まいにちにっき from Boston

アメリカで社会人1年生。仕事先での奮闘ぶり、日常のこと、ごはんのことなどボストンから綴っています。

ダビンチコードとうとう読み終わりました!

2004年10月15日 | まいにちのこと。
おとつい、ようやくダビンチコードを読み終えました。誰が裏で手を引いていたかは全然分からなかったなあ。最後の最後までいろいろとひねってあって面白かった。謎解きをしながら物語が進んでいくのが結構新鮮だった気がする。探偵ものとはちょっと違うから。それに、実際に存在する西洋美術の中でのアイコン、シンボルなんかのことについて詳しく描いてあるあたりがとても興味深かった。現在存在するキリスト教というかたちはキリストの死後200年くらいしてからのものであり、実際のキリストの考えにそぐわないものである、とか。昔どれだけ女性の存在が尊いものであったか、教会がどうやってその女性の存在を堕落させたかなど、読みごたえのある内容がぎっちりつまっていて、中盤から読み出したら止まらなくなった。

あと、モナリサや、最後の晩餐のことについて読んだあと、実際に美術史のテキストブック(厚さ6センチ。重い。)を開いてみて、細かい部分を確認してみた私。すごい、気付かなかったことばかりだったよ!とくに最後の晩餐にはかなり驚かされた。レオナルドダビンチって、こーんなところに反・教会的な要素を含ませていたのか、って。奥が深いね、アートって。

また行きたいな、パリ。