メッセンジャーのバイクはオートモービルや車とは異なる。
それはまるで生き物だ。
例えるならば「馬」、それも飛びっきりの競争馬が相応しい。
思い通りにはなかなか行かないが、
心を通わせられた時はメカにはない一体感に包まれる。
コンクリートに振り落とされることも多々多々希にあるが(笑)
U-20WCがらみで出来たカナダ人に
チェコ敗退に関する「ほぼ苦情メール」を
送った。
するとめずらしく迅速な返信、
「それどころじゃねえ」という殴り書きと共に
アドレスが貼られていた。
Cycle Messenger World Champion Male 2008
Is Shinzu, from Japan. He is the first guy to win the CMWC on a fixie.
SINO(SINOだと断言していた)という日本のサイクルメッセンジャーが
メッセンジャーのワールドカップで優勝したらしい。
なんとなく南米や東欧におけるメッセンジャー率は著しく低い気もするが
兎にも角にも世界一らしい。
ワールドカップと名のつく大会での日本人の優勝は喜ばしい。
CMWC 2008 No TRONTO
(CYCLE MESSENGER WORLD CUP 2008)での出来事だ。
ファンタスティックで限りなくデンジャラスに見えるがセイフティ
良くわからないがは素晴らしいらしい。
「郵便物はCyclexに頼め」
「ALEXANDER LEE CHANGでシノ・ジャージを買って来い」
「来年は日本開催だ」←初耳だ
人を魅了するだけのものがメッセンジャーのレースにはあるのだろう。
心からの祝福を!
トロントでの日本人の優勝に、
チェコ敗退の痛みが幾分か和らいだ気がした。