2007年1月12日 薪割りクラブ

薪割りクラブの深澤光さんの取材たのまれた武美さんにくっついて、煙山の林業試験場まで話を聞きに行く。ここらは登山が趣味だった頃、家から山沿いの道をいつも自転車でトレーニングで来ていた煙山ダムの近くだった。



前に、Ｔ代さんがビデオで取材したのかただ単に話を聞きに行ったのかは忘れたが、深澤さんの話をＴ代さんから聞いたことがあった。その時に、深澤さんと言う人は確信犯的なガリガリの自然保護主義者だろうと思い込んでしまった。

実際あって話を聞いたら、思い込みとは正反対の柔軟な考えの持ち主だった。






深澤さんの本に使った画像、使っても良いと許可もらったので

炭の話になったら、静かにしかしきびしくおこられた。町おこしで炭を作ろうとしているとこは多いが、炭はエコロジーの点から言って問題があるんですよ、と言われた。木材のままで燃やせば、木に持っている熱エネルギーの８割を取り出せるが。炭はわずか２割しか木の持っているエネルギーしか取り出せない。８割は無駄に捨てている、とんでもなく贅沢な燃料なので、木材のまま燃やす方が良いとおこられた。

薪を燃やして暖を取ることは、再び木材に回収されるのでＣＯ２を増やさないし、石油より燃料費が安い(約１／３)ので流通システムを作れば十分商売になると思うんですが、といっていた。