四谷大塚NET(徳島駅前校)

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千尋の谷の淵

2016年09月14日 20時05分01秒 | 日々の記録
「獅子は我が子を千尋の谷に落とす」

という言い伝えは「本当に深い愛情をもつ相手には、

わざと試練を与えて成長させるべきである」

という意味で使われることが多いようです。

しかし、谷底に突き落としてしまうわけですから、獅子の子どもの

中には這い上がれないものも出てくるはずです。本来のこの言い伝えは、

獅子は生まれたばかりの子を深い谷に落とし、這い上がってきた

生命力の高い子供のみを育てるという厳しい生存競争が元になっているので、

人間に当てはめるのは少し危険な香りがしますね。

しかし、谷底に落とすようなことをしないのはもちろんのこと、

そっちに行くと危険な谷があるよと教えてあげ、その場所に決して近づかないように、

厳重な立ち入り禁止区域を作って「危険を回避する経験」を奪ってしまう少々守りすぎの保護者様が

多いのも事実です。

当然、どちらも望ましい結果は得られないものです。

子どもの教育(躾)は塩梅が難しいですね。極端すぎては期待とはかけ離れた

結果になってしまいがちです。

塾の現場においても、この塩梅が悩みの種になることがあります。

時々ご相談を受けるのが「学校の宿題に時間がかかって、塾の勉強が負担になっている。」

というものです。生徒本人がアップアップしているのを保護者様がご覧になって、

このままでは、潰れてしまうと思いご相談に来られるケースです。

私たちは過去の経験から本当に限界に達しているのか、まだ余裕があるのかを、

多角的に考えて塾のコースを変えるか、現在のままで頑張ってもらうかを決めます。

しかし、多くの保護者様は本当の危険区域に入る前に、塾をやめるか塾のコースを

変更するなど安全な道を選択されます。

いつも傍にいる保護者様だからこそ、子どもを私たち以上に理解しているはずですので、

正しい選択かもしれません。しかし、親の愛情が仇になっての伸びる芽を摘む判断かもしれないのです。

私たちは、学習においては子どもの限界がかなり正確にわかります。

少々の「無理」はさせても決して「無茶」はさせません。

ましては、千尋の谷に落とすことはしません。

保護者様への定期電話の時や、保護者様が不安になられたときにご相談ください。

きっと、ベストな方法をご提案できると思います。






<お知らせ①>

9月18日(日) 9:00~
 
小6生 合不合判定テスト

 ※全国での自分の位置がはっきりわかります。

  
<お知らせ②>

 全国統一小学生テストは9月20日(火)11:00から

 申込開始です。徳島第一ゼミグループのHPのバナーからお申し込み下さい。

 自動的に会場が徳島駅前校になります。

 塾生は特別なお申し込みは必要ありません。塾が全員の申し込みをすませています。



 


本日の授業です。



□■ 小学2年生 リトルクラス


  算数:3つの数の計算

     宿題:~P58(3つの数のひっ算のスぺプリ)


さあ、明日も頑張りましょう!!