2016/02/27◇目黒を散歩しました。
タイトルの写真は今回の散歩目的の一つ円融寺釈迦殿です。
今回、訪ねたところをご紹介します。
☆1.円融寺(えんゆうじ)
まず最初は円融寺です。
円融寺は天台宗の寺院で、寺伝では円仁により開かれたそうです。
中世には日蓮宗になったようですが、江戸時代に天台宗にもどりました。
境内の釈迦殿(しゃかでん)は室町時代の建立で国の重要文化財に指定されており、23区内の建造物では最古のものです。
【↓最寄り駅の東急目黒線西小山駅】
周囲に商店街が広がり、住みやすそうでした。
駅から立会川緑道にそっていくと円融寺があります。
【↓円融寺仁王門】
こちらも室町時代の建築と考えられますが、江戸時代に大規模な修理を受けていると考えられています。
【↓円融寺阿弥陀堂】
建物はあたらしいですが、なかなか立派です。
境内にはこのほか、中世の板碑(石でつくった卒塔婆)もあります。
☆2.碑文谷八幡宮(ひもんやはちまんぐう)
続いては、円融寺の近くにある碑文谷八幡宮です。
目黒区に碑文谷(ひもんや)という地名がありますが、この八幡宮の境内に
地名の由来となった、梵字を刻んだ石碑があります。
【↓碑文谷八幡宮】
☆3.祐天寺(ゆうてんじ)
祐天寺は浄土宗の寺院です。
増上寺の住職を務めた祐天上人の廟所として弟子の裕海上人が建立したそうです。
東急東横線祐天寺駅の名もこの寺からきています。
【↓祐天寺本堂】
☆4.目黒不動(めぐろふどう)
目黒不動は正式には瀧泉寺(りゅうせんじ)といい、天台宗の寺院です。
こちらも言い伝えでは円仁の開基だそうです。
江戸時代には富くじ(現在の宝くじのようなもの)が開かれ、門前町も栄えました。
今でも門前に商店街が続き、繁栄ぶりがわかります。
【↓目黒駅】
散歩のゴール地点目黒駅です。
いままであまり馴染みがありませんでした。