7月24日火曜日。
さかのぼりますが、この日大変な事件が発生したのでございます。
京王八王子駅前にとめたはずの自転車が、忽然と姿を消したのでございます
レトロな感じの兎せんせい自慢のこの自転車は、
①お洒落なレトロ と ②単なる古いモノ と紙一重なもので、「ぎりぎり②番!」と判定され、新聞配達用として「昔ながらの頑丈な自転車」と自転車置き場のおじさんたちにも人気でございました。
ふたつあった鍵を両方とも無くし、石でガンガン叩いて位置をずらし、鍵のかかったまま多少ガチャコンガチャコンと音はしますが、まあなんとか乗れる状態のまま数か月が過ぎておりました。
その見せかけの「施錠」をした大切な自転車がですよ!
ないのです。どこを探してもないのです。
あんなにぎっしりと置いてあった自転車がきれいさっぱりなくなり、数台ある自転車にはショッキングピンクの毒々しい貼りものがしてあり、恐る恐るのぞいてみると「撤去します10:33」と記入してあった。そしてその横の電柱には「撤去のお知らせ」が。
ひゃあーっ大変大変!!!
兎せんせいは真っ青になり、大急ぎで警察に連絡、すると紛れもなく兎自転車も今朝撤去されたことが判明。
場所は楢原。
八王子の山奥。
現在いる場所からバスに揺られ約30分。
そんな遠いところから、あの自転車で、しかも兎せんせいの家まで戻って来いというのか?
ひどいひどいひどい、ひどすぎるるるるるるーっ
とひとり鼻息荒くぐるるるると唸り、がっくりと肩を落とし、諦めバス停へと向かったのでございます。
バスは1時間に2本。
当分来そうにありません。
「Excuse me?」
そんな兎せんせいの心情おかまいなしに、異国からのご旅行と思われるご家族より英語で話しかけられ、
「サマーランドへはどうやっていけばいいのですか?」
「33番のバスです」とにっこり答えると、
「何円ですか?」
「何個バス停はありますか?」
「写真撮ってもらえますか?」
・・・・・・
とこの幸せ家族には何の罪もないというのに、
兎せんせいのぐるるるるぅは限界に達し、鼻血がでそうになっておりました。
するとかたわらから、
「私の家はサマーランド行きじゃあとまらないのっ」と憤慨したお年寄りが。
なぜその怒りを兎せんせいに・・・
このなんだか訳のわからないやりとりに時間がかかり、
おかげさまでバスはやってきました。
「自転車保管所」へ行きたいという意志を運転手に告げ、相変わらずぐるるるるぅと唸りながらどんどこバスに揺られ到着いたしました。
そして案内どおりに歩いて行きましたが、どうにもこうにも保管所は見当たらず、どうやら道に迷い、最悪の状況に。
しかも今年一番の炎天下
死にそうでございます。
人すら見当たらず、道を聞くにもひたすら来た道を戻り、住宅街に侵入、そしてようやく保管所のありかを尋ね、歩き始めると、先ほど教えてくださった奥様が車でやってきました。
「乗ってください、そこ通りますから。」
となんてなんてなんて親切な方
感激しながらお礼を言い、乗せていただき、保管所へ無事到着いたしました。
(こうしてまたもや人のあたたかさを身にしみて感じるのだなあ。)と、ぐるるるるぅもなんのその、
「助かりました、ありがとうございました★」とその場を去ろうとする兎せんせいに、
「あのぉ。お願いがあるのですが。」
とちゃっかり『清き1票』のお願いをされたのでございました。
そして自転車保管所。
広大な緑あふれんばかりの土地に積まれた自転車。
そしてのんきな係りのおじさん。
撤去料3000円を支払い、無事に愛車を引き取り、
さあサイクリングブギるんるんでございます。
八王子駅までの道のりを聞き、河原をじゃんじゃか走り、炎天下の中どうにかこうにか家へたどりついたのでございます。
我が自転車人生、最大の辛い道のりでございました。
もう二度と違法駐車いたしません。
申し訳ございませんでした。
あふろ兎。(まったく反省の色がないアフロな兎でした)
今後のすけじゅーるはコチラ★
さかのぼりますが、この日大変な事件が発生したのでございます。
京王八王子駅前にとめたはずの自転車が、忽然と姿を消したのでございます
レトロな感じの兎せんせい自慢のこの自転車は、
①お洒落なレトロ と ②単なる古いモノ と紙一重なもので、「ぎりぎり②番!」と判定され、新聞配達用として「昔ながらの頑丈な自転車」と自転車置き場のおじさんたちにも人気でございました。
ふたつあった鍵を両方とも無くし、石でガンガン叩いて位置をずらし、鍵のかかったまま多少ガチャコンガチャコンと音はしますが、まあなんとか乗れる状態のまま数か月が過ぎておりました。
その見せかけの「施錠」をした大切な自転車がですよ!
ないのです。どこを探してもないのです。
あんなにぎっしりと置いてあった自転車がきれいさっぱりなくなり、数台ある自転車にはショッキングピンクの毒々しい貼りものがしてあり、恐る恐るのぞいてみると「撤去します10:33」と記入してあった。そしてその横の電柱には「撤去のお知らせ」が。
ひゃあーっ大変大変!!!
兎せんせいは真っ青になり、大急ぎで警察に連絡、すると紛れもなく兎自転車も今朝撤去されたことが判明。
場所は楢原。
八王子の山奥。
現在いる場所からバスに揺られ約30分。
そんな遠いところから、あの自転車で、しかも兎せんせいの家まで戻って来いというのか?
ひどいひどいひどい、ひどすぎるるるるるるーっ
とひとり鼻息荒くぐるるるると唸り、がっくりと肩を落とし、諦めバス停へと向かったのでございます。
バスは1時間に2本。
当分来そうにありません。
「Excuse me?」
そんな兎せんせいの心情おかまいなしに、異国からのご旅行と思われるご家族より英語で話しかけられ、
「サマーランドへはどうやっていけばいいのですか?」
「33番のバスです」とにっこり答えると、
「何円ですか?」
「何個バス停はありますか?」
「写真撮ってもらえますか?」
・・・・・・
とこの幸せ家族には何の罪もないというのに、
兎せんせいのぐるるるるぅは限界に達し、鼻血がでそうになっておりました。
するとかたわらから、
「私の家はサマーランド行きじゃあとまらないのっ」と憤慨したお年寄りが。
なぜその怒りを兎せんせいに・・・
このなんだか訳のわからないやりとりに時間がかかり、
おかげさまでバスはやってきました。
「自転車保管所」へ行きたいという意志を運転手に告げ、相変わらずぐるるるるぅと唸りながらどんどこバスに揺られ到着いたしました。
そして案内どおりに歩いて行きましたが、どうにもこうにも保管所は見当たらず、どうやら道に迷い、最悪の状況に。
しかも今年一番の炎天下
死にそうでございます。
人すら見当たらず、道を聞くにもひたすら来た道を戻り、住宅街に侵入、そしてようやく保管所のありかを尋ね、歩き始めると、先ほど教えてくださった奥様が車でやってきました。
「乗ってください、そこ通りますから。」
となんてなんてなんて親切な方
感激しながらお礼を言い、乗せていただき、保管所へ無事到着いたしました。
(こうしてまたもや人のあたたかさを身にしみて感じるのだなあ。)と、ぐるるるるぅもなんのその、
「助かりました、ありがとうございました★」とその場を去ろうとする兎せんせいに、
「あのぉ。お願いがあるのですが。」
とちゃっかり『清き1票』のお願いをされたのでございました。
そして自転車保管所。
広大な緑あふれんばかりの土地に積まれた自転車。
そしてのんきな係りのおじさん。
撤去料3000円を支払い、無事に愛車を引き取り、
さあサイクリングブギるんるんでございます。
八王子駅までの道のりを聞き、河原をじゃんじゃか走り、炎天下の中どうにかこうにか家へたどりついたのでございます。
我が自転車人生、最大の辛い道のりでございました。
もう二度と違法駐車いたしません。
申し訳ございませんでした。
あふろ兎。(まったく反省の色がないアフロな兎でした)
今後のすけじゅーるはコチラ★