とりあえずディミトリス・サルピジディスは
代表に選ばれているようでナニよりだ。
公表された各国代表選手に割り当てられた
背番号は色々な考えを張り巡らすには格好の材料だ。
オーストリアの背番号10は不動のイバンシッツ
代表の攻撃は彼の両脚(特に左)に拠っている。
クロアチアはオリッチが背番号18をつける。
番号的には(個人的にも)先発出場とは縁が
やや遠いだろう。
ただ、出ればゆらりくらりと活躍し点も獲ってくれるだろう。
チェコは本来の背番号10番を欠いての
ユーロとなった。
折々でネドヴェドと組ませ、磨き上げてきた
「第二の心臓」の不在には
流石のブリュックナーも言葉がないだろう。
こうなったら15番のバロシュに全てをかけるしかない。
2年連続得点王を!
ゴブに背番号10というところが
フランス代表監督の性格をあらわしている。
フランスがベスト8以上にのこることはないだろう。
たいそう顔ぶれが変わってきたドイツ代表、
GK以外の世代交代はうまく行っているようだ。
9番のゴメスはフェラーを越えられるだろうか。
歴代のFWと比較したくなる潜在能力を秘めた
逸材であることはたしかだ。
機動力と技術に加え高さと強さを備えたこの選手は
現在のアンリを凌駕しなねない。
ギリシャは背番号14番が全てだ。
この選手を先発で使えばグループリーグ敗退はないだろう。
トッティが引退した今、
デ・ロッシにではなくデル・ピエロに
背番号10を纏わせて頂きたかった。
既に満足してしまっている選手と
飢えている選手に分断された今回の
代表に 2年前のような活躍を求めるのは酷だろう。
才能が次から次へと生まれてくる印象の
あるオランダだが、守備に秀でた若手の
話は聞こえてこない。
(攻撃に秀でたサイドバックは相変わらず量産しているが)
休養もばっちりの 23番ファン・デル・ファールトが
ロナルドを越える活躍を見せるだろう。
ポーランドといえばもはや20番のRoger Guerreiroしかいない。
かつてはセルタでプレーしたこの選手、
スペイン人以外ではマケレレとホジェールが
唯二の元セルタ選手だ。
在籍当時はブラジル人登録だったが
どうやらポーランド人だったらしい。
早く言ってくれれば外国人枠がひとつ減ったのに。
ポルトガルは有能な監督の下、
強固なディフェンスからのカウンターという
フェルナンド・メイラの市場価値がググッと上昇する、
あまり従来のポルトガルらしくない面白みにかけるものを
期待通りにやってきてくれるかもしれない。
フェリポンは勝利に徹することの出来る監督だ。
そんな勝利最優先の短期決戦、
18番ミゲウ・ベロゾの出番は
グループリーグの最終節くらいか。
ルーマニアは背番号10のムトゥが全て、ではない。
決してない。
「粒ぞろい」のルーマニアの八強入りは
現実味のある話だ。
ロシアは13番のポブレブニャクが
ミュラー以来の「13番」になれる可能性を秘めている。
大活躍のシーズンを最後まで輝いたまま終わらせられるか。
スペイン代表の2010年のメンバーに
8番チャヴィの姿がある保証はない。
念のため彼のプレーを目に焼き付けておこう。
7ではなく17番
ヘンリク・ラルソンはクラブでつけているのと
同じ背番号を選んだ。
世界で最も心強い背番号17番だ。
スイスのグループリーグ突破は確実と思われる。
背番号5番のリヒトシュタイナーが崩壊しなければ
4得点1失点くらいでベスト8入りはできるだろう。
フェネルバフチェとガラタサライにブンデスを混ぜた
この国は今大会でも一味違った活躍を
見せてくれるはずだ。
10番を背負うのはGökdeniz Karadeniz
170cmに満たない10番は今大会で
彼とオランダの10番だけだ。
低重心からの力強いドリブルは
フィーゴのいない今大会の大きな華になるだろう。
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