私の感じたこと

リロケーションを専業とするラビットホームズの岩崎和夫といいます。
私が日々感じたことなどを素直に本音で書き留めます。

自作パソコンの顛末 Part-3

2005年07月24日 | パソコンに関すること
さてさてパソコン自作機1号のその後ですが悪戦苦闘(結果2台分のパーツを購入する破目に)の末何とか動き出し、いくつかの問題点はあるものの順調に稼動しています。
従来からのDELL製ホストパソコンが壊れた際のサブ機として考えていたのですが、何と現実のものとなってしましました。

DELLのパソコン(1年前に購入)は半年前にハードディスクがクラッシュしてメーカー保証で交換したばかりでしたが、1ヶ月前にもまた同じ症状でハードディスクがクラッシュ。
新しいハードディスクに交換して1ヶ月もしないうちにまた同じ症状。
おかしいなと思い、壊れたハードディスクを自作機1号に接続してみると何の問題も無く認識。
壊れたのはハードディスクでは無く、どうやらマザーボードといわれる基盤のようです。
そんな訳でDELLサポートの指示通り、何と1年間で2回目の工場入りとなってしまいました。

治って来るまでは自作機1号が仕事上の主役に躍り出る事になりました。
喜ぶべきか?悲しむべきかは別として、自作機の成果が問われる時です。
こんなに早く代替の次期が来るとは予測していなかったのですが、自作機にはまだ自分の中で解決していない問題がありました。
これは、自作パソコンを作っている人全員のテーマかもしれませんが、音です。
とりあえず何の問題も無く稼動しているのですが、とにかくうるさい。
ファンの音です。

CPUと言われる演算装置(車でいうエンジン部分)を冷やす為、パソコンには空冷ファンが付いています。
私の自作パソコンには、ケース側フロントに2個、天井に1個、背面に1個、主電源に1個。
という具合で5個の空冷ファンが付いています。
その他に前述のCPUを冷やす為の一番大事なファンを含めると何と6個ものファンが回っている事になります。
ファンは大きさとスピードで音が決まり、パソコンショップにて低回転で空気の輸送量が多いタイプを購入し交換。
一番高回転で回る音もうるさい純正のCPUファンを、市販されている靜音タイプといわれる製品に交換してみました。

純正ファンの回転数はCPUの温度によって変化しますが、当初の組上げ時点では平均CPU温度は40度前後。
ファンの回転数は毎分、2000~3000回転の間で推移しています。
2000回転ぐらいならそれほど気になる音では無いのですが、3000回転を超えると結構うるさくてかなり気になります。
でもCPUの温度は40度前後。

交換したCPUクーラーはファン回転数1900回転の靜音タイプといわれる物で、純正と比べると車でいうラジエター部分がものすごく大きく(写真参照)見た目は純正品よりかなり冷やしてくれそうな感じの商品でした。
でも実際には取付けてみてびっくり。

ファンの回転数が半分以下なので、前と比べると多少(あくまでも多少のレベル)は静かになりましたが、ファンの回転数が低い分風量が少ないのでしょう。
CPUの平均温度が純正のCPUクーラーと比べて15度ぐらい上昇してしまいました。

どっちを取るかという判断かもしれませんが、静かになればCPUの温度が上がり、うるさければよく冷える。
扇風機と同じですね。

これから暫くの間、自作機の完成度は「音との戦い」になりそうです。

CPUクーラーはものすごい数の製品が売られていますが、結局全部をテストする事はできません。
メーカーはコストを掛けてすべての製品をチェックして純正部品を決めているのでしょうから、最後は音を犠牲にしてCPUの熱暴走を防ぐしかないのでしょうか?

そんな折、「深海の音」なるファンが付いていないCPUクーラーが発売されたという記事を見てしまい、試したくなる自分がそこにいるのですが、製品チェックはメーカーや専門家の方にお任せし、うるさくてもいいから壊れないPC(自作)にした方がよさそうです。
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