おっさんのライフサイズ(classic)

- 過ぎていったこと 選ばなかった道 何もかも、覚めてしまった夢と同じ -  『この世界の片隅に』より

2001-09-11

2006-09-11 21:36:04 | 政治、社会、ニュース
自分は風呂から上がり、ただ呆然と茶の間でコーヒーを飲みながらテレビを見ていた。その日、夜10時前にもかかわらず、めったに揃わない家族が揃っていて、その行く末を見ていた。あんな大惨事になるとは知らずに。最初はよくできた映画だ、と思っていた。

アメリカ同時多発テロ。

その後ろでしゃべっているのが、アナウンサーやコメンテーターだっただけで、どのチャンネルも同じ映像が流れていた。
ウチのオカンが「あれ?なんか鳥が通ったなぁ」と言った。それが2機目の突入。カメラの向きからか、飛行機が黒い影に見えたから。

その後の出来事は誰もが知ってるとおり。のんびりとコーヒーを飲んでいる自分に違和感を覚え、その日は遅くまで眠りにつくことができなかった。

あれから5年。

ビリージョエルの曲に『MIAMI 2017』っていう曲がある。「明かりが消えたブロードウェイ、海に沈んだマンハッタン、戦争で焼かれ、失われたニューヨーク。生き残った人間はマイアミに移住した」という、この日を暗示していたかのような歌詞にも聞こえるけど、最後に「どうしてニューヨークがこうなってしまったか、その記憶を忘れないように伝えなくちゃいけない」とある。大切な人と同じように、この出来事は覚えておかなければならない。
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2 Comments

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Unknown (レタス)
2006-09-12 22:44:10
大変、難しいお話につき、コメントは差し控えさせていただこうと思いましたが、一言。

「明日は我が身」ということで。

ある意味、うちの会社では、毎日戦争ですなぁ
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Unknown (おっさん)
2006-09-13 21:09:03
レタス姉御(呼び方確変中)



たしかにわが社は、毎日が戦争やからなぁ慣れてきてはやめる人もいっぱいおったし。

まぁ我々も頑張りましょうや…と真剣に答えてしまいました
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