どうしても観たい芝居があり
日々の忙しさで諦めかけていましたが
これは観ないと一生後悔しそう・・・と思いまして
「えぇーいい!!行ってしまえっ!!」
ということで
当日券も手に入るかどうかもわからいまま
嘉穂劇場まで約2時間かけて行って参りました
(しっかし遠かったなぁ~。嘉穂劇場)
・・・結果、無事当日券ゲット
しかもキャンセルが出たということで前から13列目
キャー超ラッキー
そのお芝居というのは・・・・
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「印獣」
何せ出演者が気になるのは基より
宮藤官九郎:作・河原雅彦:演出ですもの
面白くない訳がない
そして出演者は・・・
私が大好きな俳優が3人
まず
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THE 3名様でお馴染みの
実は二の線でもイケる 岡田 義徳君
そしてそして大好きな大好きなお二人
池田成志さんと古田新太さん
(二人とも私のドストライクです・・・)
大好きな俳優さんが3人一気に
しかも同じ舞台で観る事ができるという
盆と正月とついでにクリスマスが一緒に来たようなこのお芝居。
んまぁ~期待を裏切らず・・・いや
期待以上に楽しませて頂きました
いやいや・・・本当、ありがとうございました
三田佳子さんのような大女優に
売れない自称大女優をコミカルに演じさせ
いやいや、そりゃ大女優にやらせちゃいかんやろ?
という奇抜な演出もさることながら
それを
やりこなしてしまう三田佳子さんの
本当の意味での女優魂に脱帽
多少無理はあったものの
何より三田女史が楽しそうに演じているのが印象的でした
思わず
のシリアル殺人鬼を楽しそうに演じている
キャスリン・ターナーがダブってしまった
アドリブもきっと私が気付かなかった所も
何箇所かあったであろうとは思いますが
演じている当人達が笑いを抑えきれない様子で
うつむき気味に肩を揺らして笑いをこらえている様子を見ると
「あぁ~きっとこのアドリブ毎回違うんだわ・・・」
・・・と他の日も来て
彼らの掛け合いを見てみたいとつくづく思いました。
お話の内容は・・・
『とある出版社の営業(岡田義徳)から突然呼び出された3人
一度も印税をもらった事のない売れない携帯小説作家(生瀬勝久)
人生で2冊しか出版したことがない絵本作家(池田成志)
エロいペンネーム
(ハマグリナメタロウ・アソコビンラディン等・・・)
をいくつも持つエロ雑誌専門ルポライター(古田新太)
この3人が
車で森の奥深く・・・とあるお屋敷に連れて行かれ
「ここで大女優・長津田麗子(三田佳子)の自伝を書け!!」と
拉致され強要されながら
食事は朝昼晩ハッピーターンで
大女優の自伝を書かされるというお話・・・。
話しが進んでいく内に何故その3人が選ばれたのか
段々明らかになっていく。
コミカルな話の展開が段々
「うわっ怖っ・・」的な展開に・・・。』
と・・・バックリ言うとこんなストーリー。
昔から芝居好きな私は
東京乾電池、第三エロチカ、自由劇場、未来劇場、WAHAHA本舗
等等、色々見て来た訳ですが
それぞれどの劇団も個性があって好きではございました。
でも、なるほど・・・こんな演出もありなのねん・・・
さすがクドカンと河原雅彦だわ~と
今回、関心させられるばかりでした。
因みに嘉穂劇場もレトロな雰囲気でございまして・・・。
外観はこ~んな感じ・・・
・・・で
館内はと言うと・・・
このようにお相撲観戦と同じように
4席一升の升席になっておりまして
両脇には花道もございます
この花道から三田女史やら岡田君が
現れると言った心憎い演出もございました
劇場の前に飾ってあったポスターも
な~んとなくレトロで昭和な演出が素敵です
さてこの生瀬勝久、池田成志、古田新太
3人が共演する「ねずみ三銃士」シリーズ・・・
2004年も「鈍獣」で公演があったそうで今回が2作目の公演。
3作目がある際には是非又観に行きたい。そう思います
何せカーテンコールが終わるか終わらないかくらいで
とんぼ返りで帰らなければならないアポイントがあり
すっ飛んで帰ったのが心残りです。
そして今度こそは次回こそは
パンフレットを買って帰るのだ
と心に誓った私なのでした。
今回明日(12月13日)で全ての公演の千秋楽のようですが
興味のある方是非足を運ばれてはいかがでしょうか。
¥8400、決して損はしないと思います
以上manamiの「印獣」リポートでございました