
デジカメ用に512MBのメモリスティックDUOを買いました。
付属品は32MBでしたので,これでようやく残量を気にせずに,でかい写真を撮れるようになりました。
といっても,印刷することなんかほとんど無いし,日常的には1Mの写真で十分すぎるぐらいなのですけど。
さて,そういうわけでインクの紹介です。
個人的に緑色のインクがお気に入りでして,色々と試してきたのですが,南アから帰国してやっと「コレだ!」というインクを見つけました。それがセーラー・ジェントルインクのイエローグリーンでした。ところがこの色は蒲田ACTの限定カラー(他にもいくつかあったかな?)でして,通販でも手に入らないというくせ者だったのです。本社勤務のままだったら問題ないのですが,ああた,あたしゃ飛ばされちゃいましたので,お気に入りのインクはせめて通販で入手できる物じゃないと困っちゃうのですね。まあインク一本使い切るには結構かかりますから,そのころには徳島からは消えているのかもしれませんが(笑)。
このジェントルインクは,今までのインクの常識を覆したインクでして,自分で混色してもOKなのです。従来インクの混合は化学変化を伴うので絶対にやってはいけないことと云われ続けてきました。万年筆に一度インクを入れたら同じメーカーのインクでも変えてはいけないと云われていたこともあるぐらいです。ところが最近では万年筆本体にやさしい多色のインクが各インクメーカーから出ていますので,気に入った色があれば自己責任でいろんな色を試すのも一興ですし,セーラーのジェントルインクやプライベートリザーブのインクで混色を楽しむのも良いでしょう。
というわけで,海外インクメーカーを漁った結果「pecoちゃんの大好き「風」なフランス」のエルバンというメーカーの物に行き当たりました。
ヨーロッパのメーカーはちょっと彩度を落として良い感じに落ち着いた色のインクを好むようです。対してアメリカのメーカーは発色の明るいハッキリした色が好みのようですね。用途によって(好みによって)使い分けるのが吉でしょう。
さて,J.HERBINですが,創業は1670年(王様が君臨してた頃ですね)で,封蝋とインクの老舗です。シャネルの香水瓶に施されている封蝋もエルバンの物だそうです。
今回はSwisher Pensで購入しましたが,どうやら日本国内の通販にもお目見えしたようです。海外通販に不安はないし,新製品をいち早く試すことが出来るのが魅力ではありますが,送料のほうが高かったりするのが(笑)。

フランス語はわからないので機械翻訳ですが,この色は「牧草の緑」だそうです。ジツニ良い色なのですがMoleskineで裏写りしまくりなのが残念です。