まいにちにっき from Boston

アメリカで社会人1年生。仕事先での奮闘ぶり、日常のこと、ごはんのことなどボストンから綴っています。

テレビのない生活。

2004年10月04日 | まいにちのこと。
うちにはテレビがありません。私は大学1年目は寮、それ以降はアパートで共同暮らしだったのですが、テレビを持っているルームメイトがいても、『ケーブル』というものがないとテレビが見れない訳で。ちなみに一か月50ドルくらい。みんな忙しくてテレビなんてケーブルにお金払っても見ないからムダだわ、っていう感じだった。ビデオとかDVDは見ていたけどね。ケビン君も同じで、一緒に住み出す前にテレビはどうしよう?って考えていたけど、結局見ないよね、という結論に達した私たち。本や雑誌を読んだり、他にいろいろと時間を使えるからない方がいいね、と。

ということでテレビのない生活をし出してから結構なときがたった。今、アメリカではテレビ業界と政治の間での、アメリカ国民に対しての陰謀が大きく取り扱われている。(華氏911にもあるとおり。)テレビを見ることが決して正しい情報を得るということに繋がらないアメリカ。そういうことを知らずに、テレビニュースでの報道が唯一の真実だと信じ込み、イラクは敵だ、と信じ込む人々。NPR(ナショナルパブリックラジオ)と言って、メジャーな報道局では扱われないような話題などに注目したりしている公共ラジオ局がある。公共のものなので情報もストレート。たとえば、以前、軍隊のひとは無料で整形手術がうけられる、ということについて軍医にインタビューしていた。軍医いわく、整形手術をすることによって軍人の自分への自信が高まるのでは、と考えています、と。まあ、確かに。では逆に整形手術を受けたいがために軍隊へ入隊するひとが実際にいるのでしょうか、などといった質問をズバズバと聞いて行った。

ボストンやNYの街中で見かける足や腕を失ったホームレスのひとびと(元軍人であろうと思われる。)へのサポートはどうなっているんだろう、と私はよく不思議に思う。戦争へ行って、こころも体もめちゃめちゃになってしまった人へのサポートはどうなっているんだろう。こうした人たちの声はメディアを通してだれかのもとへ届くのだろうか。


クランベリーソース。

2004年10月04日 | ごはんにっき。
今朝はケビン君が張り切って昨日買ってきたクランベリーを使って、クランベリーソースたるものを作ってみました。ジャムみたいな感じ。砂糖と水を煮たものにクランベリーを加えて煮る。クランベリーの酸味が結構強いので、食べると最初は甘いんだけどあとで酸っぱさがやってくるというのかな。

ちなみに今日はハーバードスクエアでオクトーバーフェスト(十月祭)なるものが開催されていたので早速でかけていくと、二人して家の鍵をアパートの中においてきてしまったことを発覚 大家さんに電話すると今サバンナ(ジョージア州)でボストンにつくのは6時半ごろ、とのこと。今日当番の人に連絡しておくから、そのひとから連絡くるまで待っててねーと。まあ、天気も良かったし、お祭りだし、ま、いいか。ってふたりで結構楽しんでいた気がする。ようやく家に入れたのは6時過ぎ。ほっとしました。

鍵を家に二人して忘れたのはこれが初めて。鍵置きみたいなのをドアの前につくろうか、って考え中です。