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「兎一族 ラス★ラビータス」の活動情報や日々の徒然日記を公開。

0809★天才!若松美黄再び

2009-08-10 13:00:16 | 兎の徒然日記。
フリカエリ日記のまえのワリコミ日記


8月9日日曜日。
天才若松美黄の舞台を観ました。

2年前のさいたま芸術劇場(コチラを参照 http://blog.goo.ne.jp/rabbitphoto/e/4d708a4d812eab64bbf782a4637e8cd5)以来、なかなか先生の舞台を観に行けず、どうしていることやらと心配していると、なんとフラメンコ雑誌「Paseo」でコラムを担当し、我が恩師フラメンコ界にも進出か?!と驚いて連絡、今回のご招待をありがたく受けた次第でございます



相変わらずの笑いのセンス、そして75歳になろうという老体に、むちなど打たずとも、クルリクルリと舞台の上を滑るように動いていく様子に、ただただ圧倒された。
お地蔵さんの存在感を十分に利用し、ロボットを操り、おまけに唄まで歌い、しまいには舞台の上で噴水をだしてみせた

圧巻でございました


この人本当に天才なんだな、としみじみ
そして、うちの先生100歳になってもきっと死なないと確信
さらに、まだまだこれから活躍していく現役ダンサーにあっぱれ






舞台終了後のトークショーで、先生は生き生きと話をしていた。

「年齢を重ね、衰えを感じはじめたのはいつ頃ですか?」
という問いに対し、

「60歳までは何も変わらなかった。」
と驚くべき発言。
「ジャンプの高さが変わり、4回跳ぶところを3回にして調整した。その程度」
とさらりと答えてみせた。


「60歳超えて、ガクっと体力が落ち、今までのように動けなくなったけど、動かなくていいならこれ幸い、得したと思った。無理などする必要はなにもなく、いまあるカラダで何ができるかを求めて踊り続けてきた。」


せんせい最高

日本女子体育大学大学院、若松研究室最後の娘であることに誇りを持ち、
これからも兎はがんばっていかねばと決意

踊ることは、誰かと競うことではない。

踊り続けていくことを、自分に強いる必要もない。

私が生きている日々の中で、自分らしさを表現する場のひとつであり、そしてその手段のひとつに踊りがある。


過去を悔まず、
未来に期待などせず、
いつの日も自然体で、今ある日常を精一杯生きていくことを美黄先生から教わった。



兎もいつか先生と一緒の舞台に立ってみたい

コメント (4)
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