第4回全国救助技術交流集会 開催

2023年07月08日(土)～09日(日)

レスキュー技術の情報交換や交流を目的に、日本勤労者山岳連盟主催で全国救助技術交流集会が開催がされました。今回は、北海道小樽市が会場となり、北海道道央地区連盟救助隊等によるデモが行われました。専用の資機材を用いた組織レスキューの模擬的な実演で、見出し写真は、引き上げ、引き降ろし時に使用するCLUTCH(クラッチ)と言うビレイディバイスです。ATCとプージックを使用したシステムの紹介もありましたが、いずれにしても、2本のロープで荷重を受け止めるTTRS(ツインテンションシステム)を使用しています。これまで、主にコンパニオンレスキュー(同行者によるレスキュー)に着目してきましたが、組織レスキューの技術に触れることができて、有意義な機会となりました。また、赤岩の岩場を初めて訪れることが出来きました。地元北海道の皆様には心より感謝申し上げます。

(クラッチ)

(ATCとVTプージック)

2023 東北ブロック_沢 救助搬出技術研修会

2023年07月02日(日)

沢での救助搬出技術の研修会が宮城県仙台市で行われました。二口渓谷 名取川鳴虫沢出合い付近が会場となりました。スケッドストレッチャーの取扱い、傾斜地での引き上げなどが行われました。

(鳴虫沢出合い付近)

(ストレッチャーの横移動)

(ハイラインの設置)

吾妻山 /一切経山_シモフリ新道

2023年6月25日(日)

シモフリ新道は、不動沢登山口から入山すると、はじめは樹林帯、沢の渡渉があり、そして展望の良い岩稜の道へと続く、変化に富んだ好ルートです。登りきれば、魔女の瞳(見出し写真)に出逢える一切経山の山頂です。不動沢登山口を8:00出発。樹林に包まれた道を進みます。道の一部は侵食が進み、滑りやすく注意が必要です。8:30賽河原の分岐を左方に進みます。ゆるゆる登っていた道が降りはじめると9:10不動沢渡渉点です。ここで休憩後、対岸の急登を15分程で山頂に続く稜線上に達します。以後、眺めを楽しみなが、中天狗、駱駝山とピークを進み、11:50一切経山に到着しました。酸ヶ平からの人波が続く、大混雑山頂ですが、シモフリ新道は、登山者も少なく、静かな山旅となりました。帰途は、五色沼分岐、KO山荘を経由、周回するコースで、14:38不動沢登山口に戻りました。

(賽河原)

(不動沢の渡渉点に赤布)

(吾妻小富士 駱駝山から)

(一切経山が見える)