山のぶなの実

山のともだち@ぶなの実の山日記

あづまBC 西大巓⇒早稲沢

2022-03-25 19:45:00 | 山スキー(バックカントリースキー)
2022年03月21日(月)
あづまバックカントリーの原生林を思いっきり滑走するのが西大巓_早稲沢コース、今年も来ることができました。グランデコスキー場第3リフトTOPに着くと思いの外の悪条件です。西大巓山頂付近がホワイトアウトの可能性があり、西大巓西尾根(福島山形県境)に直接向かう事にしました。10時05分出発。不動沢源頭の1700m付近を横断して斜上していくと、綺麗な樹林で結構良いです。山頂からの滑走ルートの1900m付近にスムーズに合流出来ました。山頂まであと100mもないので、西大巓山頂から滑る事にして登っていくと、やはり山頂部はちょっとひどい状況です。11時30分西大巓到着。視界不良の中約100mを慎重に滑っていく。ハードバーンの雪面に新雪が載って、まずまずのコンディション。視界も良くなって飛ばしていくと、スノーモービルと数人の方々が。「事故があって」との事です。後で分かった事ですがスノーモービルが立木に衝突して死亡事故があったのです。あれは現場検証だったようです。何にせよ山で人が亡くなる事は、無くなってもらいたいです。ご冥福をお祈り申し上げます。しばらくは、スノーモービルの走行痕を避けながら滑走を続け、アオモリトドマツの森はいつしかブナの森に変わります。1375m標高点の手前、登り返しでシールを着けます。登るのは僅かの時間ですが、その方が楽ちんで、次の滑走ポイントにぴったり立てます。最初の数十メートルはターンを決めて、その後を斜滑降や横滑り交えながら降りて行きます。最後に植林地の大きな斜面を降ると早稲沢の登山口(見出し写真)です。駐車場や公衆トイレが静かに雪に埋まっていました。早稲沢の除雪終了点までは林道が良く滑り、あっと言う間でした。13時45分に到着終了した。
*あづま BC Skiには経験者の同行、綿密な下調べ等が必要です。
1375m標高点から滑走は北の尾根と南の尾根の2ルートあります。今回は北の尾根を下降しました。

(アオモリトドマツのスロープ)

(この斜面を滑る)







中吾妻山⇔金堀_山頂は天気急変

2022-03-14 22:20:00 | 山スキー(バックカントリースキー)
2022年03月13日(日)
中吾妻山には、積雪期に何度か訪れていますが、猪苗代町金堀からアプローチするのは初めて。金堀集落のはずれ、除雪終了点を出発し、林道を少し進むと左に水道施設があります。ここから予定どおり左支沢を登高しますが、充分に埋まっておらず登高ルートとしては、「ちょっと」です。林道に合流し、さらに唐松川の橋を渡ると、ここから約1000mの登高です。急斜面に取り付くと、雪面にはスキー跡が点々、ここ迄来ている方が他にもいるのが嬉しいです。懸命の登高を続けるにつれ、針葉樹の植林地からブナ林、アオモリトドマツの森と植生が移り変わっていきます。山頂まで標高差100mをきった頃に前線通過に伴う降雨となり、山頂に立つ頃には、ガスに包まれ大荒れの状況です。さっさと下山にかかり、標高1400m付近まで降りて振り返ると木々の間に中吾妻山(見出し写真)が顔を出していました。橋のたもとまで滑り、シールを貼って、アップダウンのある林道を帰ります。また、登高ルートの沢筋には入らず林道及び電線路に沿って金堀まで戻りました。実際来てみないと、わからないことがたくさんあると思いました。
*あづま BC Skiには経験者の同行、綿密な下調べ等が必要です。

(中吾妻山頂)


(山頂部から見る)

(唐松川橋)














箕輪山_東面&仏沢左俣 滑走

2022-03-12 19:05:00 | 山スキー(バックカントリースキー)
2022年03月09日(水)
交代制勤務の相棒さんの休みに合わせて計画した箕輪山。なるべく効率良く美味しい滑りが頂ければと、箕輪山東面&仏沢左俣を滑走しました。東面滑走(見出し写真)後、仏沢源頭に移動し、左俣に飛び込みます。さすがに気温上昇のため、雪は腐ってきたものの、良い滑りをすることが出来ました。気が付けば、スキー場ゲレンデに戻っていました。
また、これ以上無い好天に、安達太良の絶景を堪能したのです。
*BCSkiには経験者の同行、綿密な下調べ等が必要です。

(箕輪山北西面を登る)

(山頂部から鉄山方面)

(東鴉川源頭)

(東面滑走動画)







あづまBC_仙水沼⇔吾妻開拓パイロット

2022-03-12 16:37:00 | 山スキー(バックカントリースキー)
2022年03月12日(土)
今日は、大規模な太陽光発電施設が建設されている吾妻開拓パイロット跡地付近から浄土平へ至るルート下見のため出掛けました。塩ノ川左岸の登山道ルートに合流することが出来ましたが、今日は仙水沼までとしました。駐車スペースから3時間でした。仙水沼には、前回土湯温泉側から行きましたが、途中塩ノ川の渡渉を余儀なくされ、ちょっと怖かったことから、塩ノ川を渡らない今日のルートは、良いかなと思いました。仙水沼と吾妻小富士の景観を前に春の訪れを感じました。また、塩ノ川左岸に達すると熊の足跡が多数残されており、春が足早に来ていることがわかりました。
*あづま BC Skiには経験者の同行、綿密な下調べ等が必要です。

(仙水沼)

(足跡)












西大巓 撤退しました。

2022-03-06 21:01:00 | 山スキー(バックカントリースキー)
2022年03月06日(日)
前日に寒冷前線が通過し、低気圧が発達するとの予報ではありましたが、天候をみながら西大巓を目指しました。山頂部を越え、西尾根に滑り込み、さらに桧原湖畔の早稲沢まで滑走する企てでした。しかし、午前11分45分に標高約1900mまで達して、撤退しました。(見出し写真:12時天気図) 西大巓前衛峰下部の雪面から先がホワイトアウトで視界が得られませんでした。さらに風も強まり、ここ迄としました。スキー場までの樹林中は新たな降雪を得て、よく滑ります。あっと言う間に、スキー場TOPに飛び出しました。早稲沢を目指すことは、できませんでしたが、遠からずの再訪を期したのでした。

*あづま BC Skiには経験者の同行、綿密な下調べ等が必要です。