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イタリア&フランス 1ユーロ150円くらい

2007-10-22 22:24:24 | その他
2ヶ月くらい前の話だが忘れないうちに記録しておく。8月26日から家族でイタリアとフランスに行っていました。

1日目

 大阪国際空港からミラノ行きの飛行機へ。イタリア語を少しでも多く覚えようと思いながらも、機内の個別モニターで出来るトランプゲームにハマる。後ろに座っていたイタリア人のおじさんに話しかけられ、イタリア語をちょっとだけ学んだ。機内サービスのイタリア食弁当を食べた時から本格的にイタリアっぽくなってきたなーと感じた。ちなみにブラッドオレンジジュースがすごくおいしかった。
 ミラノから今度はローマへ飛行機の乗りつぎ。野菜が入っているほうを本当は食べたかったけどうまく通じず。生ハムだけがはさんであるサンドイッチになってしまったがそこそこおいしかった。野菜がほしいぃ…。
 ローマでは荷物がなかなか出てこないのがイタリアっぽかった(何。結構手間取ったが最終的にホテルの人に迎えに来てもらったので楽だった。

2日目

 朝食は主にパンに甘いものを塗っているのに、ケーキやジュースやクロワッサンやコーンフレークなどさらに甘いものがビュッフェスタイルに並んでいる。甘いものが大好きなのでつい朝からたくさん食べてしまい気分が悪くなるw。サラダやスープがほしくなった;
 まずバチカンの美術館に。昨日のイタリア人のおじさんが警告していたとおり、すごく混んでいたが20分くらいで入れた。ここはもう美術品のてんこもりで、天井にまで絵がすごい。ラオコーンもあった^^。しかし最後らへんには飽きてきてしまった。美術が好きな人なら1日かけてみるべきかな。外にでてジュースを買ったがなんとペット2本で1300円(8ユーロ)ほどぼったくられる。
 昼食は姉の勘でおいしそうなところに入った。トマトソースのスパゲッティを頼んだが普通においしい。そして圧巻は、ルッコラと生ハムの塩味のピッツァ。これは今回の旅行でベスト10に入るほどの絶品で、生ハムと野菜だけなのにシンプルでえもいわれぬうまさ。生地もすごくおいしかった。ああ思い出すだけでまた食べたくなる…。値段はどの皿も1000円ちかくはした気がする。
 地図を見ながらナボーナ広場にむけて歩く。観光客は交通手段を使うべきなのになぜか家は歩くのが好きなのだ。細い裏道に入ったら、美味しそうなトラットリア(レストラン)やピッツェリア(おもにピザ。パスタもある。)が沢山並んでいる。しかも観光客もいないせいか安い。一番安いところでピッツァマルゲリータ・およびトマトソーススパゲッティが4ユーロくらい。その裏通りでジェラート屋があり、ついに買ってみる。レモンとラズベリーとココナッツの三種類それぞれ1カップ1ユーロ。これが飽きない味で甘すぎず、すごく美味しい。
 ナボーナ広場で休憩してパンテオンという変なドームみたいな昔の建物に入り、そのあとイタリアの女優さんが映画の撮影をしているのを尻目に遺跡のほうへ。
途中にあったスーパーで水を買う。レストランでは500mlペットボトル1つで1.5ユーロくらいするが(冷えてる)、冷えてないのは2リットルで0.4ユーロくらいしかしない!これから水はスーパーで買いだめすべきである(笑)。
 遺跡の近くに真実の口があり、久しぶりに観光客が集まる姿を見た。前にいた日本人が真実の口だけでなく目や鼻に手を入れていたのに笑った。
 そしてカラカラ浴場へ。ここはカラカラ帝が市民のために大金をはたいて作った大浴場およびプールの集合体の建物跡。ここが以外にも入場料が6ユーロくらいかかってしまった。つかれたのでちょっとした喫茶店へ(BAR)。椅子に座ると料金が2倍くらいするドS設定だが、ここは座って冷たいパスタとジュースを食べる。意外とおいしかった。パスタは塩味が薄かったが、これがイタリア本来の味なんだと納得した。
 スペイン広場についたころには暗くなってきて、水も尽きてしまい、のどがかわいた姉が不機嫌になる。あわてて見つけたトラットリアで夕食を。母や姉が日本語メニュー(値段表記無し)から高そうな食材(ヒラメやタコ)を容赦なく頼むので、自分は値段表記のあるイタリア語メニューから一番安いトリッパを頼んだ。トリッパは漫画バンビ~ノとかでもたまに出る食材でちょっと気になっていたものだ。野菜スープ、ヒラメのグリル、タコのカルパッチョはどれもすばらしく美味しかった。特にヒラメのグリルは今回の旅行でベスト10に入るおいしさだった。トリッパは最初の一口は柔らかくて美味しかったが、大量に食べるものではないと痛感したw。気になる値段はなんと90ユーロ。ものすごい大金をはたいてしまった…。でも味は最高だった!
 そしてホテルに帰る途中に地元の人で賑わっている美味しそうなピッツェリアがあった。ここならもっと安くすんでいたかもしれない。万一もう一度イタリアに行く機会があれば絶対行きたいお店だ。

3日目

 フィレンツェまで新幹線ユーロスターで移動。朝食はホテルの甘いものばかりだったので、間食にマクドナルドでハンバーガーを食べる。オリーブのピクルスもやはり日本よりおいしかった^^。
 フィレンツェでは駅近辺のホテルに着く前に、おいしそうなトラットリアがあったのが目についた。昼はさっそくそこへ。パスタを数種類頼んだがどれも味は悪くない。おじさんも陽気でおもしろい。
 そしてまず食品市場へ。12時過ぎていたのでほとんどしまっていたが、二階の果物売り場で新鮮そうなマスカットみたいな色のぶどうと真っ赤なクランベリーを買った。ホテルでさっそく食べてみるとクランベリーは意外としぶい。マスカット似のぶどうは甘くてすごくおいしかった。
 次にアカデミア美術館というところに歩いていってみた。本物のダビデ像が普通の家くらいの高さがあってすごく大きかった。しかし美術品にはちょっと飽きてきた。
 夕食は昼食と同じところで。ここではフィレンツェおよびトスカーナの名物Tボーンステーキを思い切って頼んでみた。ものすごいでかさの肉が運ばれてきた!これを食べるのか…ギャル曽根じゃないのにこんなに無理かも…と一抹の不安が。
 切ってみるとレアだ。自分は今までレアというものにあまり魅力を感じなかった。だって生肉なんて危険だし硬いじゃん…!!
 そして塩を振ってどんどん肉を食い進んでいった。
 肉が3分の1くらいになっておなかいっぱいになったが、やっと気づいた。この肉すげええええうまい!!!レアだからなのか!?霜降りでもないのだが赤身がうまいのだ!うますぎる!やべえ!!
 このTボーンステーキは今回の旅行でもベスト10に入るというか一生忘れられないお肉料理だった。
 サラダも頼んだのだが、オリーブオイルと塩とチーズをかけるという味付けがどうも気に入らない…
 夜は蚊に悩まされた。

4日目

 この日はまず食品売り場でおみやげを買った。日本人経営のお店があり、そこでイタリア一うまいスパゲッティを買い、ペペロンチーノの香辛料、ブッタネスカの香辛料などを買った。さらに外の露店でカカのTシャツを購入。しかし0.5ユーロのレモンジェラートをうっかり落としてしまったorz
 次にメディチ家の屋敷へ。ここは名家の家にふさわしく全てが高級で、礼拝所なんかは金色だった。しかも上の階は現在企業の事務所になっていたりするのだ。まちがって侵入していまい怒られる。
 また0.5ユーロのジェラート屋をフィレンツェ広場近郊で見つける。ジェラートは0.5ユーロが一番安いのかな…。そこで食べたジェラートのおいしいこと!もう1カップくるみ味のジェラートも食べてしまった!
 昼食は観光ガイドの本にもついている店に。なかなかおいしかったが昨日のTボーンステーキの店のほうが好きかもしれない。やはり料理店は自分の勘で入った方がいいと思われる。
 そのあととても大きいウッフィツィ美術館へ。すごく並んだ上に、似たような美術品ばかりで母や姉は熱心に見ていたが自分は疲れてしまった。イタリアの美術館は椅子が多いから助かる。最後らへんは真面目に見るのがいやになってしまった。
 今度はヴェッキオ橋へ。たくさんのアクセサリー店があった。そしてマーブル装飾のお店でお土産を買って、やっとホテルに着く。歩き疲れた。姉がどこからかスモモみたいなものを買ってきたので、かぶりつくと酸味があってすごく美味しかった。
 夕食は昨日のところでもよかったが今日は別の店に行こうということで入った店が非常に塩辛く、大失敗だった。帰ってまたスモモにかぶりついた。

5日目

 この日はヴェネチアに向けて出発する。ユーロスターでフィレンツェからミストレまで走る。ミストレのホテルはしっかりしていた。近くの店で昼食をとったがここも地味に美味しい。特に母が頼んだ肉のスライスのようなのが今回の旅行でベスト10に入るほどおいしかった。
 昼食が済んだらさっそくベネチアのテルミニ駅へ出発。サンマルコ広場で母たちが博物館と美術館に行っている間に、そういうのに飽きた自分はその辺を散策。狭い道は人で賑わっており綺麗なガラス細工やお菓子屋さんがあった。そして街角ではピアノを弾いている人がいたり…、とても雰囲気の良い店だ。母・姉と合流し、夕食の店を探しに。人にまねかれてある店入った。料理はおいしいのだがワインをすすめてきたりポルチーニ茸という高級な茸をすすめられたりした。ポルチーニ茸はすごく新鮮でおいしかったが。。。いろいろふっかけられた結果、なんと100ユーロもかかってしまったのだ!!ぎゃあああああ。お水もいつの間にか3つペットボトルを頼んだことになってるし…orz
 そんなこんなで美味しかったけど失敗した夕食でした。

つづく

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