私の感じたこと

リロケーションを専業とするラビットホームズの岩崎和夫といいます。
私が日々感じたことなどを素直に本音で書き留めます。

老後の計画(その2)

2005年05月27日 | 老後をどうします?
老後の計画(その1)では、現在買うことができる(借入を含め資金が用意できる範囲内でという条件付)アパートなどの投資用不動産は、とにかく買える時に買うべき!という話しをしました。
これは金融機関が現時点では投資用不動産に対する融資をかなり厳しく見ているので、返済が不可能になるほどの融資は受けられないという前提条件付きの話しです。
現在はバブル期のように返済原資は度外視で、担保さえあれば貸すような時代では無いからです。

ただ「買える範囲で何でも買えばいい」という訳では無く、相続ということも視野に入れて購入すべきと私は思っています。
やはり「立つ鳥跡を濁さず」を考えた場合、相続人は誰?何人?を視野に入れた財産形成が必要だからです。

現在では配偶者の場合「相続財産で1億6千万円までは無税」ですので、相当な資産家でなければ相続税はかからない事になります。
法定相続の場合も、(5千万円+1千万円×相続人の数)までは相続税の心配は要りません。

自宅(極普通の)ともう一つそれほど高額で無い不動産でしたら、あまり心配する事はありませんが、相続税の問題以外にも「相続人の揉め事」も考える必要があります。
相続税の心配が無くても、相続人の争いは起こるからです。

私の考える相続対策の基本。(サラリーマンの場合です)
出来るだけ「同じ価値の不動産を相続人の数だけ保有」、将来税制が変わった時の事も考えて、出来れば相続税支払いの為にプラスもう一つ持てればベスト。
自宅は通常長男が相続する事になるでしょうから、出来れば自宅以外に子供の数だけ何か不動産を取得できるよう今から準備を始めませんか?

現在の収入と予想される退職金と退職後の年金とすべてのバランスを考えて!
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