ソフトバンクは、4月27日(火)、
HTC社製の「HTC Desire(X06HT)」を発売した。
2010年1月にアメリカで発売されたGoogleフォン「NexusOne」。
その製造元であるHTC社がソフトバンク向けに供給した商品だ。(※1)
さっそく家電量販店へ行き、
価格のチェックと実際に動く端末をさわってきた。
久しぶりに行く量販店は良い。
まずは端末価格。
基本価格は、61,920円(2,580円×24回)である。
ここから月々の「基本料を除く利用料金」から一定額を割り引く、
というのがソフトバンクのやり方であるが、
筆者が臥せっている間に、ややこしく改悪されてしまっていた。
(4月27日からのソフトバンクの料金改定については別エントリーでふれる予定。)
契約するパケット定額サービスによって変動する、
バリュープログラムを利用した場合の価格は次の通り。(※2・3)
■パケットし放題フラットの場合(パケット料金は4,410円固定)
利用料金からの総割引額 ⇒2年間利用の場合の実質価格
・新規契約 :52,800円(2,200円×24回)⇒9,120円(380円×24回)
・機変(2年超):52,800円(2,200円×24回)⇒9,120円(380円×24回)
・機変(1.5~2年):48,000円(2,000円×24回)⇒13,920円(580円×24回)
・機変(1~1.5年):36,000円(1,500円×24回)⇒25,920円(1080円×24回)
・機変(0.5~1年):28,800円(1,200円×24回)⇒33,120円(1,380円×24回)
■パケットし放題 for スマートフォンの場合(パケット料金は1,029円~5,985円)
利用料金からの総割引額 ⇒2年間利用の場合の実質価格
・新規契約 :45,600円(1,900円×24回)⇒16,320円(680円×24回)
・機変(2年超):45,600円(1,900円×24回)⇒16,320円(680円×24回)
・機変(1.5~2年):40,800円(1,700円×24回)⇒21,120円(880円×24回)
・機変(1~1.5年):28,800円(1,200円×24回)⇒33,120円(1,380円×24回)
・機変(0.5~1年):21,600円(900円×24回)⇒40,320円(1,680円×24回)
■パケット定額制未契約(Wi-Fiだけを利用するようなユーザ)
利用料金からの総割引額 ⇒2年間利用の場合の実質価格
・新規契約 :38,400円(1,600円×24回)⇒23,520円(980円×24回)
・機変(2年超):38,400円(1,600円×24回)⇒23,520円(980円×24回)
・機変(1.5~2年):33,600円(1,400円×24回)⇒28,320円(1,180円×24回)
・機変(1~1.5年):28,800円(900円×24回)⇒40,320円(1,680円×24回)
・機変(0.5~1年):14,400円(600円×24回)⇒47,520円(1,980円×24回)
お金をしっかり払ってくれるユーザには優しく、
お金を払ってくれなさそうなユーザにはそうでなく、
ある意味(経営的に)、非常に合理的な価格設定である。
今日は店頭でさわっているとブラウザがフリーズしてしまったので、
明日もう一度試してからさわった感想を書きたいが、一言だけ。
とりあえず、モノはいい!
けど、なんか古タイヤっぽい雰囲気!!
なんだかもったいない感じ!!!
というのは筆者の第一印象。
また、Xperiaに一刻も早くぶつけたいという意図は分かるが、
次の入荷がいきなり6月以降とか、初日にソフトウェアの不具合発表とか、(※4)
あまりにもユーザ軽視に過ぎるのではないか。
出せばいい、というものではないだろう。
モノはいい!と思えたので、非常にもったいない。
それとも、ソフトバンクにとっては、
HTC DesireはiPhoneという名の刺身の「ツマ」にすぎないのだろうか。
もったいない!!
(※1)
ソフトバンク報道発表 2010/4/21
(※2)
ソフトバンク報道発表 2010/4/19(ホワイトプラン改定)
(※3)
ソフトバンク報道発表 2010/4/19(バリュープログラム)
(※4)
ソフトバンクお知らせ 2010/4/27 Bluetooth接続でフリーズ
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