
児童相談所も判断のスピードがおそく
ケースを抱えすぎという点もあるということ。

 また、親がやったことの残虐性に引き換え
その刑は軽すぎ
無念の死をとげた子供たちは
あまりにあわれすぎて言葉になりません。


 子供や動物や物言えぬ生命に対し
失礼ながらこの国は
世界の先進国とは言えないのではないでしょうか。


 


           
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