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Derreter

2017-10-29 | Copa


The Final: England v Spain – FIFA U-17 World Cup

Inglaterra:
Curtis Anderson, George (Gallagher 87´), Marc Guehi, Jonathan Panzo, Philip Foden, Tashan Oakley (Gomes 90´), Rhian Brewster, Callum Hudson, Joel Latibeaudiere, Steven Sessegnon y Morgan Gibbs (Kirby 81´)
​Seleccionador: Steve Cooper

España:
Álvaro Fernández, Jaume Mate, Juan Miranda, Hugo Guillamón, Víctor Chust, Antonio Blanco (Carlos Beitia 82´) , Ferran Torres, Moha (Nacho Díaz 85´), Abel Ruiz, César Gelabert (Lara 72') y Sergio Gómez.
​Seleccionador: Santi Denia


緒戦;ブラジル戦におけるDiego Pampínのプレーについて
いつくかのメディアは
関わった、と直接的な表現でもって指摘していた。
被った2失点のうちの2失点に関わる。
被った5失点のうちの3失点に関わる。
前者はときに標的になり,
後者はスライスされ,
どこかへ吹き飛ばされて消えていく。

インドで開催されていた17歳以下の選手たちであらそわれる
ワールドカップはイングランド代表の初優勝で幕を下ろしている。
決勝戦としては,大会史上もっとも得点が入った一戦だろう
沢山ゴールが決まるということは
おおよその場合、悪いことではない。
敗れはしたものの,スペイン代表は2ゴールしていた。
バルベルデ監督やシメオネ監督、
モウリーニョ監督が率いるチームであれば安全といわれる得点数だ。
すくなくとも、これまでの経過を見た限りにおいては、
サンティ・デニア監督のチームにとっても
そうであったにちがいない。
相手が桁違いだったとも言える。

England come from behind to outclass Spain and win FIFA U17 World Cup
CRÓNICA | España alcanza el subcampeonato mundial peleando hasta el último minuto (5-2)

優勝した17歳以下のイングランド代表はおそらく、
あらゆる17歳以下の代表よりも強靭なチームだったに違いない。
7番を背負いマンチェスター・シティに所属する右ウィングの
Phil Fodenを新たなRaheem Sterlingと称することに意外さはすくない。
一方で逆サイド;左ウィングのCallum Hudson-Odoi
14番を背負うチェルシーに所属する選手だが,あらたなTiémoué Bakayokoと呼ばれることにもならないだろう。

Spain v England: Watch last-gasp Spain claim U17 title

スペイン代表の右サイドバック;Mateu Morey
イングランド代表の左ウィング;Callum Hudson-Odoi
春に行われたEURO U17の決勝戦でそれぞれゴールを決めている。
肩書きでいえばMateuもまたFCバルセロナに所属する、
選りすぐられた選手だ。
この試合に限れば、そのMateuが守備面で大々的に崩された。
同じ世代とは思えないほどに相手を圧倒するCallum Hudson-Odoiは
何の共通点もないが,Thierry Henryのようだった。
輪をかけて大げさにすれば、
まるでアンリがオーバーエイジ枠で出場しているような
段違いの迫力を見せていたように思われる。
Jean-Kévin AugustinやKylian Mbappéのように
早々にトップリーグで活躍する姿が見られるに違いない。

「U20につづき、U17でも優勝を飾ったイングランド代表には
黄金期が訪れる」
そういった断定はむずかしい。
まさしく黄金期を迎えつつあるベルギー代表が
U17やU20で優勝していれば断言は容易だったが,
U20で3位という以外に大きな見出しは見当たらなかった。
べつのところに力を注いでいたのかもしれない。※
今大会のイングランド代表はほとんどの代表を圧倒している。
文句の出ない堂々たる王者となった。
方針は即しているように思われる。

イングランド代表のカラム・ハドソン―オドイを
フランス代表のティエリ・アンリのようだったというのは
見当外れだ。
ただ、選手個人を離れ、方針という点から代表を見渡した場合には
その見え方もまた変わってくる。
代表が代表のようだ、ということであれば
すこしは芯に近づいているのかもしれない。

当然のように今大会にもアーセナルのスカウトが
目を光らせていたようだ。
ベンゲル監督の言葉はおおく正しい。
現在はチェルシーでプレーするCesc Fàbregas
若くしてアーセナルへ移籍した
Sergio Gómez動向にもまた,注目が集まる



Dante Rigoが率いたU17代表を失念していた。際立った代表は前大会で3位にはいっている。

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