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撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

京福電鉄 太秦広隆寺(2025.3.30) モボ106+モボ501 四条大宮行き

2025年04月05日 23時54分46秒 | 地方鉄道、路面電車(関西、山陽、山陰)
3/30に京福電鉄 嵐山線(通称 嵐電)太秦広隆寺駅でモボ101形とモボ501形が連結された2両編成を撮りました。
1枚目は、太秦広隆寺駅に向かって広隆寺の楼門前を通過するモボ106の四条大宮行きです。



2枚目は後追いですが、太秦広隆寺駅に停車中のモボ501です。



国宝の弥勒菩薩半跏像を蔵することで有名な広隆寺の楼門前を通るため、付近は嵐電の撮影名所になっています。
自分は太秦広隆寺駅から楼門を背景に撮る嵐電が好みのため、しばらく撮りました。

モボ501形は京福電鉄で初の冷房装置搭載車として、1984(昭和59)~85(昭和60)年に4両が登場しています。
走行や制御などの主要機器と補器は、モボ501は1932(昭和7)年に登場したモボ111形、モボ502~504は1936(昭和11)年~1937年(昭和12)年に登場したモボ121形から流用されています。
登場時の車体塗装は濃淡グリーンのツートーンカラーでしたが、後に標準色のグリーンとベージュのツートンカラーに変更されています。
従来の嵐電の車両は前・後扉配置でしたが、モボ501形は嵐電では初めて後扉を車体中央に移動した前・中扉配置でした。
しかし、嵐電の車両で唯一ドア位置が違うことで乗客の動線を悪くなり、さらに出入口付近のスペースの狭さ、従来の車両より扉幅が狭く行楽シーズンでの大量の乗客の乗降に支障があったことなどから、増備されることはなく1990年に登場したモボ611形以降は従来のドア配置やドア幅に戻されています。
嵐電としては異端車で運用上の問題があったためか、モボ2001形の登場により2000~01年にモボ503、504は引退しています。
モボ501、502は2016年にリニューアル改造され、前・中扉を前・後扉が変更されるとともに、乗務員室の左側に乗務員扉を新設され、車体塗装はが京紫色に変更されています。


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