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用語解説

2021-09-19 06:41:36 | 日記

 

コトバンクより

 

 

 

死の商人

(読み)しのしょうにん

(英語表記)merchant of death

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「死の商人」の解説

死の商人

しのしょうにん

merchant of death

武器弾薬を製造販売する者で,戦争によって私利をはかることから,こう呼ばれる。 1934年に組織されたアメリカ上院のナイ委員会が第1次世界大戦中のその実態を明らかにしたが,今日では軍産複合体として大きな問題となっている。しかも,近年の傾向として兵器産業に加え,貿易政策の重要な柱として国家が対外武器売却に積極的に関与するようになった。アジア,アフリカ諸国に中古武器を売りつけたり,紛争地域における勢力均衡の維持を名目に熾烈な武器輸出競争を演じているのが実態である。

 

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

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百科事典マイペディア「死の商人」の解説

死の商人【しのしょうにん】

戦争を利潤獲得の手段として兵器などの軍需品を生産・販売する資本家や企業。しばしば戦争挑発の一翼をになう。ザハロフ,クルップ,イーゲー・ファルベン,デュポン財閥などが世界的に有名。現代の米国などでは巨大化した軍部と軍事産業との相互依存体制が〈軍産複合体〉と呼ばれ,政治的・経済的に大きな支配力をもっている。→武器輸出

 

出典 株式会社平凡社

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精選版 日本国語大辞典「死の商人」の解説

し【死】 の 商人(しょうにん)

中世ヨーロッパで、敵味方を問わず武器を売り込んだ商人。また、それを製造した手工業者。現代では軍需資本家に対して用いられる。

 

出典 精選版 日本国語大辞典

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デジタル大辞泉「死の商人」の解説

し‐の‐しょうにん〔‐シヤウニン〕【死の商人】

営利本位に兵器を製造・販売する業者や資本。中世ヨーロッパで、敵味方を問わず武器を売り込んだ商人をいった語。

 

出典 小学館

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世界大百科事典内の死の商人の言及

【武器輸出】より

…また,輸出入を併せて武器貿易arms tradeという言葉も一般化しているが,この場合も統計上は無償移転を含めるのが普通である。第2次世界大戦前の武器輸出はもっぱら商業的利益の追求をめざす特定の業者によって行われることが多かった(これらの業者の暗躍ぶりはしばしば〈死の商人〉と呼ばれた)。

[第2次大戦後]

 第2次大戦後は主として大国の政策に基づき,大国の政府の管理の下に武器輸出が行われるようになった。…

 

※「死の商人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

 

 

 

今晩は、老人と学生の話をしようと思います。といっても、憲法との関連で老人と学生の話をしたいと思います、日本国は、いま憲法の改正に向かっているわけですから。

憲法は、さんざん言われていることですが、2つの柱から成り立っています。第1の柱は、九条の平和主義、そこにもっとも集約的に表現しています。もう1つの柱は人権の尊重。それは11条からそのあとにあります。

九条で平和主義を主張し、11条で人権をもつ。「憲法の精神」というときは、だいたいこの(平和主義と人権の)2つを中心に考えればいい。例えば、現在国会で問題になっている教育基本法に「憲法の精神に則(のっと)ってという文面が入っていますが、そこでいう「憲法の精神」とはなんぞやということになると、今申し上げた2点が重要なことだと思うのです。

そこで、今の憲法を変えることについてもいろんな議論があります。1つは、平和憲法を変えるということは、非常に大きなことを意味します。つまり、もう少し日本の軍備を強化する、それとともに米国との軍事同盟を強化するという二面があります。その結果として、海外派兵がもっと強く出てくるだろうと思います。だから、大きな政策の転換を意味します。それから、人権の方は日常生活にどう反映してくるかというと、それは劇的ではなく、もっとジワジワくるだろうと思います。いろんな意味で、軍隊を強化すれば、◎それだけでも人権の制限がもっと強くなると思います。『人権尊重を強化する戦争というのはない』わけで、『戦争は必ず人権破壊の方角に進みます』。破壊されるのは、日本の内部もそうですが、海外派兵によって日本の外でもそういうこと(人権破壊)が起きると思うのです。

 

いったい、世界や日本社会にどんな変化があってこういうことになるのか。ここ数年来、現首相の安倍●三氏も言っているように、「情勢が変わったから憲法を変えよう」と。しかし、「情勢がどう変わったか」ということを言っていないですね。「情勢が変わったからどう変えるのか」ということを言っていないですよ。ようするに情勢の変化と憲法を変えることを結びつけているだけで、結びつきの内容を具体的に言っていないですよね。

実際にはどういうことがあったかということを振り返ると、それは皆さん、新聞に書いてあることでご存知の通り、世界は戦争をしているでしょう?どこから勘定しても(数えても)、第二次世界大戦後の大きな戦争は

朝鮮戦争と

ヴェトナム戦争、その後からもまだ戦争をしている。1つは、

湾岸戦争、湾岸戦争の後は、9月11日の事件(同時多発テロ)と関連して、

アフガニスタン(戦争)があり、それから

イラク(戦争)があってというふうに戦争が続いているわけです。それが1つ大事なことです。アフガニスタンとイラクの戦争は、「テロリズムに対する戦争」であると、アメリカのブッシュ大統領が言った。戦争当事者自身が言っているように、2つのことは関連がある。彼(ブッシュ大統領)の表現によれば、テロリズムに対する戦争の2つの表現ということになる。もしかすれば、その他の国、北朝鮮(朝●民主●義人●共●国)、イランとシリアとは戦争をしていないけれど、(イランとシリアは)戦争をするかもしれない一種の(戦争)候補国。だから、全然別のことではないわけです。

 

(実際にはどういう情勢の変化があったか?9.11に起きた同時多発テロ事件と関連して「テロリズムに対する戦争」があった。)

 

もう1つの変化は、日本の外で戦争があるのとほぼ同時に、日本のなかでは戦争に備えた法律がどんどん出来ている。新ガイドライン関連法案(1999年)がまず出てくるでしょう。その後は一群の有事法制が出てくる。それから、法律を変えたわけではないけれども、議論が盛んなのは、「集団的自衛権」。現行憲法で、そういうことが行使できるか出来ないかという議論があります。少なくとも議論のなかで「集団的自衛権」が話題になっています。

 

そこで、3つのことを申し上げたいのだけど、1つは、国旗国歌の強要というのがあります。学校で、儀式(式典)のときに国旗を掲(かか)げろ、子供に「君が代」を歌わせろ、そういうのを強制的にさせている。それをしないと懲罰をしています。国旗と国歌を定める時の国会議論のなかで、政府はそういう強制はしないと言っていたのですが、いったん国旗国歌が決まったら、現実には、各地方で教育委員会が非常に多くの学校で強制を行っています。強制が行われていることに対して、政府は何とも言っていない。それをやめさせるということはしていないですね。だから野放しの強制が行われているわけです。

 

2つ目は、教科書問題です。そこで1931年から45年の敗戦までの十五年戦争、この大戦争の歴史的意味を擁護する。そう悪いことばかりではなかった、ということですね。

戦争は悪かったに違いないけどそんなに悪くなかった、

"not that 's bat"

ということをまだ主張しているでしょう?この教科書問題にアジア諸国のなかで みんな反応しました。

 

3番目は、今月の9月に辞めたばかりの小泉首相が、ご存知のように靖国神社参拝を繰り返した。首相として公式参拝を繰り返した。そのたびに、アジアの諸国は抗議した。大使館を通じて正式な抗議をしました。それにもかかわらず、実行をしました。

これらを3つの線に分けて考えると、最近の日本で何が起こったか、非常にはっきりとわかると思うのです。日本を取り巻く環境のなかで大きな役を演じているのは米国でしょう?そこに戦争が いくつも続いた、アフガニスタン、イラク。それと並行して、日本のなかで戦争に備えた法律が次々に成立しました。なかでも

有事法制、

要するに戦争が日本の周辺で起こった時という議論です。

「有事」というのは「戦争」という意味です。

これは新しい言葉ではなくて、昔からあった言葉です。漢語の字引を引けば そこに ちゃんと書いてあります。有事というのは新造語ではないです。しかし、ずいぶん長く眠っていた。そして、もっと普通の日本語で言うと

「戦争」ですね。

どうして「戦争」と言わないで「有事」と言うか。

(それは何だろう?と、それ以上)追及しない人には、あまりはっきりとした概念としては言わない。有事というのは耳慣れないわけで、いきなり顔に正面から迫ってくる言葉ではなくて(単刀直入でないほうが)和(やわ)らぐでしょ?有事と言えば、何か(重大な)事が有るということですから。

良く言えば、言葉を和らげて使う。

悪く言えば、ごまかす。物事をはっきりと言わない、

そういうふうなことがある。

 

以上の3つの流れと戦争が起こることと どう関連しているかということは、必ずしも新聞には書いていないです。

◎おそらくは何らかの形で圧力があって、変わっていると思うのです。1つの流れがあると、それと並んで次の流れがある。

 

 

 

防衛問題あるいは安全保障問題に関して言えば、今申し上げたように、日本のすべてが戦争に向かって進んでいる。国内では戦争に対応できるような法律が、段々に積み重ねられています。

反対の方角に新しい法律が通った例はないです。

これが非常に大事なところですが、

 

どういう方角に世の中が動いているか ということです。

全体の流れと逆の方向の変化(流れ)が入っているか?入っていないですよ、ほとんどね。必ずしも一時(いっぺん)に計画されたわけではないでしょうが、ある方角へ向かっている。方角が非常にはっきりしている。

外側に戦争があって、その戦争のなかに日本が参加できるような方角へ法律を変えている。

逆に 戦争がしにくくなるように法律を変えた例はない、ということです。

 

 

それから、戦争とはちょっと離れるのですが、いま言った国旗や国歌の話、過去の戦争の解釈の問題などは、

日本政府が直接に戦争に参加するのに便利か便利じゃないかという問題からはちょっと離れていますね。

しかし、もし戦争に参加すれば、◎すべての戦争はそれ(戦争)を正当化すること、

◎もう1つは何か大衆を戦いの方(ほう)へ駆り立てる 一種の組織的な働きかけ、あるいは宣伝を通じての働きかけが必ずあります。

◎思想的な正当化の努力を伴(ともな)わない、あるいは感情的な扇動を伴わない、戦争というのはない

ですよ。それはギリシャの昔から、あるいは春秋戦国の時代から、

◎戦争の正当化と 感情的に大衆を扇動することを伴わない戦争というのはない

ですね。

◎戦争をする以上は、大衆をそれに向かって感情的に準備しなければならない。

◎同時に 知的にというか思想的に説得しなければならない。

 

さっき申し上げた最近の一連の変化、靖国参拝にしても、国旗の話にしても、教科書の問題にしても、みんなそのためにいくらか役立つ。だから ばらばらではない。流れが3つあって、一定の方角をたどっているわけです。

◎どこまでもそのまま行けば、また軍国主義になると思うんですね。

以上は、加藤周一  著

📖『私にとっての20世紀

付   最後のメッセージ』

第二部    加藤周一、最後のメッセージ(講義)

第五章    老人と学生の未来--戦争か平和か--

日時    2006年12月8日(金)午後6時30分~

場所    東京大学駒場キャンパス900番教室

主宰    加藤周一氏と対話実行委員会

岩波現代文庫🌿✨社会180

 

 

 

 

戦争はなぜ始まり、どう伝えられるのか

なぜ戦争は起こるのだろう

宗教の違い?    

領土問題?

では、なぜ戦争が起こるのだろうか?

イスラム教とキリスト教がいがみ合っているからか?おそらくこれは違う。序章で見たように宗教対立は、時々の支配者が その地域を支配するために利用したものだ。宗教が違うという理由だけで人は殺し合わない。

ここに1つの島がある。この島がA国とB国のほぼ中間に位置している。だからこの島の領有権をめぐってA国とB国が戦争を始める、と「解説」する人がいる。

しかしこれも違うと思う。この島がどちらの国のものか、戦争で決めてはいけない。なんのために外交があるのか?話し合いで決着するのが21世紀に生きる私たちの責任であるし、話し合いで解説できなければ、当面、この島は「どちらのものでもない」、つまり保留にしておけば済む話だ。戦争などする必要は全くない。

では、戦争はなぜ起こるのか?

それはズバリ「戦争が儲かるから」。

世界には「戦争で儲けたい勢力」がいて、その勢力が「宗教」や「領土」といった口実を使って戦争を正当化していく。

戦争を正当化していく。

戦争の本質は「金儲け」だ。ミサイルや戦車、戦闘機は世界中が平和になったら、売れない。世界のどこかで紛争が続いてくれたら…、悲惨なテロが起きて、世論が「テロとの戦い」を支持してくれたら…。あるいは北朝鮮などの国がミサイルを打ち上げてくれたら…。核兵器、軍艦、ミサイル防衛システムなどなどで商売が可能なのだ。

以上、📖『「テロとの戦い」を疑え  紛争地からの最新情報』

西谷文和  著  (かもがわ出版)

 

 

 

 

戦争は米一国で

 

軍事的な問題についていえば、大部分の国は冷戦が終わった後で軍事予算を削りました。ヨーロッパもほとんど全部。軍事費を増やしているのは日本です。しかし、日本みたいにちょっと増やしたというのじゃなくて、いままでの軍事費の三分の一とか、倍にしないまでも元々大きな軍事費を突如として膨大に増やしたのはブッシュ大統領です。

これまでも米国一国の軍事予算は、ヨーロッパにある何十という国の軍事予算全部を足したよりももっと大きい。それをさらに三分の一か四分の一くらい増やしたのです。軍事費が増えると、

◎問題を戦争で解決したい

という傾向が強くなる。

 

2番目は、米国人自身が言っていることですが、軍事技術がだんだんに発達しました。湾岸戦争の時より進歩した。コソヴォの時より進歩している。急激な進歩です。5年くらいの間に軍事技術が米国で発達した。コソヴォにはNAT○の軍隊が参加しました。アフガニスタンでは戦闘部隊ではないけれどドイツの軍隊が入っています。英国は戦闘部隊もアフガンに入れた。

そうすると、米国の軍人のなかには、だいたいコソヴォから始まっていますが、戦争を助けてもらいたくないと言い出す人が出てきました。日本の政府は日本の艦隊を進出させることに熱心ですが、アメリカ人はそのうち迷惑だと言い出すかもしれません。

◎それは技術格差があんまり大きいので、技術的に米国と並んでないような国から援助の戦闘部隊が来ると一緒にやるのは面倒だということです。相談するのに時間がかかるしうるさくてしょうがない。今度戦争をやるなら一人でやらしてくれと、かなりの将軍たちが言っています。

そういう声がだんだんアメリカで強くなってきました。フランスやドイツなどの戦闘機を送ってくれないでくれ、戦争をNAT○の軍隊といっしょにやるのはイヤだ、アメリカ一国でやったほうが早くて有効だという考え方です。

彼らは ほらを吹いているのかというと、そうではないだろうと思う。

米国は軍事的に強大になっています。日本のことを考える時もそのことを念頭に置いたほうがいいでしょう。

(👨それでは、米国を超えると言われる中●の軍事力は、実際にどれくらいなんだろう⁉️

👩『尖閣・台湾』を守るために先進各国が戦艦や戦闘機を集結させ合同軍事演習を行っているけれど、最新鋭の武器を保有しているのは米国。それでもわざわざ(ごめんなさいこんな言い方をして。遅れた武器を持つ)各国がわざわざ集まって軍事演習をやる理由は❔中●へのパフォーマンス❔

 

👧『天安門事件』で中●共産党政府は約三千~数万人の国民と学生を殺したが。今、中●ではバブルが崩壊して国民に金を返せない企業に国民が「金を返せ‼️」と言ってデモをし、座り込みをしているが、中●共産党政府はこの国民たちのことは殺さないのだろうか❔

👩反発する国民の数がまだ少ないから。

👴それとな、YouTube【テレビで話せない中●】を視聴するとだな、中●は、学生の頭脳を習●平氏の思想で武装。小学生から新しい教科書で。教科書のなかには、習●平氏は『習おじいさん』として登場。英語教育を禁止して欧米から中●への新しい(異なる)思想の流入を防ぐつもりである。それを問題視する中●人の親も少数いる。それは歴史の逆行とも言える。台湾との文章では「武器を使うことも厭(いと)わない」と書いてある。

👨中●国民は、民主化を望むより先に お金なんだな。教科書改訂こそ座り込みをするべき、国の未来を決める重大な問題なのに❗中●の子供たちを全員、世界を恨む兵士に育ててどうするよ‼️中●国民は、子供たちの親は、教科書改訂が戦争へのプロパガンダ(宣伝)だということをわかっているのだろうか⁉️

👧一党独裁政権下で、国民はいったいどうやって主張すれば良いのか⁉️

👩他国に逃げる。

👨なんやかんやいってまず富裕層にパスポートを発行しないらしい。

👩最後はお金がなくなってくるから、お金が一番大切な国民がおけつをめくり出して(どうなってもよくなって)国家に反発する。その数と言ったら十数億人。予想だよ。時間の問題。

👧アメリカは世界一の最新鋭の軍備を持っているんだから新疆ウイグル自治区のウイグル人を救出出来ないのかな❔

👶アメリカはもうお金やエネルギー、領地、テロとのための戦争なんかしないでさ、中●共産党政府などからウイグル人などを救うために、その(使い方によっては素晴らしい❔)最新鋭の機器(器機)を駆使して、平和のために使ってくださいよ❤️

👨それがダメなんだ。その悪をやってる世代のお爺さんたちが年齢を全うして亡くなってからでないとダメなんだ。

ジョンFケネディ大統領のように彼らを告発しても、ジョン・レノンのように🎵『イマジン』の歌詞を歌っても、全員抹殺(暗殺)されてしまうんだ、きっと。

👧これからはそうでもないかもよ。イギリスのエリザベス女王もイルミナティかもしれないけれど、習●平氏には ひどくお怒りよ!イギリスは良い国でもあり悪い国でもあった。少し自分たちの組織のなかでもうバカらしいからやめようってガチャガチャかき回さなければダメよ‼️

👨それが出来ないようになってるの!

👩アメリカは少し次世代に期待が持てる、と思いたい。全員が悪いわけじゃない。

しかし、中●の教科書で洗脳され、ベトコンの方々のように次々湧いて出るのは洗脳された中●次世代国民かもしれない。

👨戦争ってのは、「せんそう」じゃなくて「せんのう」なんだ。もう時代遅れ。日本人はもう知ってわかっちゃったから、戦争は頭隠して尻隠さず。

👧でも世界ではまた戦争が始まるだろうし、とめられない。国民を巻き込むな‼️自分たちだけでやれ‼️

👨それがだめなの、国民や武器を買ってくれる国はいいお客さん(金づる)だから。

👴やって良いのは防衛だけ。攻めてくる愚か者がいるから。

👨僕たちの子供は絶対に戦争に参加させない‼️他国の戦地に兵士のための食糧や武器を置いてきたり、補充する役なんか危険すぎて要は「戦争に加担した、命を賭けた使いっぱしり」じゃないか‼️

難民の皆さんのために食糧を置いてくる仕事・役割とは行って帰るほど目的が違うんだ。片方は戦争で、片方は救助活動。これを絶対に いっしょにしてはならない‼️戦争の究極は人を殺すことであり、戦争に大義名分はないのです‼️

👩言いたいのはそれだけ。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

指導者と大衆

 

アラファトにできることは、交渉すること。もし、交渉を断られれば、テロしかないですよ。仮に、アラファトがテロはいけないと言っても、そういう状況のなかではテロは起こるでしょう。アラファトの言うことを聞かなくなると思う。

指導者というのは、独裁者のスターリンでさえも、ヒトラーでさえも、ある程度大衆の支持がある時に大衆の意見を汲(く)んで命令します。すべてのドイツ人が反対していることをヒトラーは命令したのではないのです。ヒトラーといえども、全ドイツ人が反対していることはできない。スターリンでもそう。彼ももちろん独裁者で ひどいこともしたけれど、しかし大衆の少なくともかなりの部分が持っている意見を汲んでやった命令だから、(国民に)押し付けることができたのです。言うことをきかないやつは警察だ。しかしロシア人がみんな反対なら、警察だけでできることには限界があったはずです。

アラファトの場合も同じ。アラファトがどの程度独裁者かどうか知りませんが、指導者というものは部下の意見をある程度聞かないと成り立たない。今の状況で、たとえばアラファトを殺しても、必ずアラファトの代わりが出てくる。もう1人殺しても また出てくる。

それは、我々がヴェトナム戦争の時に観察したことです。マクナマラが計算してなるべく安く、大勢殺そうとしたけど、殺した数よりも多くのヴェトコン、解放戦線兵士が現れたのです。同じことじゃないですか。そういうことはアラファトは百も承知だと思います。現在の状況ではテロをやめろと言っても、意味がないでしょう。

以上、かもがわブックレット◆142

📖『どうなる世界   どうする日本   9月11日のかなた』

加藤周一  著   (かもがわ出版)

 

(👩オススメ動画YouTube『徹子の部屋  加藤周一  1998年』

CMをスルーするとより早くご覧になれます。)