†意識の記録† 理解のブログ

私の私の視点による私の経験の記録。私の視点で見る限り誤りのない認識で記事を書いている。一切の苦情は受け付けない。

EOSの新型機

2017-08-24 20:04:33 | Camera
どうも、こんばんは。

以前の記事を書いてから、キヤノンより新製品が発売されました。
いじくりまわしたので、少し報告を。


先ず、EOS kissX9 から。

kissX7 との比較で、ライブビュー機能の強化が為されています。
ただ、通常の位相差AFセンサーは、据え置きの9点AFで、40Dのような全点クロスではなく、中央のみクロスとなっています。
すなわち、上下のセンサーは縦線のみ、左右と中間のセンサーは横線のみ検出です。
勿論、F8AFにも対応しません。

正直、期待外れです。一眼レフが欲しいだけであれば、kissX7のデッドストック品を探した方が安くて良いでしょう。

一応、ライブビュー中のオートフォーカスが高速になりました。
しかし、元々の kissX7 も、ハイブリッドCMOS機で、それほど遅くなかったですね。

個人的なエントリー機のオススメは、EOS 9000D ですかね。


次に、EOS 6Dmk2。

待っていた方も多いと思いますが、買う価値ないです。
ライブビューAFは、驚くほど改善されました。しかし、フルサイズ機でライブビューAFする時は、三脚に決まってますし、動きものを追うわけではないので、意味がないですね。
しかも、コントラストAFではなく、完全なデュアルピクセルCMOS-AFの為、ピンずれが出ます。

通常の位相差センサーは、なんと、APS-C用のものを採用。(80D, 9000D, kissX9i と同じものです。)
ファインダーを覗けば分かりますが、測距点の配置が真ん中にこじんまりとしている。
先代の EOS 6D は、中央以外が使い物にならなかったわけですが、今度は中央領域以外は存在しなくなってしまったわけです。

期待外れでしたね。


ただ、新機能が無いというわけでもない。

例えば、動画電子ISに対応しました。
一部のレンズ(F1.2とか、超望遠とか)は対応しませんが、手持ちで動画を撮る時に強力な味方になります。
後は、以前に書いた、レンズからの光学補正データのロードに対応しました。

その程度ですかね。
(細かい事を言えば、EF24-105mm F4L IS II USM で、ライブビュー流し撮りが出来るとか。)


正直、先代の EOS 6D のデッドストック品を購入した方が、幸せになれます。
フルサイズ機を買うなら、EOS だと、5Dmk4 or 6D というのが私のオススメです。

キヤノンも、ニコンのように、フルサイズ機のラインナップが豊富ならよいのですが、マーケティング戦略的に無理なのでしょう。
ニコンは見ての通り、マーケティングに失敗して虫の息です。
ユーザーに寄り添う事が、必ずしも生き残れるとは限らないのが、怖いところですね。



以上。
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