す~ぱ~☆主婦目指してますねん

とある主婦の元気に楽しく更年期を吹き飛ばす日々

涙がとまりません・・・

2006年02月20日 | つれづれなるままに・・・
今朝の新聞。
幼児虐待で殺人容疑の罪に問われている両親の記事。
読んでいるうちに悲しくてやるせなくて涙がとまらなくなってしまいました。
これから先は、ちょっと辛いお話なので、今そういう話を読みたくない方は読まないで下さいね。

産まれた時からほとんどを児童養護施設で過ごし、ようやく両親と一緒に暮らせるようになった碧ちゃん。
両親とも数回しか会ったことないけど、お母さんと一緒に帰れるのがどんなに嬉しかったことでしょう。
「おうちに帰れる」
碧ちゃんはうれしそうに言って、施設をお母さんと一緒に出たそうです。
その1ヶ月半後、碧ちゃんは冷水の入った浴槽の中で3歳半という短い生涯を終えました。

子どもだから大人だからというのではなく、皆痛みもあるし、つらさもあるし、寂しさも悲しみもあります。
ただ、子どもには経験が少ないから、疑ったり逃げたり裏切ったりというようなことはできません。目の前におかれた状況をありのままにしか受け入れられないんです。
そして、誰よりもお母さんが大好きです。お母さんしかいないんです。
どんなに痛くても冷たくても、お母さんのそばがいいんですよね。
冷たい水の中で、「ここで待ってたらきっとお母さんがきてくれる」って思っていたに違いありません。ずっとずっと待ってたんだと思います。

「おうちに帰れる」
うれしそうにお母さんの手をぎゅっとにぎりしめた碧ちゃんを思うと、涙がとまりません。

育児は大変です。
子どもは泣いたり言うことをきかなかったり、時にはイライラすることもあります。
でも、子どもにはお母さんしかいないし、小さい頃は訴える手段が「泣く」ことだけなんですよね。
どうして泣いてるのかを考えて子どもがうまくやっていけるよう導いてあげることが大切だと思うし、お母さんの役割じゃないでしょうか。
「しつけ」は「虐待」とは違います。
大人にもしないことを子どもにするのは「しつけ」じゃないと思います。

碧ちゃんが今度産まれてくる時、愛情いっぱいのお母さんのもとに産まれてきますように。

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