山のぶなの実

山のともだち@ぶなの実の山日記

長大な氷のスロープ_月山

2023-04-30 11:06:00 | 山スキー(バックカントリースキー)
2023年04月23日(日)
石見堂岳スキー山行に続いて、郡山勤労者山岳会からお声かけ頂き、月山スキーツアーに参加することになりました。姥沢を発して月山に登頂、東方に延びる長大な斜面を思い切り滑る計画です。帰りは滑った分を登り返します。姥沢の駐車場を8時20分出発。はじめは夏道に沿って進みます。四ッ谷川の源頭部からは、急登をシール登高しますが、折からの寒気の流れ込みに凍結した斜面にシールが効きません。スキーアイゼンがない自分は、300m以上を滑落にヒヤヒヤしながら登りました。山頂部はガスで視界が悪く悪条件です。11時30分に何とか山頂の月山神社本宮に到着、参拝を果たしました。(見出し写真)滑りは東方の尾根に滑り込んでみましたが、アイスバーンのスロープで滑りになりません。標高差200m程滑り、帰ることになりました。やむを得ません。午後からいっそう強まった稜線上の強風にあおられながらも登り返し、スキー場に戻りました。戻って滑ったスキー場の雪は、溶けたかき氷の状況でした。14時30分に姥沢駐車場に到着。

(最後の登高)

(山頂付近)



(関連山行)


朝日連峰_石見堂岳から月山を望む。

2023-04-15 19:22:00 | 山スキー(バックカントリースキー)
2023年04月09日(日)
赤見堂岳、石見堂岳は、朝日連峰の北端に位置する。また、地図をよく見ると月山と朝日連峰が大越川をはさんで向かい合っている。今回は、郡山勤労者山岳会からお声かけ頂いた、国道112号線(月山道路)大越川橋から石見堂岳を経由し、赤見堂岳を往復する計画だ。大越川橋のたもと駐車スペースに着くと昨夜の新雪が10cm位積もっている。7:40に道路わきの斜面に取り付き出発。やがて登高ルートが尾根上になり、786m標高点を通過。ほぼ直角に右に折れ、次いで868m標高点前を左折。気持ちの良いブナの尾根を登高する。980m三角点峰は、切れ落ちた雪庇を避け、西斜面潅木帯の中を回り込む。なお、帰途はスキーを担いで雪庇上を通過した。ルートは、その時々、雪庇の状況判断による。以後、根気強く歩みを進めていく。広々としたブナの尾根が延々と続く、自分の大好きなロケーション。頑張って登高する。ところが、好転を予想していた天気だが、石見堂岳の山頂が近づく頃、一転強風に。強風をおして登高し続け、12:30石見堂岳に到着。ここで、赤見堂岳を諦め、帰ることにする。前方に赤見堂岳?がぼんやり見える。振り返ると湯殿山が。姥ヶ岳は渦巻くガスの中。(見出し写真)シールをはずして滑走スタートする。重重の春の新雪に足を取られながらも滑り切り、14:35国道に到着した。

(ブナ尾根を登高する)


(微かに見える?赤見堂岳)


※参考になります。
(福島登高会HP)


中吾妻山登頂_天元台スキー場から往復

2023-04-01 19:52:00 | 山スキー(バックカントリースキー)
2023年03月25日(土)
今回は、天元台スキー場を出発し、中吾妻山頂に立つことを目的にした山行です。滑りを目的としていない「スキー登山」の「登山」が八割方の山行です。天元台スキー場ロープウェイの8時始発に乗るつもりで来たものの既に行列。予定に狂いが。スキー場TOPを9時15出発。9時45分人形石を通過。なだらかに続く県境稜線、稜線から分岐した嶺の先には中吾妻山が見えています。藤十郎を通過して、10時30分最低鞍部から中吾妻山へ向います。はじめは、標高約1800mラインのトラバース。次いで、継森を超え、1933mピークを越えると、中吾妻山は目前です。12時50分山頂に着くと、磐梯山の姿が目に飛び込んできました。(見出し写真)足もとには、スキーのトレース、足跡が残され、少し前にどなたか来ていたようです。周りをぐるりと眺め、10分後には帰途につきました。往路を戻り、15時20分最低鞍部通過、16時05分人形石着。シールをはずして、スキー場に。最終のロープウェイに乗ることが出来ました。なお、スキー場到着が予定より遅れ、ゲレンデでは既にコース整備が始まっていました。スキー場には、ご迷惑をかけてしまい、すみませんでした。

*あづま BC Skiには経験者の同行、綿密な下調べ等が必要です。

(人形石付近から見る中吾妻山)

(西大巓、西吾妻山)

(東吾妻山)


(安達太良山)

(磐梯山)

(中吾妻山頂部)

(2021年の記録)

(中吾妻山 2023年の記録)