昨晩、駅の駐輪場から愛車のちゃりで自宅に戻ろうとした時のこと。
ちゃりにはめてある「ワイヤーキー」のキーがスロットルから抜けなく
なってしまいました。ワイヤーの開閉はできますが、キーだけが抜け
ない状態でございます。
4、5分ほど駐輪場で格闘しておりましたが、いつまでそこにいたとて
抜けないものは抜けませんので、キーを挿したまま、ワイヤーキーを
カゴに入れ自宅へ。
自宅の駐輪場でも同じように格闘いたしましたが、やはりキーは抜け
ずじまい。仕方なくそのままワイヤーキーを持って部屋へ入りました。
さあ、この後、どうするべきか。KURE556でもあれば、シューっと一吹
きしてみようかと思いましたが、残念ながら見当たりません。(ウチの
中で見かけたことがあったんだけどなあ)
夕飯を食べることもできず、必死にキーをスロットルから抜いておりま
したら、手を痛くしながらようやく抜くことができました。代替のワイヤ
ーキの持ち合わせはありません。しかーし、このままでは明日の朝、
駐輪場でとんでもないことになるのが予想できます。まさか、キーをつ
けたままちゃりを駐輪場に置いていくわけにも、ワイヤーキーをかけず
にちゃりを置いておくわけにもいきませんものね。
「うーん、滑りをよくするものはないだろうか」
とウチの中を探しておりましたら、よさそうなものを発見!銀磨き用の
液体研磨剤、その名も「ピカール」でございます。
「とりあえずこれでキーを磨いてみるか…」
ところがピカールの口はしっかり閉まったまま、と申しますか液ダレを
ちゃんと処理していないせいか、口はしっかり固まり、びくとも廻りませ
ん。「ふ、ふえーん、なんでこういう時に役に立たんのだあああ~」
一瞬、絶望的な気持ちになりましたが、追い込まれると人間、ひらめく
ものでございますね。「銀磨きなら、ハミガキ粉があるじゃん!」
普段、シルバーの指輪をじゃらじゃら付けていた甲斐がありました。と
いうことで、使い古したハブラシに、ハミガキ粉をつけせっせとキーを磨
いてみました。して、恐る恐るキーをスロットルに入れて抜いてみたら…
「おおっ、ちゃんと抜けるじゃーん」
その場でヘナヘナとなりそうになりながらも、ワイヤーキーを持って、自
宅の駐輪場へと引き返す女将。いつも通り、ワイヤーキーを愛車にかけ
てキーをスロットルから抜いてみると「おおっ、抜けた、抜けた」
いやしかし。こんなつまらないことだけで、長々とブログが書けるもので
ございますね。何やってんでしょ、アタシったら(涙)