やっと毎日選挙のミーティングを行うことになった。本部会議の結果。各支部(12支部あるのかな？)100票の上乗せをする。具体的には、後援会名簿を200人ずつ集める。石鳥谷は努力足りないと本部から見られているので、300人分集める。名簿に載った人の約半数が実際に投票してくれる数と読んでいる。後援会名簿に載った人に電話作戦。電話の応対の反応を見て、書いてくれる人か、駄目か、可能性ありかを判定して、可能性ある人にだけ次の電話をする。他の候補みたいに、全ての人に電話をするのは実際上できない。ここには電話１台しかないので各自自宅から電話をかける。電話代は自己負担。
後は選車(選挙の車)の予定と石鳥谷に来た時の、案内係りなどの手配に付いての打合せ。
佐々木候補の事務所では、今日あたりから毎日夕飯を食べに来る人達を地域別にグループを作って、顔出さないといけなくなってるそうだ。出てこない人は軽い村八分状態になるそうだ。出てこない人には何で来なかったか聞いて、用があってどこどこに行ってたと聞くと、そこに電話して本当に行ったのか確かめるそうだ。当然その食事を作る人達も強制的に動員されてるそう。当番になると70歳で足が痛くて歩くのがつらいおばあさんでも、いろいろ言われるのがいやで足を引きずって事務所に詰めてるそうだ。石鳥谷の商店から１万円の寄付金を半強制的に集めたそうで、資金は潤沢なので毎日５０人程にも食事を出せる。こちらは資金不足で、有志の寄付(カンパ箱)でやっと２６０円の弁当に１０円のインスタント味噌汁が付くのがやっと。それも１日最大で５食程度。
世間話で、昔の選挙は毎日ご馳走食べ放題で、刺身が薄い厚く切れとか、酒も飲み放題で毎日がお祭りだったな～。毎日いろんな事務所を回ってここはご馳走が足りない、あっちはトンカツが付いたとか、言うやつもいてさ。出せる茶菓子代が一日２百何十円以内だなんて、選挙もすっかり変わったものだな～と言ってた。まだそれに近い選挙を、佐々木候補がしている。それも今回で最後か、あと一回の選挙で完全になくなるだろうから、あとで昔話をするために、じっくり佐々木候補の選挙を観察させてもらっている。
