山のぶなの実

山のともだち@ぶなの実の山日記

西大巓 北方1890m標高点⇒馬場谷地

2022-04-03 15:51:00 | 山スキー(バックカントリースキー)
2022年04月02日(土)
西大巓から西尾根(福島山形県境)を滑り、初めて馬場谷地に降り立った時、振り返ると印象的な山頂が左手に見えました。西吾妻山(?)とか思いましたが、そんなはずは無く、西大巓の北方にある1890m標高点ピーク(見出し写真)でした。あそこから馬場谷地に滑ったらどうかなぁと心に温めていましたが、好天の今日、チャンスが来ました。グランデコスキー場TOPを発すると、ダケカンバの霧氷が輝いています。今日は写真を撮りなから、ゆっくり登って行くも、約1.5時間の行程です。西大巓山頂からのいつもの景色を確かめて、西吾妻山のコルに降りて行きます。コルから大樽川源頭の切れ込みを避けながら左方にトラバース。1890m標高点に向かい、初め歩く雪原を新鮮な気持ちで進みます。振り返ると右から西吾妻山、天狗岩、少し離れて中大巓という位置関係です。また西大巓北面の姿は初めて見ました。1890m標高点をやや過ぎた突端まで約0.5時間、下降点としました。シールを外し滑走です。時期的にハードバーンに新雪薄ら状態で、よく滑りますが新雪下のカリカリ面には要注意でした。樹間は所により混みますが、ここ迄滑りに来る方ならこなすでしょう。尾根末端まで滑ってくると前には大樽川。これを渡り、さらに降ると馬場谷地は直ぐです。約40分の滑走でした。帰路は南西尾根に登り返し、不動沢からスキー場に戻ったのは、いつもの通りでした。パウダーシーズンに再訪したいです。馬場谷地の新コース(馬場谷地2)となればと思いました。

*あづま BC Skiには経験者の同行、綿密な下調べ等が必要です。

(霧氷の先に磐梯山)

(今日の西吾妻山)

(西大巓北面1)

(西大巓北面2 右裾に猫魔ヶ岳)

(滑走した樹林)