†意識の記録† 理解のブログ

私の私の視点による私の経験の記録。私の視点で見る限り誤りのない認識で記事を書いている。一切の苦情は受け付けない。

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7777-07-07 07:07:07 | Important
当ブログに存在する全ての情報は、あくまでネット上の情報に過ぎない事を認めること。
又、あくまで私の考えを記しているに過ぎない事を認める事。

二年振りぐらいにトップページを更新。(2015年3月)
「山賊の娘ローニャ」を見ています。初回はテンポの悪いゴミ作品だと思いましたが、改善してきました。台詞回しが良いですね。
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炭素と炭素の結合

2018-10-31 23:59:59 | Diary
こんばんは。


皆さん、高校で初めて、有機化学に触れたと思います。
具体的な物質名を覚えるとか、基本的な反応を覚えたと思います。

さて、思い出して貰いたいのですが、その中に、炭素と炭素の結合が新しく出来る反応はありましたでしょうか?


例えば、エタノールが酸化してアセトアルデヒド、アセトアルデヒドが酸化して酢酸になるというのがありますよね。
でも、炭素数は2で、結合が切れたり増えたりしていません。

私が思い出せる範囲で、高校化学の中に、炭素と炭素の結合が出来る反応は無かったと思います。


大学に入ると、いくつかそういった反応を習います。

例えば、アルドール縮合、ディールス・アルダー反応、グリニャール反応、マイケル付加。
この辺の反応機構を、電子の動きの矢印で描くところから、有機化学のお勉強が始まると言っても良い。

そして、少し前、ノーベル化学賞を日本人が受賞しましたが、その時の反応も、炭素と炭素の結合が出来る反応でした。
(溝呂木・ヘック反応、根岸カップリング、鈴木・宮浦カップリング。)


という事は、高校生までの学習では、あのノーベル賞の凄さをちっとも理解出来ないという事です。

高校化学では、電子の移動を習わない為、反応を電子の移動ややり取りで捉える事が出来ません。
せいぜい、酸化数という概念を習い、その増減で、酸化還元のある反応とそれ以外を分別出来る程度です。

例えば、二酸化炭素と一酸化炭素では、炭素の酸化数がそれぞれ、+IV、+II です。
(結合した酸素の数だけで酸化を捉えるより、一般的な定義という事です。)

炭素の燃焼を考えると、炭素単体の酸化数は 0 、酸素の酸化数も 0 ですから、
炭素と酸素から二酸化炭素が出来る時、炭素の酸化数が、0 から +IV に変化するので、炭素が酸化された事が分かります。
同様に、酸素の酸化数は、0 から -II に変化するので、酸素が還元された事が分かります。


話を戻します。

炭素と炭素の結合は、有機化合物を作り出す上で、必ずと言ってよいほど、現れます。
という事は、それを自在に、つまり、分子上の好きな炭素に、好きな原子団を結合させる事こそが、有機合成化学の研究テーマと言っても過言ではないのです。

件のノーベル賞を含め、現在では多種多様なカップリング反応が開発された為、(経済性や収率度外視ならば)或る程度好きな化合物が合成出来るとまで言われています。
例えば、ハリコンドリンBは、分子量1110ですが、全合成可能です。(1992年 岸義人)


更に、現在ではスーパーコンピュータの発展によって、特定の性質を持つ分子を、計算によって求める事が出来るようになってきました。
つまり、未だ誰も合成した事が無い物質でも、計算によって、例えば、ガンに効くとか、超猛毒とかが分かるわけです。

毒はともかく、ガンに効くなら、作ってみたいものですよね。
ただ、計算によって出来る分子なんて、それこそ、複雑怪奇だったりするわけで、それが合成出来るのは真に、有機合成化学の発展があってこそです。

そして、それは、炭素と炭素の結合を、ある程度自由に作る事が出来るようになったから、達成できるのです。



以上。
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ちょっと回路の話

2018-09-11 20:09:48 | Diary
こんばんは。

少しだけ、電子回路の話。
デジタルではなくて、アナログ回路。


皆さん知っての通り、自分は電子工作をやっているわけです。
特に、オーディオ帯域のアナログ回路をやっているわけです。

端的に言えば、アンプを作っているわけですね。

じゃあ、アンプって何ですかという話になるわけですが、(ここでは)電力を増幅する回路の事です。


どうやって作るか想像出来ないと思うので、ちょっとやってみましょう。(これが今回の趣旨。)


電源部分だけやります。


LINEレベル信号を1Vrmsと仮定した時、
① 8ohmスピーカに10W定格なら、9Vrms必要だから、電圧ゲイン9倍、電流出力1.1Aのアンプを作ればよい。
② 64ohmヘッドフォンに100mW定格なら、2.5Vrms必要だから、電圧ゲイン2.5倍、電流出力40mAのアンプを作ればよい。

設計の第一段階は、こんな感じ。
定格を定めて、ゲインと必要な電流出力を求めればいい。

ゲインと実効電圧が分かれば、必要な電源電圧が分かる。
概ね、最低限必要な電圧の1.5倍くらい見積もると、自由度が高くてよい。
①のアンプなら、9Vrms = 25.2Vp-p が出力出来ないといけない。±18VDCの両電源ぐらいで作りたいところ。
②のアンプなら、2.5Vrms = 7Vp-p だから、12VDCのスイッチングACアダプタで作れそう。

電流出力から、必要な電源の能力が分かる。
これは、チャンネル数だけ倍数になる事に注意が必要。
ここでは、ステレオ(2ch相当)で計算する。
①のアンプなら、1.1A x 2ch = 2.2A 。±18VDCなので、36V x 2.2A ≒ 80W 。市販のACアダプタでは厳しそうです。
②のアンプなら、40mA x 2ch = 80mA 。 12VDC なので、12V x 80mA ≒ 1W 。市販品のACアダプタで十分です。

この容量ギリギリで電源を用意すると、出力段以外に電流食わせられないので、やはり1.5倍くらい見積もったら良いでしょう。
それでも、②は出来合いのACアダプタで十分と言えます。

では、①の場合、どうやって電源を用意しましょう?
いくつか考えられますが、簡単なのはやはり、出来合いのスイッチング電源です。

イメージ 48VDC 2.1A
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-09091/

ただ、±18VDC という両電源を得たいなら、トランスを使うのが一般的です。
18VDCを、一般的な三端子レギュレータで得る場合、3Vのドロップ電圧が必要なので、整流後に21VDCが必要ですね。
リップルを2Vに抑えたとして、23V。さらにブリッヂ整流器の電圧降下0.6Vを計算に入れると24V。
これを満たせるようなトランスというと、例えば以下。
http://toei-trans.jp/?pid=91217129

このトランスなら18V2回路を使えばいいですね。

では、リップル2V未満にする為に必要な、ブロックコンデンサの容量を計算してみましょう。
東日本に住んでいれば、交流電源の周波数は 50Hz ですから、リップル2Vとして、コンデンサの放電速度は、2V x 100Hz = 200 V/sec です。
ところで、トランスの最大電流は2Aですから、2A / 200V/sec = 0.01F = 10000uF と計算出来ます。
尚、掛かる電圧は、18V x sqrt(2) - 0.6V = 24.8V ですが、低負荷時は電圧が上がるので、35V耐圧品が必要です。怖いなら 50V耐圧にしておくと安心です。

10000uF, 50V耐圧のコンデンサは背が高すぎて使いにくいですから、3300uF/50V品を6個(正負3個ずつ)使うといいですね。

例:KMH50VSSN3300M
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-01590/


ところで、三端子レギュレータを使って18Vを得るという話でしたが、損失が許容出来るか計算しないといけません。
24.8V から 18V に落とすので、6.8Vのドロップ。電流出力2.2A必要なので、15Wの損失が出ます。
これはかなり厳しい。何が厳しいって、正電源側はともかく、負電源側だと選択肢がない。

となると、簡単な安定化回路を自作する方が楽と言う事になります。
18VDCを得る簡単な方法は、ツェナーダイオードを使う方法です。
ツェナーダイオードは、在る電圧を超えた途端に抵抗値が下がる性質を持っているので、定電圧を得る事が出来ます。

ツェナーダイオードを使った安定化電源の作り方は省略しますが、簡単なものから難しいものまで、いろいろと回路があります。

簡単な例を挙げておきます。
http://akiba.geocities.jp/jh8chu/ele_circuit/ele_circuit_10.htm

上記例の場合は、NPNトランジスタのVBE分だけ、ツェナーダイオードの電圧を高く見積もる必要がある点にだけ注意してください。
NPNトランジスタは、15Wのコレクタ損失に耐える必要があるので、かなり大型のものが必要になりますし、放熱器も必要です。

負側でPNPが欲しいですから、コンプリ素子があるものを探さないといけません。
定番は以下のものですが、1素子ですとコレクタ損失が定格を超えてしまうので、複数個並列にして、ヒートシンク必須になります。

例:2SC3422 & 2SA1359
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-09669/
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-10042/


どうしてこんなに大変かと言えば、頑張って18V2.2Aの安定化電源を作ろうとしているからです。
実際問題として、10Wのアンプでこうなるという事は、安定化(定電圧化)しようという考え自体が間違いなのです。

なので、アンプ回路を電力増幅段(トランスインピーダンス)と、電圧増幅段に分けて考え、
電圧増幅段には、18Vの安定化電源を接続し、電力増幅段には、ブロックコンデンサの出力側をそのまま接続します。
(つまり、リップルを取らずにそのまま終段の電源にします。)

電圧増幅段の消費電流は、設計次第ですが、100mA行くことは先ず無いので、通常の三端子レギュレータ+ヒートシンクで十分です。
勿論、ツェナーダイオード+2SC3422/2SA1359でも十分です。
(凝る人は、電力増幅段と、電圧増幅段で、別のトランスを使ったりします。メーカ製アンプでも、そういう設計はありますね。)


という感じ。

文字に起こすと長くなりますが、実際に検討してみると、大して難しくないです。



以上。
コメント

レゾンデートルとアイデンティティの違い

2018-08-28 19:35:51 | Diary
こんばんは。

今日は哲学的なテーマに見せかけた、ただの辞書です。


レゾンデートルとアイデンティティ、何が違うのでしょう?
というのが、今回のテーマ。

レゾンデートルはフランス語で、英語に訳せば「reason of being」で、存在理由という邦訳は、まさに直訳ですね。
これは難しいので、後回しにします。


アイデンティティはアルファベットで書けば identity 。英語そのものであって、邦訳は自己同一性。

identity という単語は、 identic が“同一の”という形容詞ですから、概ね、雰囲気が伝わるでしょうか。
ただし重要な事として、 identic は、“存在そのものは別であるものが同一である”場合にしか使われません。
例えば、ある文書AとBがあって、その内容が事実上等しい場合や、ある物体の運動AとBがあって、ある瞬間の軌跡変化を捉えた時の加速度が等しいという場合に使います。


では、レゾンデートルですが、これは存在そのものに等しい。
だから、それを失ったりすれば、その存在がなくなるに等しいという事です。
アイデンティティは、失っても存在自体が消滅するとは言えません。


例文で示しましょう。

① 私のレゾンデートルは、サディスト(嗜虐趣味)だ。
② 私のアイデンティティは、サディスト(嗜虐趣味)だ。


レゾンデートルの場合ですが、「私≡サディスト」であり、サディストでなくなるのは、私でなくなる、つまり、別の存在になる事になります。
アイデンティティの場合ですが、「私=サディスト」であり、サディストでなくなる(私≠サディスト)としても、私でなくなるわけではありません。

だから、例えば、サディスティックな人たちが集うクラブに参加することが私のアイデンティティだとしても、そこから脱却可能であると言えます。
しかし、それがレゾンデートルであるならば、参加しなくなることは、私でなくなる事に等しく、私が実行することは出来ません。


言うなれば、レゾンデートルとは、自分をそのまま言い換えられ、かつ、変更不可能なものです。
アイデンティティとは、自分を表す比喩表現のようなもので、変更可能なものです。

眼の悪い私は、眼が悪いというレゾンデートルと、メガネというアイデンティティを持っているようなものです。
眼が悪いことは変更できないので、眼が良いならそれは私ではありませんが、メガネを外しても私は私です。


どうでしょう? 少しは分かり易くなりましたか。



以上。
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シン・ゴジラ

2018-07-31 20:47:14 | Diary
皆さん、こんばんは。

台風で予定が潰れてしまった方、たくさんいらっしゃる事と思います。
私も、漏れなく予定がなくなってしまい、家で映画を見ていました。

観たのは、シン・ゴジラ。

初めて観ました。
(私は流行りものが嫌いなので、話題になっている時は観ません。)


映画館で観ないと迫力が、とかいう人も居るかと思いますが、私はホームシネマでも十分楽しめます。
パソコン画面や、スマートフォンや、飛行機の座席では楽しめないとは思います。


さて、映像美としてまず感想を言えば、2016年の映画でありながら、いろいろとちゃっちい。
CGは未熟だし、特殊効果も微妙です。音楽はともかく、効果音は微妙ですね。
また、液体の表現が大変微妙。分かっているのか、敢えて避けている印象までありました。

敢えて特撮風に撮ったのだとでも言わない限り、しょぼいと言わざるを得ませんでした。
正直、災害のイメージ映像ですとかって明記されて流れているNHKの映像並みです。


ただ、それは物語自体には関係のないこと。
映画自体は、テンポも悪くなく、楽しめました。

科学的に誤った説明などは散見されますが、そこはSFとして大目に見るべきでしょう。
法律の解釈を誤った部分などもありますが、そこも大目に見るべきでしょう。
兵器の使い方が間違っている部分もありますが・・・まあやめましょう。

そういう細かいところを気にしなければ、楽しめます。



特に感動のシーンなどはありませんでしたが、私は泣いてしまいました。

どのシーンか。東京がゴジラによって壊滅するシーンです。

普段、ニューヨークやら、ロサンゼルスが壊滅する映画を観る事がありますが、特に感慨はありません。
つまるところ、それを身近に感じているか、それが哀しみを感じるか否かに関わるのではないでしょうか。


まあ、それだけが書きたかった。
普段、アメリカが壊滅しても何も感じなくてすみません。



以上。
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