おっさんのライフサイズ(classic)

- 過ぎていったこと 選ばなかった道 何もかも、覚めてしまった夢と同じ -  『この世界の片隅に』より

再び、くるりのライブに行ってきた2 @2009岡山

2009-11-17 00:11:23 | quruli
というわけでくるりのライブ…後編。

『ハイウェイ』が終わった時点で岸田くんが「なんか時間が経つの早いよなぁ…短いなぁ…。曲、追加しよっか」というひとことで、メンバーの3人がステージで作戦会議に入る。「今日は尺の短い曲ばかりで組んでしまっていた…」と言っていたけど、セットを柔軟にしているからこそ出来ること。そんな中で客席から色々なリクエストが飛び交うんだけど、選ばれたのは最新アルバムの『Natsuno』とコアなファンには人気の高い『宿はなし』。『宿はなし』のイントロが始まった瞬間、会場のあちらこちらからため息が聞こえてくる。デビューアルバムに収録されているバラード『虹』の後、これも聴きたかった『HOW TO GO』(この曲だけはやっぱりマグワイアがいいなぁ)で本編は終了。

アンコール明けは前回同様、ベースの佐藤”社長”の物販紹介(笑)。例によってタオルやTシャツがあったけど…今回はパスさせていただきました。簡単なMCの後(そういや岸田くんがしゃべってる間、全然面白くない”相の手”を入れる女の人がいたけど、アレってどうなんだろうねぇ?)、盛り上がり必須の『ワンダーフォーゲル』。『青い空』の時に目の前にいた女の子は、いつの間にかずっと前方へ押し流されている(笑)。

そして最後…またもや「聴きたい曲は?」とリクエストを募る。『ブレーメン』は相変わらず人気が高いようで、その声も多かったけど、残念ながら今回はなし。その中で『冬の亡霊』という、アンコールにしては比較的地味でやりやすい曲(岸田くん談)が選ばれる…完全にノーマークでしたorz

”大ラス”はやっぱり、デビュー曲でもある『東京』。昔からのファンの方にとっては食傷気味かと思うけど、自分にとっては初めて生で聴く『東京』。この曲を知ったのはここ数年だけど、歌詞が大学で岡山へ来た当時のことがフラッシュバックする。また詳しく書こうと思うんだけど、そんな意味で岡山で聴く『東京』は少しだけ感傷的になった。そしてライブは終了。

最初の数曲は半音下げでやっていたから、岸田くんの調子が悪かったように見えたけど、通して観るとやはり声の伸びがもうひとつだったように思う。時間も高松の時は2時間半近くあったけど、今回は2時間を少し切るくらい。まぁ高松では聴けなかった曲もたくさんあったし(初めて聴く『ハイウェイ』と『東京』は感動ものだった)、来年のくるりの活動にまた期待したいと思います。


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