金銀でいうと例えば、
カビゴン/ヘラクロス/シャワーズ/ファイヤー/バンギラス/ゲンガー
みたいなパーティで、エアームドでどうしてもカビゴンヘラクロスの2枚を見たい場合、またはサイドンでゲンガーカビゴンの2枚を見たい場合、カビゴンの大文字でエアを倒す、ゲンガーの道連れやギガドレインでサイドンを倒すと、ヘラクロスまたはカビゴンが受からなくなります。
ヘラクロスやカビゴンが直接手を下さずに別のポケモンが間接的に苦手なポケモンを倒すことを俗に間接役割破壊のように言いますが(注:最近の金銀はそんなんじゃない)、BWではちょっと勝手が変わります。
理由1.相性の不利を覆せない強力な先制技
今の対戦ルールにおけるメジャーなポケモンというのは多くが強力な先制技を持っています。これでは、苦手なポケモンを倒すことすらままなりません。
例:(^∀゜)ウルガモスのめざ氷でカイリューを倒して低速ポケモンの生きやすい世の中に!
→神速で死亡し、低速ポケモンに鬼のような逆鱗の追撃
理由2.恩恵を受ける前に苦手なポケモンに起点にされて3匹目もろとも全員死亡
これは、間接役割破壊の恩恵を受けるポケモンが、恩恵を受ける前に場に出た瞬間、起点にされてあれよあれよと死んでいく現象を指します。
例:(^∀゜)ラグのカウンターでハッサムを殺してユキノオーの天下だお!
→(^∀゜)相手襷ガッサとかいるからノオーから出さないとね!
→(ヽ'ω`)ハッサムのとんぼに対応できないお・・・
例2:(^∀゜)ウルガモスのめざ氷でカイリューを倒して水ロトムの生きやすい世の中に!
→(^∀゜)相手カバルドンいるから水ロトムから出すお
→(ヽ'ω`)ポンプ拘ったらカイリューに舞われて死んだお・・・
例3:(^∀゜)ウルガモスのめざ地面でドランを倒してハッサムで全抜きだお!
→(^∀゜)マンムーはハッサムのバレパンで処理!
→(ヽ'ω`)ドランに身代わり残されてまもみがで負けたお・・・
間接役割破壊なんてしている暇はありません。
起点にされるポケモンがいるというのは致命的な弱点です。
パーティ全員で広範囲を見れる、起点にされないように組むのが強いと思いましたまる。
それは攻撃が通るだけでなく、補助技が通るのも含めてです。