おっさんのライフサイズ(classic)

- 過ぎていったこと 選ばなかった道 何もかも、覚めてしまった夢と同じ -  『この世界の片隅に』より

おっさんの勝手に”月イチくるり” 6 『すけべな女の子』

2010-04-30 00:01:45 | quruli
今月の月イチくるりは『すけべな女の子』。

2003年に発売されたシングル『HOW TO GO』のカップリングとして収録されたこの曲ですが、ファンの間では非常に人気が高く、ライブでも度々演奏されている…タイトルもどこか岸田くんぽくっていい。自分が行った昨年の高松でのライブでは「ファンのリクエストに応える」という形でアンコールに演奏された…その際に「すけべ!」とバカでかく叫んでいた女の子の声が今も耳の奥に残っている。あの子は今頃どうしているのだろうか(笑)。

自分にとってどのアーティストにも言えることなんだけど、ライブを観に行った際、クールにがむしゃらに観客を”ねじ伏せる的演奏”っていうのが好きです。「つべこべ言わずにとりあえず黙って聴けや」っていう感じ。そんな演奏は期待や不安も何もかも乗り越え、それ以上のものを作り出す。高松のライブでの『すけべな女の子』はくるりの初ライブだったし、予備知識もあまりなかったから、真っ直ぐな演奏はなおさらそんな風に聴こえた。あんな経験をしたのはいつ以来だったろう?

ここに貼った動画は数年前の”某”ライブハウスでの演奏だけど、やっぱりこの疾走感がたまらないし、突然登場したこの曲に観客もその世界に呑み込まれているように見える。この曲は”そんな意味で”の全アーティストの代表曲に感じる…大げさか(笑)。でも初めて聴かれる方にはどんな風に感じるんだろう?ちょっと気になったりもする。



来月にはカップリング曲のコンプリート集『僕の住んでいた街』がリリースされ、短いホールツアー(今回は断念)もあるようだけど、この曲はやっぱり演奏されるのかな?


最新の画像もっと見る