山のぶなの実

山のともだち@ぶなの実の山日記

簗部山 登頂_滑走する。

2022-02-27 17:46:00 | 山スキー(バックカントリースキー)
2022年02月26日(土)
前回(2月23日)は簗部山に取り付けなかったものの、小冷水沢にかかる橋を見つけておいたので、今日は南西尾根から簗部山の登頂を目指します。下降は北東尾根を滑走、さらに稜線に登り返し、1441m標高点(ボス吾妻山)からもう一本滑る魂胆です。小野川不動滝口から林道を進み、小冷水沢の橋を渡ると植林地です。右手の尾根末端を登り始めると、最初は薮っぽい細尾根という感じ。しかし、高度を上げていくと、なかなかのブナ斜面で滑っても良い感じです。展望の良いポイントがあって、正面に磐梯山や猪苗代湖、小野川湖(見出し写真)、左に秋元湖、右手に桧原湖が望めます。約2時間で山頂に到着。雪庇の下を窺うと尾根が延びています。今日はじめの一本、標高差250m北東尾根のパウダーを頂きました。次いで目前の尾根を約200m稜線に登り返し、1441m標高点に移動します。稜線上には場所によって10mにもなる雪庇が形成され、「ボスアルプス」の呼称もなるほどです。1.5時間を要して、ドロップインポイント1441m標高点(ボス吾妻山)に到着。東に延びる尾根は標高差300m、今日二本めのパウダーを頂きました。傾斜が無くなるころ林道に合流し、あとは林道を戻りました。
*あづま BC Skiには経験者の同行、綿密な下調べ等が必要です。
*「ボスアルプス」資料は「ペンションポローニア」のサイトにありました。

(簗部山南西尾根)


(簗部山頂)


(小冷水沢 橋の状況2023年1月)



簗部山に取り付けず、不動滝を訪れる。

2022-02-27 00:01:00 | 山スキー(バックカントリースキー)
2022年02月23日(水)
簗部山は裏磐梯小野川湖畔にあります。夏道は無いようで、積雪期にスキーやスノーシューで登られています。最初に登ったのは、小野川探勝路を曽原からアプローチして、スキーで往復しました。今回は小野川不動滝口から林道をアプローチ。小冷水沢を渡って南東尾根に取り付き、出来れば山頂から北東尾根を滑走したいと。頃合いをみて林道から沢筋に向かうと沢が雪で埋まっていません。様子を見ながら沢に沿って進んで行くものの、これは渡れない沢だと合点がいったのです。今日の簗部山は諦めて100mほど登って林道を戻ることにしました。もしかしたら橋があるかもしれないと小冷水沢の下流部をあたってみると、やっぱり。今日は厳冬の小野川不動滝(見出し写真)を見て、帰ることにしました。
*小冷水沢は小野川不動滝探勝路から渡りました。

(不動滝お堂)


(小冷水沢の橋)

(簗部山滑走の記録)


西大巓から南西尾根滑走_百貫清水

2022-02-17 22:31:00 | 山スキー(バックカントリースキー)
2022年02月12日(土)
西大巓の南西尾根から百貫清水(見出し写真)のルートは今年2度目。予想に反して天気が好転し、西大巓からの絶景がおまけに付きました。第3リフトトップからはしっかりしたトレースがあり、約1時間で山頂に。山頂に着くとサッとガスがはれ、樹氷や雪原が現れて、雄大な景観です。降りは、東斜面と南斜面をサッと滑って、南西尾根に滑り込みました。パックされた最中っぽい雪質を想像していましたが、そこには樹林の中で守られた粉雪が待っていました。これはラッキー、一気に百貫清水を目指すことが出来ました。百貫清水は、ここ数年に無い多量の雪に縁取られて、静かに水底の砂を踊らせていました。帰りは、南西尾根の突端を登り返して、不動沢(ブナ落ち)へ。最後の滑りを楽しんで、ゲレンデに戻りました。
*あづま BC Skiには経験者の同行、綿密な下調べ等が必要です。

(中ノ沢の源頭)

(西大巓の前衛峰)




大早稲沢山_不動滝口から往復

2022-02-13 10:07:00 | 山スキー(バックカントリースキー)
2022年02月11日(金)
大早稲沢山は、夏道は無く、地味で積雪期にのみ登れる山ですが、なにか魅せられてしまい、今回で5度目になります。早稲沢集落から1度、百貫清水から2度、小野川不動滝口から小野川右岸の尾根を1度。今日は、小野川不動滝口から小冷水沢に沿って延びる林道を終点まで詰めて取り付くアイデアです。(小野川林道小冷水支線) 帰りは登りで付けたトレースをなぞって滑ります。この道の勾配ならあまり苦労無く戻れそうです。歩き始めて3時間程、林道終点に達すると周囲はブナ林に変わっていました。緩ゆると取り付くと、徐々に傾斜を増して、大早稲沢山に続く稜線(見出し写真)まで登りきると向こう側には桧原湖が。右手には、白くガスをまとった西大巓山頂部が大きいです。10分ほど北進すると丸みのある山頂部、最高点には小さな赤布が枝に結えてありました。ブナの木々に囲まれた大早稲沢山にまた来れて嬉しかったです。帰りのルートは、ボスアルプスとの異名がある南北に連なる稜線にとります。標高1400m位の尾根には思えないほどの雪庇が形成されて、風雪の激しさを思わせます。ボスアルプスを1441m標高点(ボス吾妻山)まで南進し、東に派生する程よいブナの尾根を滑走し、林道に戻りました。林道は良く滑ってくれて、駐車スペースに戻りました。
*あづま BC Skiには経験者の同行、綿密な下調べ等が必要です。

(冬眠中のミラー)

(稜線の向こうに桧原湖)

(西大巓は白いガスの中)

(山頂部の赤布)


(ボスアルプス稜線)

※2021年関連記録

山の写真六人展 行って来ました。

2022-02-06 16:31:00 | 日記
2022年02月06日(日)
東北山岳写真集団・福島による「山の写真六人展」最終日の今日、福島のコラッセふくしまに行って来ました。地元テレビ局などにも取り上げられたこの写真展は、最終日の今日も盛況のようでした。山や写真の大先輩の皆様の作品を拝見して、敬意の気持ちを表したいです。