子どもの頃、「ママがね☆」って会話する友だちがちょっぴりうらやましかったこ
とがあります。
我が母方、先祖は火消し&(母親まで続いた)江戸っ子の家系でございますゆ
え「ママ」というモダンな(?)名詞が流通するわけもなく、たまにフザけて「ママ
ぁ」など呼ぼうものなら、返事をしないどころか「ウチは外国でも水商売でもない
からねっ!」と一喝されたものでございます(げっ、コワいねー ^^;)
さてそんな「ママ」じゃなかった「おかあさん」でありますが、間もなく70代になる
せいか(女将の年齢からするとかなり若いのでありますが)どうも各種の体調不
良を引き起こしております。
記憶に新しいのは昨年の5月。耳下腺が腫れたため治療したところ、採用された
点滴の中に含まれていた物質にアレルギーを起こし、あわや「アナフィラキシー」
(重篤なショック症状ですね)では?という症状が出てしまいました。
そんな中、今回知らされた病名が「狭心症」でありました。えっ?C型肝炎キャリ
アの上に「狭心症」って、そりゃまあ、あんまりじゃない?!たまたま受けた3D造
影で冠動脈3本のうち1本が超狭窄を起こしていることががわかり、さらに心臓弁
膜に奇形があるため、母親に下された診断は「早期のステント留置術」でありま
した。
ところが診断をするために受けた「心臓カテーテル」で血管を突っ通され、出血が
止まらないという大騒ぎなことが起こってしまい…。さすがにこれでは遠慮がちな
女将も「ブチョー」を始め、顔見知りの循環器のドクターにこっそり相談して、我が
職場に連れてこようか、と思案しておりました。
ああなのに。母親とは強い存在でありますね。「アンタのところに行けばそりゃ安
心かもしれないけど、アンタに迷惑を掛けるのはイヤだ」ときっぱり断られました。
ということで、心カテで血管を突っ通されても、その病院で「ステント留置術」を受
け、無事に終了いたしました。今日、見舞いに行ってまいりましたが、ことのほか
元気で明日にも退院できそうでございます。
そんな姿を見るとやっぱり「ママ」とは呼べませんが、今日はあえてタイトルを「M
ammy!」にしてみました。ま、なんだかんだありますが、母親は圧倒的でござい
ます(^^;)
追記:女将は時々、怪しげな気配(同居していた母方の祖父母や、7年前に亡くな
った叔母などの何か)を感じます。その話をすると、母親は「いいねえ。アタシのと
ころには誰も来ないよ」と申しておりましたが、今日はなんと「足元に4人(母親の
Origin family)、出てきたみたい」と申しておりました。今や唯一生き残ったアナタ
ですもの。しょうがないねー。