山のぶなの実

山のともだち@ぶなの実の山日記

安達太良山 船明神山_母成峠から往復する。

2022-01-24 21:21:00 | 山スキー(バックカントリースキー)
2022年01月23日(日)
戊辰戦争の古戦場の一つ母成峠から安達太良連峰 船明神山(見出し写真)を往復しました。「滑り屋さん」向きのルートとは違うものの、登るにつれて移変わっていく景観の妙が魅力のルートです。出だしは、近年刈払いがされた登山道に沿って進んで行きますが、ところどころで潅木が行く手を遮ります。ところが、標高が1300m付近になると様子は一変、スッキリしたブナの森となり、そしてやがて、アオモリトドマツに。そして、針葉樹の森を抜けるとそこは森林限界の領域となります。船明神山1667mピークから見る安達太良本山が、和尚山が白く輝いていました。降りは、ブナの急斜面の数ターンが最高でした。あとは、まあまあの滑りで母成峠へ戻りました。
*BC Skiには経験者の同行、綿密な下調べ等が必要です。

(アオモリトドマツの樹氷群)




(船明神山からの本山)

(船明神山からの和尚山)






西大巓西尾根(福島山形県境)を滑走する。

2022-01-22 18:08:00 | 山スキー(バックカントリースキー)
2022年01月16日(日)
西大巓山頂から西に延びる尾根は、福島山形県境の尾根。その先行き着くところの湿原が馬場谷地です。滑ると帰りは登り返しになるので、行く人は稀なのですが、原生の針葉樹林の中の滑走と、ぽっかりと現れる雪原の妙が魅力のバックカントリーです。スキー場トップには、西大巓で会うこと3度目の常連さんです。いつもながらのラッセル力に感服しながら、少し協力させていただきました。山頂から真西に滑り出すも、始めの滑り出しは、前日までの強風で形成された雪のうねりが、高低差3メートル程にもなり、慎重な滑りを余儀なくされます。やがて、例年に無く大量の雪が溜まった樹林の中を安定して滑走出来るようになりますが、今日の気温上昇のせいか、雪はやや重々。標高1700m付近まで滑ると馬場谷地が眼下に望まれ、今日一番の斜面です。(見出し写真斜面)エイヤッとばかりに一気に落ちて行くと、やがて雪原に至ります。そこが馬場谷地です。帰路は、約100m程度を登り返し、1595m標高点付近の雪原を経由し、トラバースします。南西尾根を再滑走、不動沢に滑り込み、雪橋を渡ってスキー場に戻りました。
*あづま BC Skiには経験者の同行、綿密な下調べ等が必要です。

(馬場谷地の雪原)

(矢筈山方向)


(その他の馬場谷地コース)


馬場谷地の帰りに中ノ沢確認

2022-01-17 00:04:11 | 山スキー(バックカントリースキー)
2022年01月16日(日)
今日は、西大巓から西尾根(福島山形県境)を滑走し、馬場谷地(見出写真)に行ってきました。その帰り道にグランデコスキー場のゲレンデからちょっと中ノ沢を見に寄り道。すると中ノ沢対岸からトレースが渡って来ている。西大巓・西吾妻山エリアの定番コースの二十日平コースがオープンしているようです。標高1110m付近で中ノ沢を渡っていました。

(中ノ沢から来るトレース)

(スキー場へ向うトレース)


※馬場谷地への滑走の記録です。

あづまBC_西大巓から百貫清水へ

2022-01-09 16:35:00 | 山スキー(バックカントリースキー)
2022年01月08日(土)
1月3日(月)の滑走で西大巓南西尾根の雪の具合いや不動沢の埋まり具合いを確認したので、今日は南西尾根末端の百貫清水まで滑るつもりで来ました。今日のメンバー4人は、若手の新顔スキーヤーやボーダーが一緒です。若手のラッセル力発揮されて、山頂に一番乗りとなりました。天候の回復が予想より遅く、山頂部は視界無く真っ白でした。サッサと下降にかかり、南斜面から南西尾根に滑り込む。樹林の中の雪質は良くて、スキーが走る走る。斜面が緩やかになっても、最後まで快適に滑って行けました。平坦となり、百貫清水は雪原を少し探すとぽっかりと開いていました。鏡の水面には木々が写り込み、水底の砂が舞っていました。帰路は、約150mほど登り返し、南西尾根を横断、不動沢への最後の滑りを楽しみました。前回1月3日と同じ渡渉点を越えて、スキー場に戻りました。
*あづま BC Skiには経験者の同行、綿密な下調べ等が必要です。

(小野川源流 百貫清水)







西大巓から西吾妻小屋往復_南西尾根下降

2022-01-09 00:38:00 | 山スキー(バックカントリースキー)
2021年01月03日(月)
新年を迎え最初のバックカントリーは、吾妻山西大巓となりました。グランデコスキー場第3リフトを降りると、私達2人以外に山に向う者は無く、10時にラッセル開始。厳しく冷え込んだ空気の中、雪を踏みしめ進んで行くと、なんとも気持ちが良い。1時間程すると、後から単独男性が追いついて来る。交代しながら山頂を目指す。11時40分誰もいない西大巓山頂に到着。思いのほか条件良く、西吾妻小屋を往復する。下降は、南斜面から南西尾根に滑り込む。たっぷりパウダースノーの樹林を快走する。不動沢の源頭部に下り、標高1370m付近で沢を渡り、15時にスキー場に戻りました。
*あづま BC Skiには経験者の同行、綿密な下調べ等が必要です。

樹氷の森の登高